田貫湖の花火大会まつり 雪降る極寒の中で見る花火 名産品を使用した屋台が目白押し
2017-12-19T00:06:24+09:00 2017/12/19
前回、富士五湖に負けない田貫湖記事で、紹介した田貫湖でお祭りが行われたので行ってきました。
思ったより人が多く、屋台も出ていました。
概要
富士山発!!田貫湖極寒花火
☆田貫湖子供サミット
テーマは北部活性化 子どもたちの発表会☆おいしい楽しい にぎわい市
食を中心としたすてきなお店が大集合!☆願い玉花火
願い事宣言など、想いを叫んで花火を打ち上げよう!☆夜空を彩る花火大会
富士山を背景に湖畔から花火を打ち上げ!☆祭りだ!太鼓だ!太鼓フェス
和太鼓団体が集結します!11月中旬からはイルミネーションも点灯している田貫湖。富士宮市制施行75周を記念した北部地域活性事業として行う。
イベントは、「富士山」「自然」「食」「健康」をテーマに、地元の食材を中心とした「にぎわい市」や「太鼓フェス」、北部活性化をテーマに地域の子どもたちが発表会を行う「田貫湖子どもサミット」など。
「フィナーレには、田貫湖のパワースポットとしてのイメージアップを目指し、恋愛、結婚、出産、健康などの願いがかなうとされる『願い玉花火』や極寒花火大会を行う」と担当者。
日 時:平成29年12月17日(日)11:00~(小雨決行)
会 場:田貫湖南サイト及び駐車場
入場料:無料
これは、田貫湖公式サイトに記載されていたものです。
駐車場
イベント会場(田貫湖)に駐車場はありません。
当日は、旧白糸滝レストセンターから無料のシャトルバスが運行されます。(シャトルバスは10:00~17:00の間、20~30分間隔で運行されます)
わかりやすく、地図にしたものがこちらになります。
白糸ノ滝付近に、10時ごろにつけるように出たのですが、休日という事もあり、白糸ノ滝が混んでいたのもあったのか、駐車場に入って、シャトルバスに乗れたのは、12時半ごろでした。
バスに乗ると、結構混んでいて、大体が子連れで、どうやらプログラムにある近隣の小学校の子達の様子。
耳に入ってきた情報で、最初のシャトルバスは、出店の人や参加者で乗れなかったのだそうで。
今回のお祭りで田貫湖周辺の駐車場は使えないと、広告に記載があったが、出店の人たちもないとは。
いや、出店の手伝いの人(当日のカウントに入ってない参加者)が、ここに駐車したのかもしれない。
夏祭りでも、そういうことはよくあると聞いたことがあります。
30分おきにシャトルバスが出るというのに、なかなかでなくて、12時15分くらいに入って、40分に発射した。
ちなみに、帰りのシャトルは17時以降は、人が大幅に減るので、お祭り終了の19時にでる予定となっていますが、人数が集まれば出発も可能です。
プログラム
- 11時からスタートで、賑わい市販売開始
- 13時からオープニングセレモニー
- 13時30分から、田貫湖子供サミット
- 15時太鼓フェスティバル
- 17時30分願い玉花火
- 18時花火大会
ただし、多少のズレは生じるので参考までに。
オープニングセレモニー
オープニングセレモニーでは、富士宮市長等、この祭りに関わった方々が挨拶をします。
代表、開催責任者の須藤秀忠富士宮市長は、晴れ男で昨日富士山に傘が被っていたので、晴れるか心配していたそうですが、晴れて良かったと話していました。
富士山に傘が被っていたら、雨が降ると思うのは、富士山の近くに住んでいる静岡県民ならではの感慨ですね。
なんかほっこりします。
市長の言葉の中で印象に残ったものがあったので記載します。
今週の23日に待望の富士山世界遺産センターがオープンします。
それに伴い、富士山への観光客も増える事でしょう。
なので、この田貫湖祭りは、富士山の景色、自然、地域の食材の安全性と美味しさをテーマに開催されたものです。
田貫湖祭りは、まだ開催して間もないお祭りなのですが、これから増える事を考え、目指し、富士山の魅力を広められる、北部地域になりましょう。
文章を読んだわけではないので、聞き間違いもあるかもしれませんが、素晴らしいあいさつですた。
お祭りというのは、神様を祀るためにやるものではなく、広告事業にもなるし、地域の人たちの意識を変えて、活性化につながるんですね。
屋台
にぎわい市では、屋台がでています。
数は、少ないですがどこも美味しそうで、個性あふれる屋台でした。
- 鉄板焼きちゃん、焼きそば、豚汁、チキンステーキ、アルコール。
- お菓子の家・もちのき、どらクレープ。
- おこたま本舗、おこたま、じゃがバター。
- さのや、肉の串焼き、アルコール、ふじ餃子。
- 牡丹苑(ぼたんえん)、牛タンバーガー、牛タン焼き。
- 味一番、ラーメン。
- あざみ、りんごあめ、鳥のからあげ、クレープ。
- ローカルブランディング、ルイビ豚(新たな銘柄豚)。
- ゆうちゃんち、そば、焼肉弁当。
- DOIファーム、パジェラン(パン+ジェラート)
