広くて駐車場も近くにある「沼津港・沼津外港」の釣り・ポイント
2014-05-08T18:00:05+09:00 2014/05/08
沼津市は静岡県東部、伊豆半島の付け根に位置する人口約20万の都市です。
沼津港は西伊豆の玄関口。戸田や土肥を結ぶ高速船「ホワイトマリン」が発着所となっています。
広大な沼津港には県下2位の水揚げ量を誇る魚市場はもとより、新鮮な海産物を売り物にする数え切れないほどの飲食店や干物店、世界で唯一シーラカンスの冷凍標本がみられる深海魚水族館などがあり、観光地としてもかなりの知名度を誇ります。
釣り場となる場所も数多くあります。足場もよく駐車場も近くにあるので便利です。
釣れる魚の種類も多い。クロダイ、メジナは周年狙えますし、時期によりコアジやコサバ、ソーダガツオ、イナダ(ワカシ)、などの回遊魚の他、マダイ、タチウオ、ヒラメ、スズキ、等。
テトラ周りではカサゴやムラゾイも狙えます。
ここもGWや夏休みともなれば市外や県外からも釣り客は訪れます。
ポイントによっては場所取り争いをしなければならないようなこともあるそうです。
魚が釣れる時期は水温や潮の影響である程度限られてしまいます。
ここも早めに出かけたい釣り場の一つでしょう。
「沼津港・沼津外港」の釣り・ポイント・メニュー
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「沼津港・沼津外港」の場所・アクセス
地図では下の位置。行き方はいろいろあるのですが、414号線からでは「玉江町」交差点を西側に行くと港が見えてきます。
釣り場・ポイント
主な釣り場は「外港」と「内港」、狩野川河口沿い、港西側の千本浜。
ポイントによっては狙える魚がある程度違います。
「外港」の岸壁
港の入口を西に進むとゲートが見えてきます。
入ってすぐを左折すると岸壁があります。
写真はクリックで拡大。
ここでは主にサビキやトリックで小型回遊魚(コアジ・コサバ、等)狙いがおすすめ。
水温が上がれば回ってくるのですが、どの辺で釣れるかはその時々で違うようです。
意外に最深部の角が良いというときもあります。
こちらは対岸。ここも小型回遊魚狙い。
停泊している船の間ではクロダイを狙う人もいます。
ただ、釣れたのを見たことはありません(笑)。
白灯台堤防
奥に行くと堤防に上がれます。
ここのテトラでは季節により、マダイやクロダイ、メジナ、回遊魚(ソーダ鰹、ワカシ、イナダ、カマス、等)、タチウオ、キスなどが狙えます。
特に夜釣りでタチウオが釣れるときは場所取りに苦労する。
テトラの隙間ではカサゴ、ムラゾイが周年狙えます。
堤防の先端には白灯台があります。
水温が上がれば際でアジやサバが良く釣れます。
投げ釣りでキスやマゴチ、ヒラメ。カゴ釣りで回遊魚五目。
夜釣りではタチウオ、そしてアナゴも釣れるらしい。・・・それなりの仕掛けと餌で!!
ただ、外港入口のゲートが17時には閉鎖されるので注意が必要です。
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外港奥の浜
外港を西に行き、ドン付きにある階段を上がると千本浜に出られます。
夏になると海水浴場になります。
ここは港寄り数百メートルの浜が黒鯛の渚釣りのポイント。
富士市まで続く広大な砂浜ではタコやキス、マゴチ、アオリイカもが場所により狙えます。
また、夏になるとカゴ釣りやブリッジ仕掛け、ルアーで回遊魚(ソーダ鰹、ワカシ、イナダ、小カンパチ、シイラ、メジマグロ)が釣れることで関東方面ではかなり知られています。
「内港」の岸壁
この辺は外港から内側に入ったところ。
定期船の発着所があります。
ここは市場前位まで、水温が上がるとアジやサバなどの回遊魚が釣れます。
特に角が良い。
トリックやサビキで釣れないときは一本針の浮き釣りがおすすめ。
餌はアミエビか大粒アミエビ。
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狩野川河口
沼津港の飲食街の間を海側に進むと狩野川に突き当たります。
余談ですが、この沼津港には深海水族館という水族館があり、以前テレビでも放送された水族館で、一部で人気がある施設です。
ぜひ、お子様がいる方におすすめです。
狩野川河口はルアーでスズキの大型(メートル級)が釣れる事で知られています。
外道でヒラメや黒鯛が釣れる時もありますよ。
下は市場の裏側付近の狩野川河口。
この付近は黒鯛が良い。
団子釣りも良いですがサナギのブッコミ釣りがおすすめ。
意外に近くで釣れますよ。
もちろんルアーでスズキやフッコ、セイゴも狙えます。
沖には赤灯台があります。(右下)
先端は回遊魚や黒鯛。
内側にテトラが入っていますがそこもふかせで黒鯛が狙えます。