一時の混雑ぶりは何処に!?富士山の展望抜群な道の駅「富士川楽座」
2013-11-01T18:00:16+09:00 2013/11/01
「富士川楽座(ふじかわらくざ)」という施設は、東名高速道路の「富士川サービスエリア」に併設している道の駅です。
世界遺産を巡るドライブや旅行をするときには一度寄って見るのも良いでしょう。眺望は抜群です。
久しぶりに立ち寄ったので今回はここを紹介したいと思います。
5階建ての建物には入口が2つあります。
東名高速からは3階に、県道の10号富士川身延線からは1階から入ることができます。
県道10号線というのは静岡県東部から山梨県に通じる道の1つです。
この造りでは当然集客は両方の道から可能になり、一頃は結構な数の観光客で賑わっていました。
それは、2010年4月に放映された「ガイヤの夜明け」で日本一の集客を誇る道の駅として紹介されたほどです。
何でも、年間360万人のレジ通過数があったそうですよ。
人気の理由は利便性の他に富士山の眺望も挙げられます。
ここから見える富士山は、日本三大急流富士川とともに裾野のほうまでくっきり見えます。
富士川楽座では幾つかレストランが入っているのですが、その窓から富士山の眺望が眺められるということでいつもかなりの人気がありました。
しかし・・・
どうやら第2東名(新東名)が開通してから、その人気ぶりに陰りができたようです?!
特に第2東名の駿河湾沼津SAは、まぐろの解体ショーや第2東名で唯一海が見えるSAとしてその人気ぶりは凄いものがあります。
この日は平日ということも影響しているかも知れませんが、それにしても客はパラパラでした・・・
道の駅「富士川楽座」・メニュー
- 富士川楽座の場所・県道10号線からの入り方
- 1階のテンジンヤは無くなっていた
- 2階は体験館「どんぶら」と富士山テラス
- 3階は人気の土産売り場とレストラン、そして屋外は東名高速富士川SA
- SAの富士山展望台
- 4階はフジヤマギャラリーと展望ラウンジ、プラネタリウム
- 関連記事・詳細情報
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富士川楽座の場所・県道10号線からの入り方
2000年3月27日にオープンした施設です。
所在地は富士市岩渕1488-1。地図ではこの位置です。
県道10号線を富士市の方から上がると左側に看板と建物が見えてきます。
ここには東名高速に繋がるETC専用の出入り口(スマートIC)が設置されています。
ただし、ここから流入した場合富士川楽座には立ち寄ることはできませんので注意が必要です。
写真はクリックで拡大します。
1階のテンジンヤは無くなっていた
1階は富士川観光案内所と富士川楽座旅行センター、管理者の富士川まちづくり株式会社の事務所。
以前は地元のテンジンヤという弁当・惣菜販売のチェーン店が出店していたのですが今は見えません。
富士市はかぐや姫伝説である「竹取物語」の発祥の地ということで、それにちなんだものも展示されていました。
2階は体験館「どんぶら」と富士山テラス
体験館どんぶらとは、スタンプラリーや実験教室、クラフト教室など、各種体験が楽しめるという子供向けの科学館。
時間制のイベントと夏休みや春休みは大型大型企画展が開催されます。
北側は富士山が見えるテラスになっています。・・・ベンチが幾つかありますが人はいません。
富士山も雲を被ってわずかしか姿を見ることができません。
目の前に流れるのは日本三大急流の1つ富士川です。
3階は人気の土産売り場とレストラン、屋外は東名高速富士川SA
ここに来てやっと人がパラパラ!!
3階は静岡県の特産品・名産品が販売されています。
食事処は和洋中なんでもある「まるせん食堂」。
ここからも富士山が眺められます。
わさび味や桜海老味のお菓子。
東名のSAではどこでも置いてあります。
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「みのぶまんじゅう」というのは、久遠寺で知られる山梨県身延町の銘菓です。
右下はB級グランプリで知られる「富士宮やきそば」のセット。
「静岡おでん」は県中部静岡市のB級グルメです。
静岡市では、昔は駄菓子屋でも売っていたみたいですよ。
右下は焼津や清水で水揚げされるマグロ。
金目鯛は稲取や下田の特産品。
黒はんぺんはいわし等の小魚で作る焼津の特産品です。
山葵は伊豆の特産物です。
3階の西側から富士川サービスエリアに出られます。
出てすぐ右側は屋台スタイルのファーストフード店。
おにぎりやからあげ、アイスクリーム、富士山メロンパン等が販売されています。
2階建てバスのカフェみたいなものもありました。・・・でも店員は何処に?
右下は地元の野菜や果物を販売している「ふれあい産品市場」。
以前来た時は、この辺で骨董市なんかも開催していましたよ。
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SAの富士山展望台
敷地の奥に富士山展望台がありましたので行ってみました。
山の天気はすぐ変わります。
さっきまでは少し見えていましたが既に雲に隠れています。
みんな残念そう・・・
4階はフジヤマギャラリーと展望ラウンジ、プラネタリウム
4階にはエスカレーターで上ります。
ここにも富士山が一望できる食事処「駿河路」。
プラネタリウムは直径14mのドームスクリーンで楽しめます。
フロアには富士山周辺の模型があり、そこに設置されているモニターに触れると情報が流れます。
東側はカフェになっています。
その奥には富士山の展望ラウンジ。
マッサージ機もありますから運転の疲れを癒せますよ。
左下がここから見える富士山と富士川です。
世界遺産に登録されたことで、その構成資産を紹介するモニュメントも置かれていました。
今は第2東名(新東名)ができたことでテレビ等でも時折特集が組まれ、話題となるSAはかなり注目されています。
それが影響しているのか、昔からある東名高速のSAのほうは以前の賑やかさはそれほど感じられません。
新しいものに関心が行くのは世の常ですが、その代わり以前より混雑はしないのでゆっくり楽しめるという利点もあると思います。
また、新たな企画も展開してがんばっているでしょうから、時には寄って見ると新しい発見があると思います。