夜はライトアップされる人気海水浴場「熱海サンビーチ」
2013-07-09T18:00:22+09:00 2013/07/09
東伊豆で最も都心に近い海水浴場と言えば「熱海サンビーチ」だろう。
この海水浴場は伊豆で一番と言って良いほど全ての面で整備されており、夏休みともなれば、関東方面のみならずほうぼうから観光客が押し寄せます。
ビーチの入口には素晴らしい親水公園があります。
そこには海外の有名な避暑地の海岸をイメージして作られた海を望むデッキが数百メートル。
そして海に突き出たスペースには「恋人の聖地」に認定されている「ムーンテラス」があり、恋人たちが愛を誓うことができるモニュメントが作られています。
熱海サンビーチは夜になると砂浜がライトアップされます。
これは日本で初めて熱海市が行った試みだそうで、発光ダイオード(LED)やソーラー発電等を使用して環境に配慮した省エネ型の器具を使用して砂浜やヤシの木をライトアップさせ幻想的な空間を作り出しています。
このときはムーンテラスもライトアップされますので、よりロマンチックなムードが漂います。
ビーチのライトアップは平日日没から22時。土日祝日は日没から24時。
ライトアップのデザインは東京タワーや姫路城等も手がけた、証明デザイナーの「石井幹子(いしいもとこ)」さんです。
人気海水浴場「熱海サンビーチ」・メニュー
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熱海サンビーチの場所・駐車場
ホテル街の前の海岸がビーチになっています。
大きな地図で見る
東京方面から行くと135号線から「熱海海岸自動車道(熱海ビーチライン)」に入り海沿いを走るとサンビーチの海岸が見えてきます。
写真はクリックで拡大します。
ジョナサンがある交差点を左折。
すると親水公園の駐車場が見えてきます。
親水公園の駐車場はまだ先のほうにもあります。
料金は30分ごとに100円(8~16時間は一律1600円、それ以上は全て1時間100円)かかります。
ここの「第1親水公園駐車場」は普通車50台、この先にある第2のほうは95台停められます。
この駐車場も海岸に近いのですが、サンビーチとお宮の松の間に「東駐車場」という大きな駐車場があります。ビーチのすぐ裏側です。
ここは大型車10台、普通車250台が収容できます。
料金は普通車30分100円(8~16時間は一律1600円、それ以上は全て1時間100円)。これは親水公園の料金と同じです。
ここからは熱海ビーチラインの道路を越えればすぐ海岸です。海岸には歩いて1分位かな?
尚、付近にはここ以外に市営駐車場が10箇所程あります。中にはビーチまで遠いところもありますが、停めるところが無くなるということは無いでしょう。
熱海市の市営駐車場マップはページ下の詳細情報・関連記事でご確認ください。
人工の海水浴場「熱海サンビーチ」
熱海サンビーチは西海岸の「らららサンビーチ」と同じように、白くて細かい砂で造った人工の海水浴場です。浜の長さは400m程で、奥行きは50m位あります。
海水浴期間中は、早朝ビーチクリーナーにより砂浜清掃を行っているそうですから、安全できれいな砂浜です。
沖には堤防が造られていますから波は静かです。
小さい子供がいる家族連れから大人まで安心して楽しめる海水浴場だと思います。
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熱海サンビーチの付帯設備
トイレは海岸の後ろの通路にあります。この他に2箇所あります。
砂浜のあちこちに設置されている白い囲いはビーチテント。
シーズンになると屋根が付けられます。
左は監視所。
喫煙所も海岸の後方に設けられています。
シャワーは海岸に6ヶ所位設置されています。
海の家はありません。近くにコンビニやファミレスがあるので問題ないでしょう。
更衣室は東駐車場にあるコインロッカー内にあります。
これ以外にビーチの東側はペットを同伴できるエリアが設けられています。
親水公園とムーンテラス
親水公園とは河川や海浜等の地形を利用して、水と親しめるように作られた公園のこと。
護岸工事の跡地に作られることが多い公園です。
ここの海岸沿いは写真のように全てモダンな造りになっています。
エリアごとに床のタイルのデザインが変わり、それぞれに名前が付けられています。
ビーチのほうから「スカイデッキ」。これは南欧のコートダジュールをイメージして作られています。
そして中ほどが北イタリアのサンレモ市リビィエラ海岸をイメージした「レインボーデッキ」。
ここには観光案内所「ワカガエルステーション」が設置されています。
最後に完成したのが南イタリアのナポリ港をイメージした「 渚デッキ 」。そこは平成21年年4月24日に熱海市渚町の海岸沿いできたエリアです。
熱海は花火大会が年に何回も行われます。
特徴は花火大会にフィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」と打ち上げ会場。
熱海は周りを山に囲まれている地形のため、花火の音が反響して音響効果を上げています。
そして、この海岸にあるデッキから見ることができ、熱海温泉ホテル旅館組合に加盟している宿泊施設に泊まっているお客は特別な観覧席が用意されます。
花火大会のスケジュールや穴場等の情報はページ下の詳細情報でご確認ください。
ムーンテラスは海に突き出た形で作られています。
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ムーンテラスは恋人たちの聖地として選定されました。
「恋人の聖地」は、NPO法人地域活性化支援センターが「少子化対策と地域の活性化への貢献」をテーマとした「観光地域の広域連携」を目的に展開しているプロジェクトです。
この恋人の聖地プロジェクトでは、全国の観光地域の中からプロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として選定します。
ブライダルデザイナーの桂由美がデザインした手形の銅板レリーフと噴水。
手形は女性が右、男性が左。
手形の上で交差させることで愛が成就すると言われています。
また、恋人募集中の人も同じように手を置くと恋人が見つかるそうですよ。
釜鳴屋平七
下の銅像は「釜鳴屋平七」という人の像。
この人は安政の頃熱海の浜に起きた漁民と網元の争いに起きた利権争いに尽力した網元側の一人。
網元のひどいやり方に反対して、漁民250余人とともにムシロ旗を立て韮山代官所に押しかけ代官江川太郎左衛門に訴状を差し出しました。
当時はそれが罪だったのか、首謀者とされた平七は八丈島に島流しになるのだが、船中で虐待されたため弱ってしてしまい大島(伊豆大島)に降ろされてしまいます。
そこで35歳という若さで亡くなるのですが、漁民が平七の意思を継いで、網元との争いを続けついに勝訴を勝ち取ったそうです。
熱海の魚釣り
親水公園の前はクルーザーやヨットが停泊しています。
海水は澄んでおり小魚が泳いでいますが、港湾施設一帯は釣りが禁止されています。
釣りができるのは湾の西側にある「熱海港海釣り施設」。
所在地は静岡県熱海市和田浜南町1694-32。
全長300m、幅14mという防波堤です。
トイレや水道、ベンチ、バリやフリーの通路等が作られているので車椅子の方でも釣りを楽しめます。
また、安全面を考慮してライフジャケットの無料貸し出しや救命浮き輪、救命タラップ等も整備されています。
料金は大人300円、中学生200円、小学生100円。
これに駐車料金が500円。貸し竿もありますし、仕掛けや餌、クーラー、食べ物なども販売しています。
肝心の釣れる魚ですが、季節によりマダイやクロダイ、へ鯛、アジ、イワシ、サバ、メジナ、アオリイカ、ジンドウイカ、ワカシ(ワカナゴ)、イナダ、シイラ、ソーダ鰹、キス、カサゴ、タコ、マゴチ、ヒラメ、カレイ、等です。
詳細は下のホームページでご確認ください。