- ROOMCOFFEE、コーヒー、アルコール、ジビエ(狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である)
- 望月商店、ヤオヤノフルーツサンド。
- 宝来家、ホルモン煮込み、串。
- テンカフェ、コーヒー。
- くぬぎ養鱒所、鱒料理。
- ハートランド朝霧、ソフトクリーム。
- COLOR'S NAIL、ネイル。
少ない屋台数ですが、普通のお祭りでは食べられないもの、珍しい屋台が出ています。
中でも、この田貫湖祭りでしか見れなかった屋台と、静岡の名産品を扱った2つの屋台の説明をします。
おこたま
おこたまは、駿河湾名物の桜エビ入りの大判焼き。
おたふくソースをつけてくれる。
マヨネーズと紅ショウガ、桜エビたっぷりの具。
LIB肉(ルイビ肉)
ローカルブランディング、ルイビ豚(新たな銘柄豚)。
ルイビ豚とは、3種類の豚を配合して作った豚で、それぞれの頭文字をとってルイビ豚と呼ばれている。
田貫湖祭りで、初の出店だったが、好評で40枚50枚、とても売れたそうです。
ルイビ豚の特徴は、油の口どけが、チョコレートが溶けるのと同等のの溶け具合。
肉一枚、1000円です。
ちょっと高いですが、ボリュームがあるので問題ない値段です。
ルイビ豚の公式オンラインサイトがあるので、気になる方はぜひどうぞ。
子供サミット
子供サミットは、各6校の生徒が地域の特徴や紹介をするPR企画です。
参加する上井出小学校、白糸小学校、人穴小学校、猪之頭小学校、猪之頭中学校、西富士中学。
興味深かったのが、将来この地域で仕事を見つけて、暮らしていきたいか?というアンケートを取った結果でした。
結果は、暮らしたくないが大半で、理由は「田舎で、もうかる仕事がないから」「農業とか、牧場とか大変そうだし、かっこよくないから」などがありました。
なかなか現実的な話ですね。
儲かる仕事が無い、農業や牧場とか大変そうだしかっこよくないからというは、田舎で暮らす人が最も少ない理由です。
農業や牧場は儲からないけど、食べてはいける職業ではあるんですけどね。
子供が就きたい職業ランキングの上位は、プログラマーやゲームクリエイター、イラストレーター、YouTuberなどがあるそうです。
芸能人やアイドルってもうランキングに入っていないんです、なんだか年を感じます。
私の頃は、プロスポーツ選手、芸能人、アイドルが上位だったんですが。
でも、イラストレーターやYouTuberなら家でも出来ますから、田舎には暮らせそうです。
太鼓
子供サミットが終わると、キャンプ場の広場で太鼓フェスティバルが行われます。
フェスティバルに参加するのは、重須孝行太鼓保存会、人穴富士浅間太鼓、陣馬の滝太鼓保存会の3団体です。
予定では、太鼓フェスティバルは15時からスタートの予定でしたが、16時からスタートしました。
団体は、地域の小学生や中学生がメインで、大人も混じって行います。
人穴富士浅間太鼓は、地域の子供が少なく、中学校 22人しか生徒がいません。
参加できる地域の人や子供も少ないので、学校の先生が参加していました。
22人というと、1クラス3、4人くらいでしょうか。
少ないですね、でも、争い事は少なそうです。
花火
花火は、2種類あって願い玉と花火大会があります。
願い玉
太鼓の演奏が終わると願い玉花火になります。
願い玉とは、願いをマイクで湖に叫んだあと、花火をあげる行事です。
初めに、参加してくれた学校の生徒達の願いから行い、先着10名の方が願い玉を上げることができます。
司会の人に内容を話して、
願い事を言うと、花火があがり、
キレイに咲いたら、願い事が叶うというものです。
願い事は、様々でした。
東京からきた人もいたりして、結婚30年の記念に休暇村に宿泊した夫婦でした。
願い事は、最近結婚した息子夫婦に宛てたもので、孫の顔が早くみたいだそうです。
花火大会
願い玉終了後は、花火大会になります。
花火大会は、普通の夏祭りと同様に大量の花火をあげます。
ただ、夏の花火大会と違って季節が冬ですので雪が降っている中で花火を見ることができます。
こんな感じで、雪が降っていました。
子供を始め、周りの大人たちも初雪に嬉しそうな顔をみせました。
吹雪というほどの雪ではないですから、買い物や食事に支障はでません。
花火大会の花火は、願い玉の花火より奥のほうで、打ち上げられます。
なので、自転車受付所から見たほうが見やすいです。
最後に
行ってみて思ったより、楽しく、新たな発見もあって勉強になりました。
普通のお祭りと変わらないかなとも思っていたのですが、参加者の人たち地域の人で顔見知りが多いため、願い玉などの参加も率先的に参加して、わきあいあいとしてましたし、子供サミットの田舎で暮らしている子供の意見は貴重なものでした。
この記事を読んで、来年田貫湖祭りに行ってみたい、富士山に興味でたと思った方はぜひ行ってみてください。
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