青物釣りの大場所!!沼津市「片浜海岸」と富士市「昭和放水路」で狙える魚
2014-07-19T18:00:39+09:00 2014/07/19
片浜海岸は沼津港西の千本浜海水浴場からさらに西側に位置する海岸のことである。
砂浜は沼津から富士市へと続いているので明確な場所の特定は難しいのですが、JR片浜駅前一帯の海岸を指すことが一般的です。
この海岸へは380号線(旧国一)沿いの千本松原の中を抜ける道が何ヶ所も造られています。
片浜海岸は夏真っ盛りになるとソーダ鰹やワカシ(ワカナゴ)、イナダ、小カンパチ(ショッコ)、シイラ、メジマグロ、サバ等の中型回遊魚が高確率で釣れる海岸としてかなり昔から有名。
釣り方はカゴ釣り、ブリッジ仕掛け、ルアー(ショアジギング・弓角、等)が中心です。
シーズンになると市外・県外からも青物好きのアングラーが早朝から訪れます。
昭和放水路はその片浜海岸を富士市に向かって進み、浜が終わる付近にある水路です。
駿河湾に注ぐように造成されたもので、湛水被害の防除と優良農地造成を目的として、昭和18年(1943)県営沼川沿岸排水幹線改良事業により整備されました。
釣り場となるのは浜沿いの放水口。
短かくて広い堤防のようにコンクリートで造られているので足場が良い。
回遊魚も釣れますが、ここは真水が流れ込むのでマゴチやヒラメ、クロダイ、スズキなども狙えます。
「片浜海岸」と「昭和放水路」の釣り・メニュー
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「片浜海岸」と「昭和放水路」の場所・アクセス
下は昭和放水路の地図です。東側の海岸一帯が片浜海岸になります。
放水路への行き方も幾つかあります。
最も分かり易いのは、380号線(旧国一)を沼津方面から西に向かった場合「JR東田子の浦」の案内標識を目印に、そのまま直進すると昭和放水路に架かる橋が見えてきます。
写真はクリックで拡大。
橋は「広沼橋」。
その下が昭和放水路です。
海岸に出るには橋の手前を左折。
道なりに進むと林の中で道が分かれます。
真ん中の道に進むと海岸沿いの防波壁に上る道が見えてきます。
上るとすぐに海岸へ下りる道がある。(左下)
下ると駐車スペースがあり、その先の海岸に見えるテトラ付近が駿河湾に注ぐ放水口です。
海岸沿いを来るという手もあります。
左下は沼津方面から続く舗装道路。
右下の砂利道は富士市の田子の浦付近から続いている。
「片浜海岸」と「昭和放水路」の釣り
ポイントへは何処からも行けますが、一応駐車スペースの右側に砂浜に下りる道がある。
浜を抜けると放水路の突堤です。
以前は傷みが激しい突堤でしたが、今は新しくなっており昔は無かった「立ち入り禁止」の看板が出ています。
突堤は広さ約5m、長さ約30m?!
左側テトラの際が放水口です。
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先端は昔のままでした。右側はテトラが田子の浦港まで続いています。
場所によっては40オーバーのメジナやクロダイが釣れます。
先端からカゴ釣りで回遊魚、フカセはテトラの周囲を中心に少し沖側も攻めるのがおすすめ。
ルアーでマゴチやヒラメ、少し荒れ気味のときや増水したようなときはスズキも期待できます。
また、沖は船釣りでタチウオのポイントですから、夜釣りで狙ってみるのも面白いでしょう。
昔に比べ海岸はかなり侵食されてしましました。
そのため、東側海岸は現在浸食対策が行われているようです。
片浜海岸の方に目を向けると、何人かのアングラーが居ました。
梅雨が開け真夏から秋口にかけてが青物の本番です。
まだまだ釣り客は増えると思います。
この海岸はキスの釣果はそれほど期待できません。
その代り専用のテンヤに豚の脂身を付けてタコが狙えます。
また、エギングでアオリの大型も時々釣れますよ。
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