「井川湖・井川ダム」の観光と紅葉の見頃
2014-11-19T18:00:03+09:00 2014/11/19
井川ダムは大井川の上流部に建設されているダムです。
下流部の「長島ダム・接岨湖」から細い山道を約30分、大井川鉄道井川線の終着点に位置します。
井川湖はダムにより形成された人造湖です。
大井川水系には幾つかのダム湖があるのですが、この井川湖の総貯水容量は150,000,000トンと最大量を誇ります。
また、日本初の中空重力式コンクリートダムというのも特徴の一つです。
井川湖の周囲は約10km、紅葉の名所でもありますが周囲には観光地・観光施設も数多く存在します。
井川湖の観光を伝える観光会館や水力発電の仕組みなどを伝える「井川展示館」、地元の歯医者さんが建立した「井川大仏」、車で渡ることができる湖に架かる吊橋「井川大橋」、湖上から景色を眺められる「井川湖渡船」、上流部にはオートキャンプ場やスキー場、等。GWや夏休みともなれば多くの観光客が訪れる人気観光地の一つです。
「井川湖・井川ダム」の観光と紅葉の見頃・メニュー
スポンサーリンク
「井川湖・井川ダム」の場所・アクセス
地図では下の位置になります。
388号線を北へ長島ダム、接岨峡温泉を過ぎ山道を時速2.30キロで約2・30分。車1台が通れるほどの道ですが途中は2台がすれ違うことができるスペースも整備されています。
注意点は崖崩れ。道には上から落ちてきた大きめな石がごろごろ落ちています。
山道を暫く走ると県道60号南アルプス公園線に突き当たります。案内看板が出ています。
ダムへ行くには右折。そのまま直進すると井川村や観光会館、オートキャンプ場、そして畑薙第一ダム、南アルプスへと続きます。
ダムの手前にあるのが大井川鉄道井川線の「井川駅」。
ダムが見えてきました。
60号線はダムの上を通り静岡市へ抜けることもできます。
「井川湖・井川ダム」の観光と紅葉
井川ダムの別名は「井川五郎ダム」と言います。
これは建設当時尾中部電力の社長の名前からとったようです。
ダムの左岸にあるのが井川ダムの解説や歴史を見ることができる「井川展示館」。入館料は無料。9時から16時までが開館時間です。
スポンサーリンク
管理棟と食堂を抜けたところに駐車場やトイレがあります。
ここには車は15・6台位しか停められないと思います。
駐車場の脇にあるのは井川ダムの慰霊碑。
その先の建物の1階からは湖が一望できます。
井川湖は渡船が運航しています。井川ダムと井川本村を結んでおり料金は無料。
1日5便は運行しているようですが水位が低いときは欠航、そして時刻までに渡船待合所に申し出をすることが必要です。
渡船は定期便の「赤石丸」と必要に応じて運行する「第2聖丸」。
また、エコパークを記念して10月25日から11月24日の間は無料送迎バスが運行しているようです。
右下は湖のほとりのまだ建立が新しそうな「井川水神社」。
井川湖の紅葉は見頃を迎えています。
毎年10月下旬には色づき始め、11月いっぱい位は見頃が続きます。