住みたい田舎ベストランキングに入った島根県の市町村・大田市は１位
2015-03-06T18:07:30+09:00 2015/03/06
既にご存知の方が多いと思いますが、宝島社の雑誌で発表している「住みたい田舎ベストランキング」も３回目。
第１回目の２０１３年は大分県の豊後高田市、第２回２０１４年は大分県の宇佐市。
過去２回とも大分県が市町村が全国１位に選ばれてきました。
毎回参加する市町村は増えているのですが、今回は前回の倍以上となる３００近い市町村が参加したようです。
この企画は田舎暮らしをするにあたり重要なポイントを９５項目選定し、各自治体に回答してもらった結果ですから移住したい都道府県の人気アンケートとは少し異なります。
これには移住者歓迎度の高さや移住支援制度の充実度、生活環境の利便性、子育て支援や環境、老後の医療介護体制、自然の豊かさや災害リスクなどといった項目が細かく盛り込まれています。
今回３回目となる２０１５年度は島根県の「大田市（おおだし）」が総合１位に輝きました。
初めて大分県以外の市町村が選ばれたことになります。
今回はその大田市とランキングされていた島根県の市町村の移住・定住支援の概要を紹介したいと思います。
それにしても西日本は凄い！！
ここには１位から４７位までが掲載されていましたが、ざっと見た感じ西日本の自治体がほとんどです。
関東以北では長野県の市町村が幾つか入っていますが他は千葉県が２、山梨県、群馬県、福島県が各１。
他は全て関東以南の市町村で占められています・・・
住みたい田舎ベストランキングに入った島根県の市町村・メニュー
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大田市の定住支援制度とは
日本海に面する島根県中西部のまち。
人口は約３５，７００人。世界遺産「石見銀山遺跡」があることで知られています。
地図では下の位置になります。
主な定住支援制度は以下のようなものです。
- 定住奨励事業・・・大田市へ定住する目的で住宅の建築・購入、賃貸し住宅への入居する場合の補助金。
- 新婚さん住まい応援事業・・・夫婦いずれも４０歳未満の新婚世帯に対して民間住宅賃貸費用の一部を助成。月額１万円（２４ヶ月間）。他市町村から転入した場合は５０００円が加算される。
- 田舎体験施設利用者促進事業・・・田舎体験施設の利用料金を２分の１助成。
- 空き家バンク制度促進事業・・・空き家バンク制度に登録し、定住サイト「どがどが」への掲載による情報発信を行った場合の奨励金。２万円。
- 空家改修事業・・・空き家バンクに登録されている物件を改修する場合に改修費用の一部を助成。
他に一般不妊治療に対する助成として年１５万を上限に３年間という期間を設けています。
詳しくは関連記事・参照先をご覧ください。
住みたい田舎ベストランキングに入った島根県の市町村の移住支援
島根県では今回大田市以外に下記の市町村がランキングされています。
- 出雲市（１２位）・・・空き家バンク、住宅建築・リフォーム補助、固定資産税の免除、雇用対策、等。
- 飯南町（２２位）・・・定住促進賃貸住宅（月４万円払えば２５年で所有権譲渡というセミオーダー方式の町有住宅）、仕事や住居の体験プログラム（宿泊費、体験料は無料）、田舎暮らし体験施設（６泊６０００円～）、空き家バンク、農林業定住研修制度、等。
- 雲南市（４２位）・・・空家情報、子育て支援（小学生の医療費無料、他）、就業支援、等。