西伊豆の玄関口、沼津市井田の沖磯・「井田七島」
2014-03-07T18:00:27+09:00 2014/03/07
伊豆半島一帯に沖磯は数多くあるのですが、西伊豆で最も入口に位置するのが「井田七島」。
読み方は「いだしちとう」ではなく「いたなじま」。早朝であれば沼津インターから1時間から1時間20分位で行けると思います。
以前は田方郡戸田村井田でしたが、平成17年(2005年)に沼津市に合併されています。
ここはダイビングポイントとしても知られており、砂浜は少ないですが海水浴も楽しめます。
以前「沼津市の穴場海水浴場「井田海岸」と煌きの丘から見る絶景」で紹介していますので参考にして下さい。
ここには、一の島、ニの島、三の島、四の島、仏の島、仏の地磯という渡船で行く釣り場があります。
対象魚は季節により、イシダイ、メジナ、真鯛、カワハギ、ブダイ、クロダイ、アオリイカ、青物(ソーダ鰹、イナダ)、等。
渡船宿は1軒、民宿もやっている「井戸丸」。
磯渡しの料金は駐車場の料金も含め3500円。他の地域は5000円ですから激安料金です。
また、伊豆では通常PM2時か3時までが釣り時間なのですが、ここは4時までと長いのも特徴です。
伊豆の沖磯の中では穴場的な場所の割にはアクセスも良く料金も安い、これで魚が釣れれば言うことはないのですが・・・
今回は西伊豆の玄関口沼津市の沖磯「井田七島」です。
沼津市や西伊豆で田舎暮らしをしながら釣りをしたい人や、磯釣りに興味がある方に多少でも参考になれば幸いです。
下の写真は井田の港と堤防。右に停泊しているのが「井戸丸」です。
ここの堤防は潮通しも良く釣り場としては有名です。季節により、ヤリイカ、アオリイカ、黒鯛、タカベ、青物等が釣れます。
ただ黒鯛は内側でも釣れますが、イカ等のシーズンになると常連がほぼ24時間先端の場所を占領しているので、場所取りにはかなり苦労します。
沼津市井田の沖磯・「井田七島」・メニュー
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井田村の場所とアクセス
行き方は幾つかありますが、沼津市街地からは414号線を、沼津インターからは136号線を南下し海岸沿いを走る17号線に出ます。
道なりに走ると大瀬崎を過ぎ、峠を下ると井田村です。
ここを右折して行くと民宿街が見えてきます。それを過ぎると海岸に出られます。
海岸には公衆トイレと駐車場が整備されています。
「井田七島」の写真
港を出て暫く走ると、遠くの方に小さい島、というか岩が幾つか見えます。あれが「井田七島」。
島は5つ。それと沈み根2つを合わせて「井田七島」というみたいですね。
釣り場は一の島、ニの島、三の島、四の島、仏の島、仏の地磯の6ヶ所ですから収容人数には限界があります。
そして、潮通しもいいですが風通しも良いので少しでも海が荒れると渡れません。
写真はクリックで拡大します。
「一の島」
最も沖側に位置するのが「一の島」。水深は1本半から遠投して2本位?!
行ったのは1月の下旬だったと思います。
潮通しは良いのですが、エサトリの数はすさまじい。エサトリの種類はスズメダイ、ネンブツダイ、フグ、タカベ等。最近多くなったのがタカベらしい。
右から「一の島」「二の島」「四の島」。
「三の島」
一の島、二の島、四の島、五の島は並んでいるのですが、裏側(北側)に一つだけあるのが三の島。
島は小さくはないのですが、足場は今一。東北の風がまともにあたるので寒い。
乗ってみましたが、ここも一の島同様エサトリだらけです。
スズメダイらしき黒く大きな群れは遠投しても、どこまでも付いて来ました。
下は港側の釣座。前方には他の島郡が見えます。
沖向き正面にはハエ根。裏側の北には大きな沈み根があります。
水深は正面で一本半(7・8m)程度。
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「二の島」
ここも比較的大きな岩です。港側に延びているので足場は悪くないですね。
北東の風もそれほど当りません。ただ、潮が北に行くと釣りづらいかも?!
左下は南向き(港側)の釣座。右下は北側の岩壁。
下は後ろから見た二の島。こちら側は頂上からしか竿は出せないと思います・
水深は一の島との水道側で5・6m位、四の島側は4・5mだったような気がします?!
エサトリは沖側の「一の島」との間までは多い(左下)。正面から陸側「四の島」にかけては気になるほどではなかったですね、この日は(右下)。
「四の島」・「五の島」
左下が四の島。低い磯ですが一人では十分なスペースがあるようでした。
水深は3~5m位だと思います。
ちなみに、エサトリは気になる程度ではなかったそうです。
陸側に見えるのが五の島。
凪が良ければ渡れそうですがかなり浅そうです。