桜えびの町静岡県清水区「由比港」堤防・岸壁の釣り
2014-07-21T18:00:11+09:00 2014/07/21
由比漁港は「桜えび」漁の基地として知られています。
桜えびは深海に生息する小型のえび。
駿河湾でしか漁獲対象になっていません。
漁港内では期間限定で桜えびのかき揚げや釜揚げ等を利用したメニューが食べられる食堂や、関連商品を扱う直売所が併設されています。
毎年5月3日には桜えび祭りが開催され、多くの観光客で賑わいます。
由比港は沖側を埋め立て漁協が新設されました。
堤防もかつてのものより、かなり長く沖側に造られました。
ここは昔からアジやサバ、カマス、コハダ等の小型回遊魚が釣れる場所として子供連れのファミリーに人気がある港です。
また、クロダイやイシダイも釣れる事でも知られていました。
ただ、新堤防が沖に造られたことで潮の流れが変わり、内側の旧堤防のほうは今一釣果が上がらないようです。
新堤防の表側が最も良いポイントなのですが、壁が高く上ることは難しい。
上るには脚立を持参するか、誰かがロープを垂らしているときに使わしてもらうしか無さそうです。
「由比港」堤防・岸壁の釣り・メニュー
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「由比港」の場所・アクセス
地図では下の位置です。
沼津・富士方面からでは、国道1号線(富士・由比バイパス)を西に向かうと蒲原入口から1km程行った所に「由比漁港」入口の交差点が見えてきます。
左折すると漁港です。
写真はクリックで拡大。
港入口から200m程行った右側にあるのが食堂「浜のかきあげや」。
土日やGW等は大勢の観光客で賑わいます。
右下はかつて漁協があった付近。
今は沖側に新設されています。
「由比港」の釣り・ポイント
漁協前付近
左下は漁協の横に造られた短い突堤。
先端に居た釣り人はエギでアオリイカ狙いです。
伊豆の堤防程ではないですが、この由比港でもたまにアオリが釣れます。
右下は漁協前の岸壁。
水温が上がれば奥の方で小型回遊魚が釣れます。
旧堤防
漁協の東側から上れます。(左下)
旧堤防は釣り人はまばらです。
かつては、ほぼ通年釣り客が絶えることはなかった場所です。
昔はアジ、サバ、ソーダ鰹などの回遊魚の他、投げつりでキス。
クロダイ、イシダイ、なんかもカゴ釣りで釣れました。
内側の一段下がった足場。ここは団子釣りでクロダイの好ポイントでした。(左下)
対岸にも昔からある堤防が出ています。
港入口、左から行くことができます。
以前は周辺のテトラでクロダイ、カサゴ、堤防先端ではメバル等が釣れた場所です。
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新堤防
最も沖側に位置する新堤防。長さは約500m?!
駐車スペースは十分にあるのですが、先端に行くには歩いて行かなければなりません。
堤防内側先端付近に突堤が造られています。
ほとんどの人が回遊魚狙い。
コハダやサバ等が釣れていました。
内側一帯では団子でクロダイも狙えます。
上段には右下の壁を登ることになります。高さは約5m。
この日も上段白灯台付近には何人かの釣り人の姿が見えました。(左下)
ここに登るには脚立を持参するか、内側先端付近(右下)から上段に設置されてる構造物にロープを掛けるしか方法はないようです。
一度登ったことがありますが、上段の外側は内側に比べ潮も効くし、テトラも入っているので魚影は濃い。
カゴ釣りやルアーで回遊魚の他、メジナ、投げ釣りでキス等が狙い目です。