潮通し良く多彩な魚が釣れる東伊豆「網代港」堤防・岸壁の釣り・ポイント
2014-05-16T18:00:15+09:00 2014/05/16
網代港は熱海市の最南部に位置する規模の大きな漁港。
漁業も盛んで温泉地帯でもある。
特に水揚げ量が多いのは回遊魚のアジ。「アジの姿造り」はここが発祥とも言われているほどです。
また、獲れたてのアジを干物にして売る店も多く、網代には干物屋さんが30軒ちかく営業しているようだ。
そのため「干物銀座」とも呼ばれているらしい。
ここ網代港には幾つかの堤防、岸壁で魚釣りができます。
過去にはマナーが悪い釣り人が多いため、漁業関係者とトラブルもあったようで、堤防の入口には「釣り禁止」の立て看板が出ている場所もあります。・・・ただ、地元の人に聞くと、特に問題ないとのこと。
港が広いので堤防も数多く、足場も広い。近くにはトイレや駐車スペースがあるところもある。
長い堤防の先端付近は潮通しも良いので四季により様々な魚が狙えます。
ベテランをはじめ初心者やファミリーにも適した場所ではないでしょうか。
GWや特に夏休みには家族連れや民宿の宿泊客などで賑わう釣り場の一つだと思います。
「網代港」堤防・岸壁の釣り・ポイント・メニュー
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「網代港」の場所・アクセス
熱海市の南端。網代湾の東側がほとんど港です。
地図では下の位置。
135号線を下多賀方面から南下すると港の入口が見えてきます。
「釣堀・太公望」の看板を目印にすると良いでしょう。
写真はクリックで拡大。
港に入ると左右に道が別れます。
堤防は両方にあります。
西側堤防・岸壁のポイント・狙える魚
ここには岸壁の後ろに駐車場があります。
沖側に伸びている堤防は約70m位。
先端に釣り人が何人かいました。
外側で投げ釣り、内側でふかせ釣り。
釣果には恵まれなかったようです。
外側はキス。内側が水温が上がれば、アジやサバ、カマス、イワシ等の回遊魚が釣れます。
また、昔は秋口に春先生まれたアオリイカがけっこう見えていましたから、アオリ狙いも面白いかも知れません。
東側の中ほどには小堤防が2箇所ある
東側に行くと小堤防が2箇所あります。
手前の堤防は比較的長い。
入口には「釣り禁止」の看板が出ていました。
短いといっても50m位はあるでしょうか?
広いので足場も良い。
先端付近にはアオリイカの墨跡が残っていました。
先端付近はそこそこ潮も通しそうなので夏場は回遊魚も面白いと思います。
右側にある短い堤防
東側にある3本の堤防のうちここは真ん中。
この中では一番短い。
入口には関係者以外立入禁止の看板があったのだが、入ってみた。
やはり先端付近に行くと墨跡だらけ。
特に最先端の柵のに付いている墨跡はハンパナイ。
きっと柵が竿掛けにもなるので釣りもし易いのだと思います。
ここでもアオリイカの他、小型回遊魚が狙えると思いますよ。
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最も東側にある長い堤防のポイント・狙える魚
ここが一番人気の堤防だろう。
先端までは100m位はありそうだ。
又足場も良い。
入口には「立入禁止」「釣り禁止」の看板が出ているが、みんな入っているらしい。
先端には白灯台がありました。
かなりの広さで足場は抜群に良い。
先端付近にはここにもアオリイカの墨が残っていました。
ここでは夏から秋にかけてカゴ釣りでソーダ鰹やイナダ(ワカシ)、シイラ、アジ、サバ、などの回遊魚の他に黒鯛やメジナなども釣れるとのこと。
ウスバハギが回って来た時は団子に釣り針を埋め込むという釣り方が良い。
堤防の上に上れるはしごが何ヶ所かありました。
しかし、風が強い日は止めたほうがいい。
どっち向きの風でもまともに当たります。
上ってみました。この上が最高のポイントらしい。
おびただしいほどのアオリイカの墨跡がありましたよ。(左下)
また、外側のテトラではカサゴやムラゾイも狙えると思います。
右下の写真は堤防入口の岸壁。
ここでもサビキやトリックでコアジやサバ、イワシなどが釣れます。
トイレ・駐車スペース
港のやや東側。短い堤防の裏あたりにトイレがあります。
専用の駐車場は見当たりませんでしたが、どうやら漁港内の道路に停めているようだ。
関係者の邪魔にならないよにしましょう。