富士山周辺の穴場観光地「猪の頭・富士養鱒場」の渓流で子供と虹鱒釣り
2013-08-30T10:00:40+09:00 2013/08/30
富士養鱒場とは、富士宮市の猪之頭という所にある水産技術研究所です。
富士山から流れ出たきれいな水を利用して、ニジマスの生産と供給、増養殖等に関する試験研究を行っています。
国内のニジマス生産量は約11,000トンといわれます。
そのうち静岡県で生産されている量は約2,400トン。富士宮市は約1,500トン生産していますから市町村単位では全国1位です。
ここには幾つもの池があり、魚の年数ごとに分けられています。
水温が10度に保たれた養殖池の水はどこまでも澄んでおり底まで見えるので、泳いでいるニジマスがはっきり見えます。
近くには渓流が流れています。
その渓流を利用してニジマス釣が楽しめます。
ため池の釣堀と違い、自然の川を利用しているので本格的な渓流釣をしているような感じです。
土日はもとより、ゴールデンウィークや夏休みは子供を連れて家族で楽しむにはもってこいの場所ではないかと思います。
富士山周辺の穴場観光地「猪の頭・富士養鱒場」・メニュー
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富士養鱒場の場所・アクセス
地図はこの位置。住所は静岡県富士宮市猪之頭579-2。
以前紹介した「陣場の滝」の入口から2・300m行った道沿いの右側にあります。
ここまでの道は「富士山周辺の穴場観光地「陣場の滝」をご覧ください。
写真はクリックで拡大します。
入場無料の日
静岡県は8月21日が「県民の日」になっています。
富士養殖場ではPR活動の一環として「観覧施設の無料開放」を行っています。
また、8月19日は「富士山麓の親子ニジマスふれあい体験」が開催されました。
普段の日の営業内容は以下のようになります。
- 営業時間・・・AM9時~PM4時30分(入場はPM4時まで)
- 観覧料金・・・大人300円・小人(中学生・小学生)100円・高齢者(70歳以上)無料・障害者とその介護者(1名まで)無料
- 団体(30人以上)料金・・・大人180円・小人60人
魚は年齢ごとに池に入っている
池は15~20位。
それぞれに大きさが違いうニジマスが入っています。
中には50cm以上もあるようなニジマスが泳いでいましたよ。
アルビノとカルガモ
アルビノという魚をご存知ですか?
ニジマスの釣堀などに行くと、何匹か黄色いような色をした魚がいると思います。それがアルビノです。
これはニジマスの体色変異したものです。メラニン色素がないため体色は黄色く目は赤い色をしています。
左下の池はほとんどアルビノ。
右下のほうにはアルビノ以外にカワマスやイワナも住んでいるそうです。
カルガモの親子が住み付いていました。
水産試験場も見学できる
敷地の置くのほうに水産試験場があります。
一部が一般公開されていますので、ここに行ったときは寄ってみたほうがいいですよ。
中には大きな円柱型の水槽があり、1m以上にもあるドナルドソンニジマスや北海道にいるイトウ、ブラウントラウト、カワマス等が泳いでいます。
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サワガニや絶滅が危惧されている魚も紹介されています。
右下は世界文化遺産三保の松原がある海から獲ってきたものらしい。
ニジマスの生態やこの施設の歴史や案内等が紹介されています。
ニジマスの加工品もありました。ここで開発したものかな?
右下は静岡県に生息する代表的な淡水魚。
マダイとヒラメ、そしてニジマスが一緒に入っている水槽。
静岡県では、淡水で育てたニジマスを駿河湾で育て「駿河湾サーモン」として売り出しています。
その見本としてここに展示しているのでしょう。
家族で楽しめる渓流釣堀
渓流釣堀は敷地に沿って流れる川を利用しています。ここは猪之頭公園の一部になっています。
利用料金は、一竿1700円(・餌・仕掛け付・釣り上げ魚重量1Kgまで)。
釣れた量が1kを越えると、100gにつき120円の追加料金が発生します。
ルアー、フライも可能みたいですが、釣エリアが限定されるようです。
ここは周りが大きな木に囲まれているので、真夏でも比較的涼しいですよ。