富士山周辺の桜の名所・富士宮市「大石寺」場所と桜の見頃
2014-04-06T18:20:11+09:00 2014/04/06
「大石寺(たいせきじ)」は日蓮正宗の総本山ですが、桜の名所としても有名です。
広大な敷地の中には、重要文化財に指定されている「五重塔」や県指定の文化財「御影堂」や「三門」、等の数々の建物。
他に数百から数千人をも収容できるという巨大な坊舎や登山信徒の宿坊、広大な日本庭園、等々。
かつては日蓮正宗内部の宗教法人格を持たない法華講「創価学会」が寄贈した建物もあったのですが、1991年(平成3年)に創価学会は破門となり、その一部は解体されたようです。
当時は独特の雰囲気がある異空間でしたが、今もその様相はそれほど変化は無く、信徒でない人間にとってはまるで別の国にでも来たと思わせるような空気を漂わせています。
しかし桜は見事です。
敷地内の参道や通路の脇には数え切れないほどの桜の古木があり、4月の上旬頃から中旬にかけて鮮やかに咲き乱れます。
また、総門南側の敷地にも桜の森とも言えるほどの広いスペースがあり、多くの花見客で賑わいを見せています。
境内にはソメイヨシノ約5000本、シダレザクラ約150本が咲いています。
尚、平日は見学可能ですが、毎年4月6日・7日は大法会が予定されているので境内に入ることはできないようです。
富士宮市「大石寺」場所と桜の見頃・メニュー
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「大石寺」場所・アクセス
所在地は静岡県富士宮市上条2057。地図では下の位置です。
途中までは「狩宿の下馬桜」への行き方と一緒です。
139号線から「北山インター」に入り、469号線を直進すれば右側に見えてきます。
写真はクリックで拡大。
左下は巨大な坊舎。右下の写真は「三門」です。
三門からニ天門までのみごとな桜
境内図を見るとちょうどここは中央付近になります。
桜は道の両側に近等に立ち並んでいます。どの桜も見事に咲いていました。
道沿いにある建物は信徒を宿泊させる宿坊らしい?!
法祥園の桜
ニ天門の手前、右側に「法祥園・明鏡池」という日本庭園がありました。
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恐らく専門の庭師により素晴らしく整備されているのでしょう。
天気に恵まれれば富士山まで見渡すことができます。
ここでは、池と富士山をバックに多くの人が記念写真を撮っていましたよ。
「御影堂」と枝垂桜(しだれざくら)
二天門を抜けると見事な枝垂桜が咲いていました。桜並木はここで終わります。
後ろに見えるのが「御影堂」。
大石寺で現存する最古の建造物として静岡県の有形文化財に指定されています。
「総門」前の桜
総門は最も南に位置します。外側には数え切れないほどの桜が満開を向かえていました。
多分ここは一般の人も自由に立入ができるようで、多くの人が花見を楽しんでいました。