富士山の眺望は伊豆で一番「だるま山高原レストハウス」
2013-08-17T10:00:47+09:00 2013/08/17
世界文化遺産富士山のビューポイントは静岡・山梨にそれこそ数え切れないほどあります。
今回行ったのはその中でもちょっと変わった場所。伊豆半島の「だるま山高原レストハウス」。
ここは西伊豆にある標高982mの山、「だるま山」に行く途中にある展望レストランです。
所在地は伊豆市大沢というところで、沼津市と伊豆市の境界付近にあります。
晴れた日は目の前に西伊豆の海岸線と駿河湾の全景が広がり、箱根、南アルプス、そして富士山の裾野のほうまで見渡すことができるという伊豆で一番のビュースポットです。
入口には「富士山の眺望日本一」と書かれた看板が出ていますが、ここで撮影されたパノラマ写真が「日本一の富士の展望台」して、1931年に開催されたニューヨーク万国博に出品した際大絶賛されたそうです。
「だるま山レストハウス」・メニュー
- 「だるま山高原レストハウス」の場所・アクセス
- 峠の途中にある「瞽女(ごぜ)観音」と展望所
- 「だるま山高原レストハウス」からの眺望
- だるま山高原ロッジ
- 「きよせの森」
- だるま山高原オリジナル「黒米ソフト」
- 詳細情報・関連記事
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「だるま山高原レストハウス」の場所・アクセス
地図ではこの場所になります。
18号線にありますから中伊豆からは修善寺、西伊豆からは戸田から行けば道沿いにあります。
私たちが行ったのは沼津市古宇から登る127号線。峠の途中から18号線に合流しています。
峠の途中にある「瞽女(ごぜ)観音」と展望所
ここは18号線(修善寺戸田線)の中腹です。
昔は三味線をひき、歌と踊りを披露する盲目の旅芸人を「ごぜ」といったそうです。
この人たちの一行が、この峠越えをする際、大雪に遭い凍え死んでしまいました。
それを発見した村人が、一夜を楽しませてくれた「ごぜ」さんを哀れに思い、ここに亡骸をねんごろに葬ったそうです。
そして旅人の安全を祈願して「瞽女(ごぜ)観音」を祭ったと言われます。
芸事が上達するとして芸能人の振興が厚いと書かれています。
写真はクリックで拡大します。
展望所
観音様の裏側には展望所が造られていました。
多少ガスがかかっていますが見晴らしは最高ですね。
戸田の集落が一望できました。
付近は「戸田生活環境保全林」になっているという看板が立てられていました。
生活環境保全林とは、森林の持つ特性を十分に発揮させるために整備された森林のこと。
森林浴や自然探索等ができます。
少し行ったところに駐車スペースがありました。
「霧香峠(むこうとうげ)」という看板が出ていましたが、これは戸田と伊豆市を結ぶ「戸田峠」の愛称です。
駐車場の奥にスズメバチの巣があったのですぐ立ち去りました。
「だるま山高原レストハウス」からの眺望
戸田方面から行くと、峠の頂上から少し修善寺方面に下がったところにあります。
入口はこんなかんじ。
駐車場には立派なトイレが完備されていました。
建物の裏側が展望所です。
レストランで注文したものを展望テラスで食べることもできます。
ここにもジオパークの看板。「中伊豆北エリア・達磨山ジオサイト」。
中からの眺めも最高です・・・晴れていれば。
壁にはここから見える富士山の写真が飾られていました。
ニューヨーク万博に出品した写真です。
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登ってくるときはそれほどでもなかったのですが、展望所から見る景色は真っ白。
どうやらこの時期は午後近くになるとこのようにガスがかかってしまうらしいです。
それでも眺望がいいことだけは分かりました。
だるま山高原ロッジ
近くにログハウス風のロッジがありました。
棟数は6棟。定員は5名です。
キッチン、食器、ベッド、寝具、テレビ、エアコンなど完備されており、1泊15000円です。
「きよせの森」
ここはレストハウスの前にある「生活環境保全林。
83種、18000本あまりの樹木が植えられているそうです。野鳥の森、くぬぎの森、ツバキの森などに分かれていますが、表示がないので地図を見ながら確認したほうが良いみたいですよ。
だるま山高原オリジナル「黒米ソフト」
黒米は修善寺の特産物らしいですね。
バニラに黒米の粉を後から振り掛けただけのソフトクリーム。350円だったと思います?
味は「忠ちゃん牧場」のバニラと変わりませんね。・・・もしかして製造業者が一緒かな?
詳細情報・関連記事
- だるま山高原レストハウス情報
- だるま山高原ロッジ情報
- だるま山キャンプ場情報(レストハウス近くにあるキャンプ場・オートキャンプも有り)