熱海梅園「梅まつり」の見頃と開花状況・平日でも駐車場は一杯だった!!
2014-02-18T18:00:34+09:00 2014/02/18
熱海の梅祭りに行って見ました。
かなり昔に一回行ったことがあるのですが、その時はまだ時期が早く梅の花はそれほど印象には残っていません。
しかし今は丁度見頃でした。まだ、2月一杯は十分楽しめると思います。
熱海梅園は熱海市の西側、山の中腹に位置します。
ここには、樹齢100年を超える梅の古木を含め58品種・464本の梅ノ木が広大な園の奥まで所狭しと植えられています。
熱海梅園は最近では秋に紅葉まつりが行われたとき、近くを通ったので夜のライトアップを見に来た以来です。
もみじの木も立派なものが数多くありましたが、本来は梅園。さすがに梅の数と種類はハンパない!!
梅祭りは毎年1月中旬頃から3月の初旬にかけて開催されます。
約2ヶ月もの間祭りが続けられるのは、植えられている梅が早咲き、中咲き、遅咲きのものがあるため、順番に開花していくからなのです。
期間中は特産品などを販売する露天や、無料の足湯、各種のイベント、等が楽しめます。
熱海は東伊豆きっての一大温泉リゾート地であり観光地です。
そのため平日であっても、祭りの期間中はかなりの混雑です。もし土日祝日に行くのであれば、宿泊するか電車などを利用したほうかも良いかもしれませんね。
熱海梅園「梅まつり」の見頃と開花状況・メニュー
- 熱海梅園の場所と駐車場付近の早咲きの桜
- 梅園の入口と入園料
- いろいろな露天
- 梅は見頃、真っ只中!!
- 猿回しと記念撮影
- 中山晋平記念館
- 韓国庭園と無料足湯
- 澤田政廣記念美術館
- 滝の中の洞窟
- 関連記事・参照先
スポンサーリンク
熱海梅園の場所と駐車場付近の早咲きの桜
梅園の広さは約4,4ha。
街の西側斜面に位置し、県道11号線(熱海街道)沿いにあります。
熱海街道(国道11号)沿いに「梅園前」という交差点があります。ここを入ると熱海梅園の入口です。
駐車場はそのまま200m程走ると案内標識が出ているのですぐ分かります。
料金は普通車600円。バイク(二輪車)300円。マイクロバス1500円。
また、土日祝日は無料のシャトルバスやシャトルタクシーも出ていますので、そちらも利用できます。
写真はクリックで拡大します。
駐車場の入口付近に桜が咲いていました。
これも早咲きで知られる「河津桜」なのでしょうか?!・・・それにしても早い、既にほぼ満開です。
そこで、駐車場の管理人に聞いてみたところ「熱海桜」とのこと。
調べて見ると、この桜はインド原産の寒桜の一種で、毎年1月上旬~2月にかけて咲くそうです。
市内のあちこちに植栽されており、糸川遊歩道では1月の中旬から2月中旬までの1ヶ月間、「桜まつり」が開催されます。熱海芸妓衆の踊りや歌謡ショー、桜茶無料サービス、夜は桜のライトアップもあるそうです。
梅園の入口と入園料
料金は下記のようになります。
- 一般・・・300円
- 11名以上(団体割引)・・・200円
- 熱海市内宿泊者(予約表や領収証等を提示)・・・100円
- 熱海市民(住所がわかるもの、または熱海市民施設利用証を提示)・・・100円
障害者は園の入口で乗降りできるという配慮がなされていました。
これが発券所。
一般と宿泊者・熱海市民は分かれています。
入口の壁側には祭りのスケジュールと梅園の案内看板が設置されています。
これに一通り目を通してから入ったほうがいいかも知れませんね。
改札を入ると手荷物預かり所やコインロッカーがあります。
手荷物預かり所はコインロッカーに入らないものを預かってくれます。
スポンサーリンク
伊豆半島で開催されるイベントのパンフレットを無料で配布していました。
この時期は河津桜も開花するのでその祭りも行われています。
ビニールハウスみたいなものは休憩所だと思います。
平日の午後でもこれくらい人が入って来ています。
いろいろな露天
たくさんの露天が出ていました。その一部は以下のようなお店です。
つるし雛のお土産と、「梅に鶯」にもじって鶯の声が出る笛を売っていた。(左下)
右下は伊豆の特産「ぐり茶」。静岡中部方面で売っているものとはちがうみたいですよ?!
