富士山が最も近くに見える「道の駅朝霧高原」と「あさぎりフードパーク」
2013-09-15T10:00:55+09:00 2013/09/15
朝霧高原は富士山麓の西側、標高700~1000m位に位置する広大な高原です。
文字通り、朝方霧が発生しやすい気候から「朝霧高原」と名付けられています。
富士山周辺には絶景ポイントが数多くありますが、ここから臨む富士山はスケールが違う。
恐らく最も雄大に見える場所ではないかと思います。
晴れた日には139号線沿いに車を停め、多くの観光客や写真愛好家がその雄大な姿を記録に残しています。
この地域の主要産業は酪農。
富士山が目の前に見える広い牧場で、のんびり草を食むホルスタインの姿があちこちで見受けられます。
また、広く平坦な土地を生かして、距離のあるゴルフ場やオートキャンプ場、パラグライダースクール等が幾つもあります。
「道の駅朝霧高原」と「あさぎりフードパーク」はそれこそ周囲に何もないような高原地帯に造られています。
東名高速のインターからは30分位、山梨県側からは本栖湖入り口から10分位?の139号線沿いにあり、特産品の乳製品や高原野菜、ハムなどが人気の道の駅です。
「道の駅朝霧高原」と「あさぎりフードパーク」・メニュー
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「道の駅朝霧高原」と「あさぎりフードパーク」の場所・アクセス
地図ではこの位置になります。
山梨県のほうから来ると左側にあります。
周囲には特に目立つ建物が無いのですぐ分かります。
建物は牛舎風のデザイン。
トイレの前にはサイロをイメージしたシンボルがあります。
写真はクリックで拡大します。
「道の駅朝霧高原」の特産物
エントランスには巨大なナメコ。
フジテレビのもしもツアーズでも紹介されたそうです。
手作りのからし味噌やうめぼし等もありました。
左が「鶴首かぼちゃ」、鶴の首のように長いのが特徴。
日本古来のカボチャで愛知県の伝統野菜に指定されています。味は濃厚らしいですよ。
右が「赤皮栗かぼちゃ」。
西洋かぼちゃの一種で食感はほくほくしているとのこと。
大根やゴーヤは良く見かけますが、「ずいき」はあまり見かけません。
ずいきとは里芋の葉柄(ようへい)のこと。茎みたいなものです。
赤いものは「赤ずいき」青いものは「青ずいき」、干したものは「干しずいき」と呼びます。
カリウムやカルシウムが多く含まれますが、干すことによりさらに増えます。又食物繊維もかなり増加します。
店内で最も人気があったのが卵や牛乳、ハムやベーコン、ソーセージ、もつ煮等の地元特産品。
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他にも富士宮の特産品ニジマスの鱒寿司や甘露煮、富士宮焼きそば、静岡の名物である山葵漬けややぶきた茶等が販売されています。
ここにも「こけももアイスクリーム」
「あさぎり高原の新鮮な牛乳から生まれたソフトクリーム」というのが売られていました。
中に入ってみるとどこかで見たことがあるラインナップ。
・・・たしかスバルライン五合目じゃなかったかな?
「あさぎりフードパーク」は道の駅の裏側にある
あさぎりフードパークは、地元の食品関連企業が子供から大人まで楽しめる体験プログラムを通して関連商品を販売しています。
出店している企業は以下のようになります。
- 株式会社富士園・・・富士山の山霧に育まれた茶葉のみを使用した浅蒸し煎茶、深蒸し煎茶、玄米茶にほうじ茶、お手軽なティーバック製品など。
- 上野製菓株式会社・・・地元の和菓子屋さん。第19回全国菓子大博覧会で最高位の「名誉総裁高松宮賞」を受賞した「本練ようかん」が名物らしい。
- 有限会社かくたに・・・甘味処・かくたに工房。火山灰を含む水はけの良い畑を利用して作られたサツマイモのお菓子。
- 富士正酒造株式会社・・・富士山の豊富な伏流水を利用して造られた日本酒を製造販売。
- 朝霧乳業株式会社・・・牛乳やチーズ、バター、ソフトクリーム等。
- 株式会社富士山・・・地元の特産品を生かしたビュッフェレストラン。