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住みたい田舎ランキング全国2位の「鳥取市」には既に約900人が移住

2013-10-04T18:00:03+09:00 2013/10/04

鳥取県は日本一人口が少ない県。

中国・山陰地方の東側にあり日本海に面しています。

気候は県内全域が日本海側気候で、豪雪地帯に指定されています。

特に大山町にある火山「大山(だいせん)周辺の内陸山間部は山陰でも有数の豪雪地帯になっており、真冬の厳寒期では-15度位にはなるようです。

鳥取県は国内で最も移住に力を入れている県でもあります。

各種の移住支援はもとより、各地で開催される移住・就職相談会、田舎体験ツアーやフェア等、ほとんど毎月と言っていいほど何かしらのイベントを開催しています。

そのためか、県庁所在地の鳥取市が「住みたい田舎ランキング」で2位を獲得しています。

鳥取市は若者や団塊の世代を中心に移住定住(UJIターン)の促進に積極的に取り組んでおり、平成18年に「鳥取市定住促進・Uターン相談支援窓口」を開設しています。

今は、「UJIターン若者就職奨励金」等や様々な移住支援制度、住宅・仕事・暮らしの情報を提供し、継続した移住定住の促進を展開しています。

その結果が出たのか、平成24年度末で見ると400世帯以上、約900人の方が鳥取市に移住定住しました。

実際に移住した人がこれほどいるということは、注目している人や興味を持っている方は相当の数に登るのかも知れません。

特に移住の決め手になったのは、良好な自然環境、移住者歓迎度の高さ、移住支援制度や日常生活の充実ぶりです。

特にこの4点は情報誌が設定した部門別ランキングで1位に選ばれたそうです。

らくだ

 住みたい田舎ランキング全国2位「鳥取市」・メニュー

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「鳥取市」の場所と概要

面積は約765km²。人口約194,330人。

全国の県庁所在地の中では最も人口が少ない市らしいですが、これは2012年の統計ですから今は移住者が増加していることもあり、「最も」は取れたかも知れません。

地図ではこの位置。


大きな地図で見る

地図でも分かるように日本海に面しており、沿岸部には鳥取砂丘が広がります。

因みに、鳥取砂丘は日本一の面積と思われていますが、最も大きな砂丘は青森県にある「猿ヶ森砂丘(さるがもりさきゅう)」、もしくは新潟県の「新潟砂丘」。・・・新潟砂丘は長さで日本一らしい?!

ただ、これほど鳥取砂丘が有名なのは起伏に富んだ地形があること。

どちらかというと上の2つの砂丘は大きな砂浜という感じ。

鳥取砂丘は「砂丘列」と呼ばれる砂の丘みたいなものが3つあります。

その高さは最も高い所で標高約60mにもなるそうです。また、風でつくられる砂の「風紋」や「すり鉢」と呼ばれる窪地や砂が崩れ落ちた形が簾を連想させる「砂簾(されん)」等。

このような起伏に富んだ砂浜の風景が、国内ではかなり珍しいということで「日本一」という呼び名が高いのかもしれません。


  「鳥取市」の移住促進制度・概要

主な内容・取り組みは以下のようになります。

  • 鳥取市定住促進・Uターン相談支援窓口・・・5人の専任相談員が暮らしや就職等について相談にのっていくれる。
  • お試し定住事業・・・定住を検討している方に一定期間特定の住宅(有料)で田舎暮らしをしてもらうというもの。
  • 補助・支援・・・各種の補助制度や住宅の支援事業、等。
  • 空き家バンク・空き家情報・・・空き家の有効活用。移住者に紹介する。
  • 「首都圏・関西圏移住定住相談員」設置事業・・・東京と大阪に移住定住相談員を配置して、移住に関する相談を受け付ける。
  • 交流・体験事業・・・移住定住体験、田舎暮らし体験、グリーンツーリズム、等。
  • 「週末はとっとり暮らし」お試し起業・創業体験モデル事業・・・起業・創業に興味のある県外在住者を対象に、本市に滞在しながら体験研修を受けるというもの。
  • 鳥取市UJIターン若者就職奨励金交付事業・・・対象者には一人あたり10万円が交付される。配偶者、扶養親族も転入すれば、それぞれに5万円が加算。

他にも様々な支援制度が用意されています。詳細は下記で・・・


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