本栖湖のおすすめ観光スポット お札の絵に使われた場所 逆さ富士 遊覧船もぐらん
2018-01-01T20:45:49+09:00 2018/01/01
先日、本栖湖に行ってきました。
本栖湖というのは、富士五湖の一つで、山梨県南都留郡富士河口湖町及び南巨摩郡身延町に跨いで存在する湖です。
案外、実は静岡県ではなく山梨県に属している事は知られていなかったりします。
富士五湖とは、富士山の噴火の影響で出来た5つの湖で、西湖、精進湖、本栖湖、河口湖、山中湖があります。
その5つの中でも、本栖湖は水深121.6㎝と最も深く、五湖の最西端に位置します。
昔、1973年の東宝映画「ゴジラ対メガロ」で冒頭のイルカの乗り物のシーンに使われたのがこの本栖湖です。
そして、近年では水の透明度が低下が問題となり、2001年から毎年6月の第一土曜日に本栖湖クリーンアップを開催し、2006年3月から水上オートバイやモーターボート等の動力船の使用を禁止を始めました。
有名どころは撮影スポット
この本栖湖の有名どころは、1984年には五千円札、2004 年には千円札の紙幣の図様裏面の富士のモデルになったところです。
本栖湖を西に進んで行くと、この写真の撮影スポットにいけます。
ここは、毎年多くの人が年明け前にきて、年賀状用の写真、日本にきた記念撮影など様々な撮影が撮られています。
また、富士市民は毎年年明け前にポストに富士山のカレンダーが配布されるんですが、その写真にここの富士山が使われていることもあります。
富士山が見えない撮影場所もあります。
ここは一般の人でも入れる無料の駐車場がある湖畔で、湖が間近で見ることができます。
湖を一周はできない
本栖湖は、周囲11,6kmあります。
ですが、一周はできません。
いろんな角度から本栖湖を見てみたい人も居ると思いますが、残念ながら写真のように閉鎖されています。
土砂崩れや、雪崩等の自然災害が心配されている事も閉鎖の理由の一つですが、何より日があまり当たらないというのが原因の大半を占めているんだそうです。
日が当たらないと魚もいないし、バーベキューも出来ないですから。
様々なレジャー
レジャー面では、ウィンドサーフィンが有名で、夏季には多くのウィンドサーファーが訪れています。
「もぐらん」という観光船による遊覧や、釣りめんでブラウントラウトやニジマスなどを狙うフィッシングも盛んです。
中でもニジマスは、湖周辺の飲食店に定食としてある事がおおく、良く釣れます。
最も深く透明度も抜群の湖で、マリンスポーツやキャンプが楽しめます。
山登り
湖畔沿いから登ることが出来る竜ヶ岳は、元旦に富士山頂から初日の出が昇る「ダイヤモンド富士」を見ることが出来る事でも有名です。
竜ヶ岳は、かつては「小富士」とも呼ばれていた山梨百名山にもなっている本栖湖の南側に位置する山です。
登り始めは急に感じますが、約2時間ほどで山頂にたどり着くことができ、天候に恵まれると山頂からは、目の前にそびえ立つ富士山、綺麗なグリーン一面の青木ヶ原樹海、南アルプスなどの大パノラマを眺めることができます。
ダイヤモンド富士
この竜ヶ岳では元旦、「ダイヤモンド富士の初日の出」を見に、毎年多くの人で賑わいを見せます。
富士山の頂から太陽が昇り、山頂部がダイヤモンドのように輝くとその神秘な光景に歓喜の声が上がります。
竜ヶ岳の伝説
本栖湖からある日、突然現れた龍が「富士山が噴火する」とお告げをして山頂から天に昇って行ったという伝説や、富士山の噴火で溶岩が湖に流れ込んだ熱さでこの山に逃げたという伝説などあり、竜ヶ岳の名前の由来になったと言われています。
現在でも、本栖地区の住人から選ばれし「六斎念仏講」が、毎年7月に登山途中のあずまや近くにある、本栖湖江岸寺の住職がこの場で竜を供養したという「石仏」へ登り、念仏の行法をつとめています。
お店
本栖湖には、三軒のお店があります。
