安倍峠の紅葉と「鯉ヶ滝(恋仇)」・「阿倍の大滝」へ行くもう一つの道!!
2013-11-21T18:00:15+09:00 2013/11/21
梅ヶ島温泉から山梨県の身延町に抜けることができる峠があります。
「安倍峠」と言われる林道で見晴らしの良さと紅葉が見事。
その昔梅ヶ島温泉の近くには金山があったということで、甲斐の武将「武田信玄」が金を運んだ道だと言われています。
今は山梨県側で崖崩れがあったようで、県境付近で通行止めになっています。
ただ、そこまでは舗装された道が整備されていますから車で行くこともできます。
安倍峠の紅葉と「鯉ヶ滝(恋仇」・メニュー
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安倍峠の入口
梅ヶ島温泉街のちょうど中ほどに案内標識が建っています。
ここを右折すれば一本道ですから特に迷うことはありません。
写真はクリックで拡大します。
山梨県側からは52号線から少し入った「大城」地区に入口があります。
拡大地図で見ると山梨県側の道の険しさが良く分かります。
しかも山梨県側は舗装されていないらしい。
峠の紅葉
もみじやかえで、どうだんつつじ、銀杏などは人工的に植えられているものが多いのですが、当然のごとく峠の紅葉は大自然のものそのまま。
楢やブナ等の広葉樹もきれいに色付き、まるで色とりどりの絵の具で描いたようです。
よくしたもので上に登るにつれ落葉が始まり、山が廃墟のようになっています。
紅葉の見頃は10月中旬から11月下旬頃まででしょう。
この付近は10月中旬から色付き始めると思われます。
この辺から少し行った所が県境です。
県境の休憩所
左下の写真、ガードレールが途絶えた辺に県境のゲートがされています。
崖崩れで通行止めになっていないとしても、冬季は封鎖されます。
ちなみに、現在開通の見通しはたっていないそうです。
道の左側が駐車スペースになっており、トイレが造られていました。
八紘嶺、安倍峠のハイキングコースの案内看板もありました。
ここが入口になっているみたいです。
「八紘嶺(はっこうれい)」とは、山梨県と静岡県の県境に位置する山で標高は約1,900m。
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峠の途中にある「鯉ヶ滝(恋仇」
梅ヶ島のもう1つの名所は「梅ヶ島七滝」。
この鯉ヶ滝の他に、「藤代の滝」「宝月の滝」「赤水の滝」「温泉湯滝」「安倍の大滝」「三段の滝」があります。
河津七滝のように観光化されていないので見つけにくいですし、又行くのに困難な道になっているところもあります。
伝説と言うか昔話みたいなものの説明が看板にありました。
簡単に言うと、原因はともかく三角関係の恋のもつれからくるトラブルでこの滝が使われ、結局はみんな死んでしまったそうです。
最後には本来の恋人同士が緋鯉と真鯉になって滝に住んだということらしい。・・・良くありがちな伝説ですが、上手く当て字を使っている所があまりにもわざとらしい。
名瀑 「安倍の大滝」へ下りるもう一つの入口
梅ヶ島七滝の中でも「安倍の大滝」は最も大きく雄大な滝。そして最も有名な滝です。
街道沿いには特別目立つ案内看板はありませんし、渓流の奥にあるためそこまで行くのも簡単ではありません。
そんな安倍の大滝は梅ヶ島温泉の入口付近から向かうのですが、この峠からも行くことができます。
道の脇を気を付けて見ていくと、温泉街から恐らく3・4km登った所に小さな看板が出ています。
この看板から0,5km下りれば滝に行けるようです。
看板の後ろに獣も通りそうにない急な坂道がありました。
どうやらここが滝への入口みたいですね(汗・・・興味がある方は行って見て下さい。