吉田口五合目の手前にある「奥庭自然公園」は野鳥撮影のポイントだった
2013-09-03T10:00:25+09:00 2013/09/03
富士スバルラインで吉田口五合目に行く途中、4合目を過ぎ5合目の2km位手前に「奥庭自然公園」があります。
スバルライン沿いにはここまで来る間に何箇所か展望所や休憩所がありましたが、この奥庭自然公園から見る眺望は最もすばらしいと言われます。
展望所はスバルライン沿いの駐車場入口から600m位自然林の中に入った所にあるのですが、そこまで行く遊歩道もきれいに整備されています。
周りにはシャクナゲやカラマツ、シラビソ、コケモモ等の草木や樹木、そして数千年前の噴火により流れ出た溶岩塊などを観察することができます。
途中には「奥庭荘」という休憩所があります。食事や御土産も売っています。
この奥庭荘の横には野鳥の撮影ポイントがあります。
どうやら、カメラを趣味や仕事にしている人の間では有名な場所らしく、この日も多くのアマチュアカメラマンらしき人たちが集まっていました。
「奥庭自然公園」・メニュー
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奥庭自然公園の場所・アクセス
富士スバルラインを登ると、五合目の2kmくらい手前の左側にあります。
比較的大きな駐車場とトイレが整備されています。
写真はクリックで拡大します。
駐車場の真ん中くらいから自然林の中に道が造られています。
ここから300m程下りると「奥庭荘」があります。
奥庭荘は野鳥の撮影ポイント
子供たちの団体は平気な顔で上がってきましたが、結構急な下り坂です。・・・帰りが思いやられます。
当然ですが、植物や溶岩等の採取は禁止されています。
ナナカマドの木についての案内看板があるのですがどれなのか分かりません。
夏には白い花を咲かせ、秋には赤い実が成ります。実は果実酒に利用できるそうです。
木のほうは備長炭の材料として使われ、できたものは極上品みたいですね。
奥庭荘が見えてきました。
建物の右側に人だかり。この時はPM2時頃でしたが、みんな朝から来ているそうです。
彼らが狙っているのが右下の写真にある鳥の水飲み場です。
3・40分も待てば何らかの鳥がやってくるようです。このときも一匹来ましたが、私の安いカメラではここまでが精一杯。
撮影された写真は奥庭荘の中に飾ってありました。下の写真はその一部です。
ここでは富士山関連のお土産物を購入することができますし食事もできます。
そして休憩や宿泊することも可能です。
奥庭自然散策路と天狗の庭
奥庭のことは「天狗の庭」とも言うそうです。
ここに祭られている岩が天狗様が使っていたものらしいですよ。
たぶんコケモモだと思います。
周りにたくさん自生していました。
奥庭荘の前から遊歩道が造られています。
途中に分岐点があり、ここから展望所まではどちらの道を通っても300m程です。
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我々は右の道を行きました。
遊歩道は石畳が展望所まできれいに敷かれています。ただ、ゴツゴツして歩きにくい・・・
周りの植物はカラマツ、シラビソ、コメツガ、シャクナゲ、ナナカマドの木です。
途中に休憩所がありました。
これが奥庭展望所。眼下は河口湖や樹海等が見渡せるのですが、ガスがかかって真っ白でした。
ここはテーブルが造られていますので、ランチタイムができますよ。
下の富士山は展望所から撮影したものと、そこまで行く途中で撮影したもの。
変わりませんね。