この三軒では、お土産や地元の料理を知ってもらおうと名産品を使った美味しい郷土料理を提供してくれます。
本陣つかさ
創業45年の本陣つかさは、「毎日、出来立て」のそば、うどん、ほうとうをご提供している和風佇まいのお店です。
そばつゆも、化学調味料はつかわずに地元特産の椎茸に、日高昆布、鰹節、さば節をふんだんに使用したり、溶岩を薄い板状にしたプレートを使った肉「溶岩焼き」、本栖湖名物の「鹿カレー」、季節の食材を使った季節料理、各種定食などもあるメニュー豊富なお店です。
湖仙荘ー
今から約70年前、昭和24年5月1日に創業された湖仙荘ーは、三軒の中で最も古い老舗です。
2階が飲食店になっていて、山梨名物”ほうとう”から本栖湖名物の鹿カレー、ワカサギ定食、そば、うどん、団体様メニュー、1階には山梨名物のお土産、甲州ワイン、手作り商品も取り揃えています。
本栖館
そして、最後の三軒目は本栖湖の飲食店で唯一カフェテラスがある本栖館です。
山梨名物”ほうとう”はもちろん、本栖湖名物の鹿カレー、パスタやクリームソーダ、ソフトクリームなどのカフェメニューもあり、山梨県のお土産屋やワインも豊富に取り揃えています。
もぐらん
先程のレジャーの紹介で話た、遊覧船の「もぐらん」の話をします。
なぜ、もぐらんという名前かというと、潜らないので、その名も「もぐらん」なんだそうです。
ものすごく潜りそうな外装なのに。
紹介文では、潜水艦型遊覧船と書いてありました。
今は、冬なので、運営はしていません。
遊覧は、主に夏が盛んで、子供たちに人気の乗り物です。
外見もは可愛いイエローサブマリンです。
船内には2つのスペースがあります。
船内客室はかわいいポップ調で、イエローサブマリンらしく潜望鏡やかわいい丸窓を備えております。
また、船内に2つ設置された船底窓からは、本栖湖に棲む鯉、ヒメマス、ニジマス、ウグイ等を見ることができます。
後方デッキでは、天気が良い日は富士山と360°のパノラマビューが楽しめます。
もぐらんの公式ホームページがあるので、内装の写真がみたい方はアクセスしてみてください。
もぐらんの紹介文の一部を、引用しています。
参考までに回覧してください。
船内客室
船内はかわいいポップ調になってます。
船内定員は30名で、潜望鏡と通信管を設置してます。お子様に大人気です
もぐらんの船内には2つの船底窓も設置してあります。
後方デッキスペース
晴れた日にはこちらで雄大な富士山や湖に吹く風を思う存分感じてください。
船内入口ドア横には、船内と話の出来る通信管があります。
船内にいる友達と話しをしてみましょう。
ペットと一緒に乗船されたい方はゲージに入れて頂ければ、このスペースまでは同伴可能です。
船底窓ムービー
もぐらんの船内には2つの船底窓が設置してあります。水中の様子を覗いてみましょう
本栖湖には、鯉、ヒメマス、ニジマス、ウグイ等が住んでいます。
魚群探知機
客室前方、操舵席横に魚群探知機が新たに設置されました。
湖の魚の様子や現在の水深をリアルタイムで見ることができます。
ペット
乗船料:200円
※必ずペット用ケース(ゲージ又はバック)に入れてください。
※ゲージをお持ちでないお客様には、小型犬用ゲージの無料貸し出しもしていますので、お気軽にお問い合わせください。
補助犬
もぐらんでは、『身体障害者補助犬法』に基づき、補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)につきましては、そのまま無料で同伴乗車可能となっております。
その他
最後に、本栖湖で行われている、季節毎のイベントを紹介します。
8月3日の本栖湖の花火大会「神湖祭」は、駐車場売店前の湖畔が会場になります。
休日は交通渋滞が見込まれるので、時間をずらして来る等の配慮をお願いします。
この記事を読んで、本栖湖に興味がわいた方は、本栖湖の公式ホームページをご覧ください。
スポンサーリンク