「三保の松原」に舞い降りた天女の羽衣は「御穂神社」に奉納されている
2013-07-09T18:00:51+09:00 2013/07/09
御穂神社(みほじんじゃ)は静岡県静岡市清水区三保にある神社。
境内には天女の羽衣の切れ端が安置されているそうです。
世界文化遺産で天女が舞い降りたと言われる三保の松原への入口に鎮座しています。
ここでは毎年10月頃には「羽衣まつり」というものが行われ、地元保存会による「羽衣の舞」の奉納が行われています。
御穂神社は、「三保の明神さん」と親しまれ、奉納の舞いである「羽衣の舞」は雅楽「東遊び駿河舞」にその原形があると言われ、地元の保存会が伝承している
引用元:wikipedia.御穂神社
昔は石畳だったのですが、今では三保の松原へと続く松の並木の中に、「神の道」と名づけた板張りの長い参道が作られいます。
そこを渡り切り、松原へ登る階段を上がると「羽衣の松」です。
羽衣の松から御穂神社までは直線で650m程あるそうです。
御穂神社・メニュー
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御穂神社の場所
上の地図を拡大すると分かるように、羽衣の松に続く直線の入口に御穂神社があります。
神社の入口は立派な鳥居がありますのですぐ分かります。
写真はクリックで拡大します。
駐車場は鳥居の右側と敷地の裏側にありました。
でも、多くを停めることはできませんので三保の松原の駐車場に車を置いて神の道を歩いてきたほうがいいと思います。
「三保の松原」へ続く「神の道」
全長は300m位かな?
樹齢数百年と言われる松林の中を、木でできた幅2m弱の歩行者専用の板の道がまっすぐ伸びています。
途中に何箇所か休憩所が作られています。
羽衣にまつわる歌や詩が道沿いに立て札で紹介されています。
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御穂神社の概要
鳥居から入るとすぐに枯れ草でできた輪があります。
これは「茅の輪(ちのわ)」と呼ばれるもので、ここを定められたようにくぐると身体健全・厄難消除されるといわれます。
境内には数種類の桜の木(山桜やかすみ桜、ソメイヨシノ等)が200本以上植えられていました。
春はこれれの桜があちことで開花しますので、ちょっとした桜の名所・花見の穴場です。
ここにも三保の松原に関連した詩。
拝殿・本殿・御祭神
拝殿・本殿は境内の中心にあります。
御祭神が書かれた看板。
主祭神は「大己貴命(大国主命・三穂津彦命)」と「三穂津姫命」。
境内社
境内社(けいだいしゃ)とは、特定の神社の境内に鎮座しているもので、本社とは別にまつられています。
御穂神社には「稲荷神社」「呉服之神社」「胡夫大夫神社」「磯前神社」「産霊神社」「子安神社」「八幡神社」「八雲神社」「神明神社」です。
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神馬舎
神馬舎とは、神に奉納する馬を習慣を省略して作られたもの。
本来、神社には馬を奉納する習わしがあったのですが、それが負担になることから今は絵馬や神馬の像に置き換わっています。
ここの神馬は「富士浅間神社」のものと違い、かわいい顔をしています。
手水舎・神楽殿
「神楽殿(かぐらでん)」とは、神楽を演奏する建物。
たぶん下の建物は神楽殿だと思います。
「手水舎(てみずや・ちょうずや)」とは、参拝しに来た人が、拝礼する前に手を洗い水で口をすすぎ身を清める場所のことです。
敷地の裏にある「境内池」
境内の裏には「三保大明神・境内池」という石門があります。
入ってみると特に池のようなものは見当たりません。
相撲の土俵や何かの石碑が幾つか建てられていました。