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2014年第2回住みたい田舎ランキング1位は大分県「宇佐市」だった!

2014-01-20T18:00:25+09:00 2014/01/20

宝島社の雑誌で発表した「第2回住みたい田舎ランキング」では、大分県の宇佐市が総合1位に輝いたみたいです。

ここは第1回のときも4位に入っています。

前回は94市町村を対象にしていたのですが、第2回となる今回は137の市町村から選ばれたということですからかなり安定した人気を誇っているのが伺えます。

しかし、移住したい都道府県ランキングを見ると上位は関東近県や関西近県の他、北海道、沖縄といったところが常連なのですが、市町村別の総合ランキングでは大分県や佐賀県、岐阜県、鳥取県などの市が上位に入っています。

やはり、こうしてみると田舎暮らしをしたいと考えている人は、単にアクセスが良いとか気候がよい等の理由を最優先するのではなく、暮らしの利便性はもとより、自治体がどの程度移住促進に積極的で、どんな支援制度があるのか、地域の人に歓迎されるのか、等といったことをしっかり判断しているのではないかと思われます。

宇佐市は国東(くにさき)半島の入口に位置する市です。

以前このブログでも「世界農業遺産・大分県の国東半島宇佐地域の「おおおいた暮らし塾」」で紹介したことがあったところです。

既に多くの方がご存知かと思いますが、今回は宇佐市の特徴や移住支援制度の概要を取り上げてみたいと思います。

花

住みたい田舎ランキング1位・大分県「宇佐市」・メニュー

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「宇佐市」の場所・概要

2005年の3月31日、宇佐郡院内町、安心院町と新設合併して誕生。

大分県の中では北部です。地図ではこの位置になります。


大きな地図で見る

  • 人口・・・約58,160人
  • 面積・・・約430km²
  • 気候・・・北部は瀬戸内海に面していることから年平均気温16度前後とかなり温暖。南部の内陸部でも年平均13・4度らしいので寒冷というほどでもないと思われる。
  • 観光・・・日本の滝百選に選ばれた「東椎屋の滝」の他幾つかの滝。日本の棚田百選に選ばれた「両合棚田」。「宇佐のマチュピチュ」と呼ばれる棚田と集落の風景。歴史あるアーチ型の橋(めがね橋)の数々。その他歴史旧跡・文化財・史跡、等。
  • 名産・特産物・・・、県内有数の穀倉地帯を有していることもあり稲作は盛ん。栽培されている米は「ヒノヒカリ」「コシヒカリ」「ツヤヒメ」。どじょうの生産量が日本一。他、スッポン、ネギ、ユズ、ブドウ、から揚げ等。

 「宇佐市」の移住定住情報・概要

宇佐市には「宇佐移住安心ガイド」という定住支援サイトが設けられています。

トップページの動画を見る限りでは、比較的平野が広がり、温暖で海山の自然が豊かな農村都市というような雰囲気です。

移住・定住支援の内容では、空き家情報や分譲地の情報といった住まい関連や、田舎に慣れるためのお試し田舎暮らしや田舎暮らし体験、そして定期的に開催される移住や就職相談会等のイベント、等。

移住者の受入に積極的な自治体が行っていることは大体取り入れている感じです。

移住サポートをするNPO法人なども他の自治体でも見られるのですが、どうやら宇佐市がここまで定住者を増やせたのは、移住コンシェルジュと称されている「NPO法人法人院内活性化協議会 」や「地域コミュニティ組織」による集落の壁を越えた地域活性化の連携、そして総務省の制度である「地域おこし隊」の導入。

これらの組織の活躍が大きな成果を上げているように思われます。

雑誌で紹介されているのを見ると、認知症予防のための料理教室や、若年層の定住促進を図るための婚活支援も充実させていく予定らしいので、まだまだ宇佐市は今後も注目されていくことでしょう。


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