田舎暮らしの人気移住地、最後は「千葉県」・・・その理由は?
2013-09-23T18:00:35+09:00 2013/09/23
千葉県もここ何年か移住したい県のベスト3に入っているようです。
千葉県は周りを海に囲まれた大きな半島を有する県です。
関東の南東部に位置します。
ここも温暖な気候を呈しており、特に南部のほうは黒潮の影響で冬でも霜さえ降りないほどの暖かさです。
千葉県が人気が出るのは、都心からもアクセスが良いということが挙げられるでしょう。
観光や自然環境の良さという面では、この3県はそれなりの特色があり人気があります。
しかし、アクセスの良さという面では千葉県だと思います。
それは、県北部が東京のベッドタウンになっていることでも伺えます。
また、東京湾アクアラインは神奈川県とを結んでいますので東海地方からも比較的行き易くなっています。
都心に近い環境にありながら観光地やリゾート地を数多く有しています。
積雪はほとんどないのでウインタースポーツは期待できません。
しかし、東京ディズニーリゾートを初めとして多くの観光名所やゴルフ場、海沿いは何処に行っても有ると言って良いほどの海水浴場の数、等々、何かしらで1年を通じて楽しむことができるでしょう。
田舎暮らしを望む移住者に東京ディズニーリゾートが有る事が影響しているとは思えませんが、退屈しない環境があるということは大切なことだと思います。
田舎暮らしの人気移住地「千葉県」・メニュー
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千葉県の場所と特色
地図ではこの位置。
ほとんどが半島(房総半島)になっており3方を海に囲まれています。
人口は約6,193,000人・面積は約5,156km²。
東京都、茨木県、埼玉県、アクアラインで神奈川と隣接しています。
気候区分は県内全域が太平洋側気候。これは静岡県と同様ですが、千葉県は海抜500m以上の山が無いという日本で唯一の県ですから、県全体の年間平気温では千葉県のほうが暖かいかもしれません。
ただ、一年中温暖であるかというとそれは南房総周辺に限ったことで、内陸部のほうはそれほどでもなく結構厳しい冬もあるようです。
内陸部の北部は東京埼玉と隣接しているため都心のベッドタウンとしての要素が強く、田舎暮らしを望むとしたら比較的のどかな雰囲気が残る県の南・東部地域となるでしょう。
千葉県は鉄道の数も多くアクセスも良いのですが、南部や九十九里浜方面に行くにつれその数は極端に少なくなります。
南房総を見ると内房線しかありませんからどうしても車は必要になります。
産業面では千葉県は全国有数の農業・漁業県、そして観光大県です。
落花生や大根、梨等が有名で、農産物全体の出荷額は全国でも3位(平成20年)。南房総では温暖な気候を生かして花の栽培が盛ん。その出荷額は全国2位。
過去の統計ですが、農家の数と農業従事者の数は全国7位。耕地面積は9位という数字があります。
漁業では黒潮と親潮が千葉県沖で交差しているため、豊かな漁場を形成しています。
様々な魚が水揚げされますが、中でもカタクチイワシやイセエビ等は全国1位の生産量を誇ります。
移住後の田舎暮らしで漁業に従事したいかどうかは分かりませんが、少なくとも農業とか家庭菜園を始めるには適した環境だと思います。
また、広大な海岸線を有しますから釣りやサーフィンを目的に移住を考える人も多いでしょう。
都会から近く、温暖な地域で趣味を叶えるとしたら千葉県は最適な場所かもしれません。
一時期は東日本大震災による地震や放射線漏れの影響も懸念されたかもしれませんが、今ではそれも沈静化している傾向にあるようです。
千葉県の移住促進制度
千葉県の公式ホームページ内に千葉県内にある市町村の移住支援制度が全て掲載されています。
ざっとみた感じ、住宅支援はほとんどの自治体で行われていますが、空き家情報(空き家バンク)は全体の3分の1程度しか設置されていないようです。
また、田舎暮らし体験を実施しているところもあるのですが、良く見ると市民農園を紹介しているだけに過ぎず、空き家や古民家を利用した宿泊できるような施設は整備されていないようです。
ただ、地域によってはNPO法人が移住相談を受け付けているところもあるようですから、独自の空き家情報や各種の支援状況等を問い合わせてみると良いかも知れません。
詳細はページ下の関連記事で・・・