これは熱海郵便局臨時出張所。
いろんな切手も販売されていました。
時々蒸気みたいな白い煙を勢い良く出す機械。・・・どうやら栗を焼く機械みたいです。
その横には甘酒やスルメイカの一夜干しなども売っていました。
梅は見頃、真っ只中!!
ちょうど見頃でした。
全ての梅ノ木に品種名が書いた名札が付けられています。
園内のちょうど真ん中位にイベント会場らしきスペースがあります。
中央で行われようとしているのは大道芸。おそらくジャグリングかなんかを始めるのでしょう?
スポンサーリンク
下の写真が最も見晴らしが良い場所。
梅園の奥の方に上に登る道があります。
猿回しと記念撮影
丘に上がると猿回しがいました。
芸は終わった後でしたが、頼めばサルと記念撮影ができますよ。
中山晋平記念館
中山晋平(なかやましんぺい)という人は長野県出身の作曲家。
童話や流行歌、新民謡、校歌、社歌等、1700曲以上を残しています。良く知られているものでは、「背くらべ」や「シャボン玉」「てるてる坊主」「東京音頭」等。
どうして熱海に記念館があるのかというと、第2次世界大戦の戦局が悪化しだした1944年に熱海の西山町に疎開したらしい。
それをここに移築して遺品と共に展示・保存しているようです。
特に興味は無いので私は入りませんでしたが、入館料は無料となっています。
韓国庭園と無料足湯
中山晋平記念館の奥のほうに「韓国庭園」があります。
恐らく昔の韓国の中流階級の暮らしぶりを再現した建物ではないかと思います。
韓国庭園は、平成12年(2000)9月に当時の森首相と金大中大統領との日韓首脳会談が熱海で行われた際に、 熱海梅園を訪れ園内を散策し歓談され、日韓の友好の絆を深めた事を記念して、 日本と韓国の友好と世界平和が永久に続くようにと願い、 朝鮮時代の伝統様式と手法を取り入れた庭園を整備しました。・・・引用元:あたみニュース
ただ、今は「友好平和」と刻まれたこの碑が虚妄のように感じるのは私だけか・・・
列ができるほど人気があったのが「ほっとく」という韓国料理。
韓国では一般的な菓子料理で、甘い餡が入ったホットケーキみたいなものらしい。
その横で売っているのが「ちゃぷちぇ」。
春雨と野菜や肉等を入れ、甘辛く味付けした惣菜です。
韓国庭園の奥のほうに、期間限定で無料で入れる足湯がありました。
スポンサーリンク
タオルやハンカチがない人はここで100円でタオルを販売しています。
澤田政廣記念美術館
澤田政廣(さわだせいこう)という方は、文化勲章を受章したことがある彫刻家です。
熱海市の名誉市民となっていることで、ここに美術館が造られているのだと思います。
平成21年11月に「梅園橋(うめぞのばし)」が造られたので楽に行き来することができます。
祭りの期間中は無料で入ることができます。
建物はいかにも芸術家の作品を展示しているようなデザイン。
中は2階になっています。
下は作品の一部です。
スポンサーリンク
左下が澤田政廣さんの写真。横にあるのはこれまでの功績でしょう。
滝の中の洞窟
熱海梅園の名所「梅見の滝」です。
滝の中は洞窟のような通路があるので、滝の中を通ることができます。入口は向かって左側です。
中はまさしく洞窟。
3・4箇所外が見えるようになっており、滝の流れを裏側から見ることができるのです。
ただ、中は昼であってもそれほど明るくはありませんから十分足元は気をつけるようにしましょう。