悪天候が続きプランター栽培が失敗 今後失敗しないために農家の人たちを参考にする
2017-10-29T22:28:53+09:00 2017/10/29
最近雨が続き、台風もありで畑の整備ができ無い日が続いています。
プランター栽培のときはこの時、とても有利ですね。
移動ができるので雨の日は玄関に避難して整備したり、ベランダで育てている場合は、内側に寄せたできますから。
でも、畑はそうはいかないです。
雨で土はべちょべちょになっているし、手袋をしても泥が染みてきますから、雑草抜きだって正直やる気がなくなります。
でも、誰だってこんな風に悪天候が続くなんてわかりませんから、仕方がないと思って、雨の中整備するか、諦めて他の野菜を育てる事にするかです。
私は、時と場合にもよりますが、大体後者です。
理由は、雨の中整備して、絶対に育つという確信がないからです。
一生懸命雨の中整備して、根腐れとかで芽が死んだら、ショックですから。
だったら、諦めて新しい種を買って育てたほうが、建設的に思っています。
ところで、菜園のプロ、農家の人たちはどうしているのでしょうか?
私達のように、趣味でやっている菜園と違って、生活や未来がかかっていますから、生半可な対応はしていないでしょう。
という、わけで今回は、農家の人たちが悪天候の時、どうやって野菜を育てているか、また、収穫が少なかった時はどうしいるかを話したいと思います。
そして、その事から私たちに出来そうな事考えてみたり、実践できそうなのは、実践したいと思います。
プロの対策
近所の農家の人を見ていると、土から生えてくるタイプの野菜は常に日頃から、土寄せを行うことで対策をしているようです。
また、土地の周りに木が生えてない場所を選んでいるそうです。
確かに生えてたら、日陰にもなるし、木が倒れてきたらたいへんですから。
トマトやきゅうり等の実がつくタイプはビニールハウスで育てれば、虫除け対策、泥棒、雨などの対策にもなります。
ちなみに、ビニールハウスで育てる時の利点で、特殊なライトを照らして、早く実をつけさせたりもできます。
見たことある人は、想像つくと思いますが、野菜ではないですが、大輪菊とかはこれをよくやっている光景を見ると思います。
保険
あまり知られていないんですが、ビニールハウスの保険があります。
これは、ビニールハウスを立てるときに入るものです。
入る理由は、災害や労災でビニールが飛んでしまったり、破損して野菜が育たなかった時の、損害分のお金が入るようにするためです。
労災や災害で、野菜が収穫できなくて、農家が潰れては農家がこまるだけではなく、農協も困ります。
安定基金というものが、前年度に出荷実績があれば、案内がきます。
例えば、レタスを12月から2月迄、10キロ1ケースで2000円になるよう作ると、25万くらい払ってくれるそうです。
年によっては払い損の時もよくある保険ですから、その余剰金が翌年の基金に組み込まれます。
ですが、水害などでレタス、キャベツ、玉葱などが駄目になったとして、100万くらいの損害が出たとしても、補償金の上限は決まっており、全体人数が多かったりすると、あまりもらえなかったりするそうです。
ですが、実は保険が効かない場合もあります。
それは、建てたばかりのハウスが、台風の襲来により、潰れてしまった時です。
保険のお金がまだ、全然払っていなく、前年度の実績もない場合だと、全くといっていいほどおりないそうです。
そうなってしまわないように、前もってすることは、土地の把握です。
こういう場合は、だいたいその場所が風の通り道だったりします。
地元の農家の人達は、台風が来れば、そこは強風が吹く土地だと知っていたりするので、土地を借りる場合、ハウスを建てる場合、機械を買う場合は、できるだけ多くの「経験者」に話を聞き、アドバイスを求めることが、失敗を防げる事につながります。
共済加入の意味
農協には、共済という保険事業があり、農家の多くは共済に加入しています。
台風などの自然災害があった場合に、保険金が下りるというものです。
保険加入の損得でいえば、明らかに割に合わないという意見が大多数なんだそうですが、「付き合い」のために加入している人が多数います。
保険に払うお金があったら、ハウスを補強したほうがいいという意見もあります。
ですが、入ることによる恩恵も多いので、自分の能力がまだない人は入ったほうが無難なんだそうです。
例えば、土地を借りてる人とかは。
雨の日の対策について
秋野菜などが、悪天候で育たなかった場合は、ビニールハウスで育てた夏野菜を売ったり、雨でも育つ、ピーマンや里芋なんかを出荷に出すそうです。
特に、雨の災害でうまく育たないのが、たまねぎ。
水が増えすぎて、土の中で溶けてしまうんだそうです。
こういう風に、雨でも育つ野菜を育てて置くのも農家の知恵です。
まとめ
以上の事から、参考になるものをピックアップしました。
- 土地の状態を見直す
- 雨の日でも育つ野菜を準備する
- 温室栽培でも可能な植物(日当たりが悪くても)を探しておく。
以上が、参考になることだと思います。
保険に加入しているのは、あまり参考になりませんが、知識として持っておくと、話題にいいかもしれません。
では、まずうちの土地を見直しました。
今年は日光がうまく当たらず、芽がうまく育ちませんでした。
これは、育てた小松菜です。
25日で収穫できるはずだったのに、悪天候と土地の日の変化でうまく育ちませんでした。
なので、今後はここは作物を育てる場所ではなく、土を作る場所に変更し、小松菜は育ちそうなものだけ選別して、鉢に植え替えます。
ずっと、雨が降っていたのにこんなに虫に食べられています。
残ったのはこれだけです。
たぶん、ここからもまた枯れたりで減ると思います。
次に、チンゲン菜の写真です。
プランターで育てて、雨があたらない場所で育てていたのですが、日がなかった為か、ひどい事になっていたので、きれいにします。
だいぶ減らしました。
土も足し、念のため虫よけにネットを張ることにしました。
白菜の記事と同じようにネットを張りました。
今後は、季節の変わり目の天候や日の当たり方も見て行くことと、日が当足らない場所は、土作りの場所にしようとおもいます。
そうすれば、基本プランターで育てる事になりますから、枯れる事は少なくなると思います。
そして、雨の日でも育つ野菜の準備ですが、里芋を育ててみようと思います。
プランターで育つのか、まだわかりませんが、調べて、無理そうなら畑の空きスペースで育てようと思います。
他にも、雨や家の中でも育てる事ができる野菜を調べて、今からでも育てようと思います。
知りあいの家庭菜園をしている人たちも、今の時期はうまく育たなくて、収穫でないと言っていました。
私より、長くやっている人たちでさえ、そう言っているんですから、今年の結果は仕方ないのかもしれません。
自分の知識がないからとか、手を抜いたからなんて思わず、天候はどうしようもない事、自分のせいではないと思わないと、できなくなります。
そこを、注意して次に進みたいと思います。
そして、これは余談ですが、土づくり専用スペースを作って、3日以内に猫に土にフンをされました。
ふかふかしていて、ちょうどよかったのでしょう。
でも、猫のフンは雑菌が多く、最悪野菜に悪影響を及ぼすので、撃退しないといけません。
水鉄砲や輪ゴムなどを当ててから、4日経ち、今のところ来なくなりましたが、気を抜かずにいこうと思います。
知っているかもしれませんが、ペットボトルなは、猫よけにはなりません。
あれは、猫が嫌いというのを周囲に意思表示するものなんだそうです。
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