トイレ・駐車場・売店、全て揃っている下田市「犬走堤防」の釣り
2014-06-23T18:00:27+09:00 2014/06/23
「犬走堤防」は下田の釣り場の中でも最も知られている場所ではないではないだろうか。
堤防は足場も良く広くて長い。
入口には駐車場、トイレ、釣具や釣り餌などをレンタルしている売店なども揃っているので、初心者や子供連れのファミリーフィッシングでも安心して楽しめます。
釣れる魚も四季を通じて幅広い。
通年狙えるのはクロダイやメジナ、シロギス、カサゴ等。春先から初夏にかけてはアオリイカも釣れますし、水温が上がるにつれアジやサバ、イワシ、ソーダ鰹、イナダ、といった回遊魚、晩秋から冬にかけては油カマスも回ってきます。
小型回遊魚はサビキ、トリック仕掛けで簡単に釣れますので夏休みともなれば家族連れで賑わいます。
対象魚によってカゴ釣り、フカセ釣り、投げ釣り、ルアー、エギング、生餌釣りと何でもできる堤防ですから、いろいろやりたい方はタックルを複数用意していったほうが良いかも知れませんね。
下田市「犬走堤防」の釣り・メニュー
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「犬走堤防」の場所・アクセス
地図では下の位置になります。
行き方は幾つかあるのですが、「下田公園」か「下田海中水族館」を目指して行くと良いでしょう。
135号線に案内看板が出ています(左下)。
道なりに暫く行くと伊豆七島への航路を持つ「神新汽船」の発着所があります。
写真はクリックで拡大します。
堤防の近くに駐車場とトイレが整備されています。
下は堤防の入口にある売店。
無料手荷物預かりと釣具のレンタルを行っています。
ただ、この売店は季節限定営業なので注意が必要です。
「犬走堤防」の釣り・ポイント
堤防の全長は約5・600m?!幅も広いので足場も良い。
入口付近から曲がり角位までの両側は小型回遊魚のポイントです。
内側にイワシが回ってくればそれを餌にヒラメやマゴチを狙うのも面白いと思います。
堤防入口内側は「稲生沢川」が流れ込む汽水域ですからね。
この日は雨模様の天気。
それでもサビキでアジ狙いの釣り人が1人いました。
始めたばかりらしく釣果はまだ2匹でしたが、
魚はたくさん見えました。
ただ、小メジナが多すぎて思うように釣果が伸びない・・・
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途中にある島は「犬走島」です。
この付近はクロダイやアオリイカがおすすめです。
キスは何処でも狙えますが場所によってはかなり遠投することになります。
堤防に幾つも設置されている杭にはゴミを入れる網が付いています。
ゴミは付近に捨てずに持ち帰るか、この網に入れるようにしましょう。
トンネルを抜けると反対側は磯になっているのでメジナも面白いでしょう。
磯の先端付近を良く見ると階段らしきものが残っています。(右下)
先端には白灯台があります。
ルアーやカゴ釣りをするならこの付近でしょう。
ポイントは先端付近の外側。
カゴ釣りで良型のサバやソーダ鰹、イナダ等の回遊魚を狙うのであれば棚は浅くても良いのですが、真鯛狙いなら100m程遠投して水深15m前後を攻めます。
棚は2本位が目安です。
外道でメジナやメバル、回遊魚も釣れてきます。
また、晩秋から冬は油カマスも狙えます。
キビナゴ餌の夜釣りが多いのですがルアーでも狙えます。
およその目安としては堤防内側で釣れるのは「水カマス」と呼ばれる身に水分が多いもの。
脂がのった「油カマス」は外側で釣れることが多い。