奥大井、川根本町接岨峡「長島ダム・接岨湖」の紅葉
2014-11-17T18:00:32+09:00 2014/11/17
接岨峡（せっそきょう）とは川根本町を流れる大井川上流部の渓谷のこと。
ここには治水や利水、電力発電を目的としたダムが幾つか建設されています、
長島ダムはその中でも最も新しいダムで、計画から２９年の歳月をかけ２００１年（平成１３年）に完成しました。
このときダムによりせき止められて造られた人造湖が「接岨湖（せっそこ）」と命名されています。
ここはかつてダムの名前にもなっている長島集落が存在したのですが、ダムの建設に伴い湖底に水没しています。
昭和５２年（１９７７年）には温泉も湧出していたこの地はダム建設に伴い移転し、今でも「接岨峡温泉」として数軒の温泉宿と温泉会館が営業しています。
現在では湖に沿うように走っている「南アルプスあぷとライン（大井川鉄道井川線）」の駅名も、ダム建設とともに「川根長島駅」から「接岨峡温泉駅」に改称されたようです。
長島ダム・接岨湖周辺はは観光地としても人気があります。
春の新緑や秋の紅葉の季節にはハイキングやツーリング、サイクリングなどを楽しむ人も多く訪れますし、湖ではカヌーやカヤックをする人も多い。
平成１５年にはカヌー競技場 も造られています。
また、ダムの本体は一般に開放しているため社会見学に訪れる人もいますし、周辺施設として「四季彩公園」や「アプトいちキャンプ場」、「大樽広場」などが整備され開かれたダムとして地域に貢献しています。
「長島ダム・接岨湖」の紅葉・メニュー
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「長島ダム・接岨湖」の場所・アクセス
地図では下の位置です。
７７号線の寸又峡との分かれ道を右折し３８８号線へ。
地図はクリックで拡大します。
運が良ければ途中で紅葉の中を走る、南アルプスあぷとラインの列車を見ることができます。
下が長島ダム。
施設そのものはかなりの大きさです。
長島ダム・接岨湖周辺の施設概要
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ダムの左岸に駐車場や案内看板がありました。
ダムの上は展望台になっていて周囲を見渡せます。
湖上の突起物は噴水。これは観光にも一役買っていますが、本来の目的はダム湖の水を循環させることにあるようです。
夏から秋にかけては３０分間隔で作動しますが、冬場から春にかけては１時間おきになっているらしい。
裏側からの眺めも最高。左側がキャンプ場、右側は大樽広場。
真ん中に架かっているのは「しぶき橋」です。
左岸に見えるのが「長島駅」と１階が展示室となっている「ダム管理所」。
紅葉が始まるのは１１月初旬、見頃となるのは中旬から下旬にかけてです。
