夕日に映える黄金崎と西伊豆の穴場「黄金崎海水浴場」・「黄金崎キャンプ場」
2013-06-29T18:00:00+09:00 2013/06/29
黄金崎(こがねざき)は宇久須を過ぎたあたりの右側を奥に行ったところにあります。
ここは夕日が海に落ちる頃になると、海岸に面した岸壁が黄金色に染まることからその名が付けられましたす。
そして昭和63年には静岡県の天然記念物に指定されています。
黄金崎の岸壁の地層は海底火山の噴出物らしく、それが温泉水や地熱の作用によって崖の成分が変質・変色したものだといわれます。
ここは宇久須の町を過ぎたところにある「黄金崎トンネル」手前の交差点を右折し、しばらく行ったところにあります。入口付近には「黄金崎クリスタルパーク」というガラス美術館がありますからすぐ分かります。
海水浴場は黄金崎の先端より少し手前に「根合駐車場」から海岸に下りたところにあります。
また、海岸まで下りる道沿いにはキャンプ場もありますのでアウトドアをしながら海水浴も楽しむことも可能です。
「黄金崎海水浴場」・「黄金崎キャンプ場」・メニュー
- 「黄金崎海水浴場」・「黄金崎キャンプ場」の場所・行き方
- 海岸へは私有地を抜けていく
- 黄金崎海水浴場の概要
- 黄金崎キャンプ場は私有地の中にある
- 西伊豆一の夕日スポット・黄金崎
- 三島由紀夫文学碑と航海王「伊豆の伊三郎」の像
- 詳細情報・関連記事
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「黄金崎海水浴場」・「黄金崎キャンプ場」の場所・行き方
136号線を南下していくと宇久須のはずれに案内標識が見えてきますから、そこを右折します。
写真はクリックで拡大されます。
途中に根合駐車場がありますからそこに車を停めます。
ここは夏になるともしかしたら有料になるかも知れません。
その他の時期は無料です。
駐車場の脇には、付近の観光情報を記した看板が立てられているのですぐ分かると思います。
海岸へは私有地を抜けていく
駐車場の奥に海岸に下りる道があり、途中から私有地になっており車での通行は禁止されています。
右の道を下ると海岸に直接下りれます。
左はキャンプ場になっていますが、そこからも海岸へ続く道が作られています。
黄金崎海水浴場の概要
海岸は100m位ですからあまり大きな海水浴場ではありません。
ただ水質は良く、透明度は抜群です。両側は岩場になっていますから磯遊びもできます。
ここの海岸は「願愛海岸(ねあいかいがん)」といい、その昔黄金崎に住んでいた「娘波美(なみ)」という海女さんと宇久須村の漁師の青年「清吉」との恋物語があった場所です。
願愛海岸は地図上では「根合海岸」になっています。これは願愛(ねあい)が根合になったかその逆かも知れません。
今ではここにある「黄金神社」に小石(恋の石)に好きな人の名前を書いてそなえることで恋の成就を叶えてくれるとされています。・・・ただし女性のみです。
- トイレ・・・あり(無料)
- シャワー・・・冷水(無料)
- 更衣室・脱衣所・・・なし
- 海の家・・・なし
- 監視所・遊泳時間・・・9:00~17:00
- 飲食・売店・・・なし
海開き・遊泳期間についてはページ下の詳細情報でご確認ください。
下は村営のトイレ。
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黄金崎キャンプ場は私有地の中にある
海岸へ下りる途中に看板が出ています。
ここはテントサイトが26位とコテージが3棟が作られています。
コテージは全部で10部屋程あり、テレビや冷蔵庫、ウォシュレット付きトイレ、バス(お風呂)、洗濯機、エアコン、ベット(2つ)が完備されています。
尚、コテージでの食事は専用テラスと表の屋根付きのスペースです。
料金は宿泊場所や時期、年齢によって細かく分けられています。
詳細はページ下の詳細情報でご覧下さい。
西伊豆一の夕日スポット・黄金崎
黄金崎は根合い駐車場から少し行った所にあります。
岬全体が公園になっていて、専用の駐車場や展望台、崖の頂上まで続いている遊歩道、売店等が整備されています。
ここが夕暮れには海に沈む夕日で岩肌が黄金に輝くのです。
黄金崎の岩肌と駿河湾を一望できる展望所。
展望所のテラスはこんなかんじ。
左には沖磯が見えます。この辺も小下田の磯に入ります。
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「こがねすと」という無料休憩施設及びカフェ。平成25年4月にオープンしています。
西伊豆の特産品ところてん等とケーキ・ソフトクリーム・ガラス製品を販売しています。
定休日は火曜日、営業時間はAM9:00~17:00です。
三島由紀夫文学碑と航海王「伊豆の伊三郎」の像
三島由紀夫文学碑は公園の先端付近にあります。
三島由紀夫は旧賀茂村安良里地区に長く滞在し、そこで小説「獣の戯れ」を執筆したそうです。
その際良く来たのがここ黄金崎で、こよなく黄金崎を気に入っていたそうです。
ここにある記念碑には、沼津港から定期船に乗り黄金崎の断崖の下を通過する際に見た景観を描写していている小説の一部が刻まれています。
航海王「伊豆の伊三郎」の像
この人は、幕末の頃ロシア海兵隊員から重帆船の操作を学び、後に軍艦「旭丸(あさひまる)」の航海長に抜擢されたという郷土の英雄です。
黄金崎公園の突端に建てられています。