御殿場高原時之栖 イルミネーション王宮の庭には150メートルの噴水演舞がある
2018-12-20T20:38:50+09:00 2018/12/20
12月ももう中旬。
すっかり街はクリスマスムードで、どこを見てもクリスマスのイルミネーションです。
町や商店街、家にたくさんのイルミネーションが施されています。
静岡県御殿場市には「時之栖」という温泉とビールが有名な観光地がありますが、冬には全国から大勢の人が来るほどのイルミネーションスポットでもあります。
昔から私などは地元ですので何度か行ったことがあり、県外の人に聞かれた際には「まぁすごいかな」と答えていました。
この微妙な反応の理由は、イルミネーションはあるけどちょっと寂れていた印象があったのです。
何年も同じイルミネーションで、修復されず、「光のトンネル」も穴が目立っていました。
ですが、近年、リニューアルしさらに、パワーアップしたという情報を耳にし、行くことにしました。
行く前に事前に下調べをしたのですが、驚きはサイトから。
サイトももっとこじんまりとした、小さめサイトだったのですが、今時風になっており、写真も多く、細かい詳細も記載がありました。
イルミネーションの項目を見ていると、自分が数年前に行ったときは無かった(または見落とした)ものが幾つか追加されていました。
王宮の丘「ヴェルサイユの光」 150メートルの噴水
まず「王宮の丘」について。
詳細は時之栖イルミネーション公式サイトから。
噴水レーザーショー『ヴェルサイユの光』/スローハウス・トゥインクル/ヒカリの散歩路
「王宮の丘」の夜を彩るショーは、今年は新たに(マルチメディアショー)として、噴水・レーザー・音楽の華やかで美しく、迫力ある競演は見るものの心をとらえて離しません。
そして最高到達点は150mの高さとなり、名実ともに日本一に。
また装いも新たにヒカリの散歩道とスローハウストゥインクルは、一面に広がる色鮮やかな世界が皆様を魅了します。
入場料:大人¥1,000 小学生¥200
150メートルの噴水は見たくなります。
昔、100メートルの高さがあるバンジージャンプをやったのですが、それよりも高い。
入場料が大人と子供でだいぶ差がありますね、大人のほうが見るのかもしれません。
時之栖のどの辺りに噴水があるのか見てみると、時之栖に入って「光のトンネル」の方角とは反対の方向にあるようです。
そこは昔、ただの丘でたまーにシーズンごとに変わった出し物が飾ったあったりした場所でした。
最後に見た記憶で、ねぶたが飾ってあった気がします。
あのただの丘に数年で150メートルの噴水ができるなんて、十年一昔とはこの事。
噴水の運行について時之栖イルミネーション公式サイトより。
期間 2018/10/27(土)~2019/3/17(日)
点灯時間 16:30~22:00(時期により変更)
雨天でも通常と変わらず点灯しております。
極度の強風が吹いている場合に限り、噴水ショーのみ中止とさせていただく場合もございます。
雨天でも点灯しているのはありがたいですね。
光のトンネル 全長約450メートル 光を使った優雅な舞踏会の物語
光のトンネルは昔からあります。
冒頭でも話しましたが、トンネルに隙間が出来ていましたが、時之栖イルミネーション公式サイトのフィトグラフを見ている限り、穴は無くなり、リフォームされた様子です。
それと、トンネル内の「優雅な舞踏会」というのも気になります。
詳細については時之栖イルミネーション公式サイトより。
全長約450mの「光のトンネル」は、キラキラしたシャンパンタワーとシャンデリア、宝石を散りばめたゴージャスなクラウンなど、一夜の優雅な舞踏会の物語を演出。
ロングドレスを身にまとい、パーティーに参加したような気分になっていただけます。
水中楽園 アクアリウム
「水中アクアリウム」は数年前からあります。
始めた当初は夏限定の展示だったのですが、人気があったのか通年。
ここもバージョンアップされたそうです。
個人的に1番楽しみです。
以下の詳細文は、時之栖イルミネーション公式サイトより。
光で彩られた幻想的な空間に、全国から集められた200種4,500匹の種類の金魚を展示し、名実共に日本一の金魚水族館として成長を続けております。
多種多様の空間で優美に泳ぐ金魚・神秘的なクラゲ・可愛らしいメダカなど、小さな大自然をお楽しみいただけます。
営業時間:9:00~21:00
料金:大人¥1,000 小学生¥300
※2019年1月7日より営業時間変更予定
樹齢120年のモミの木 ツインツリー
ここは昔からあり、橋が追加されたことが新しい気がします。
この樹齢120年の木は、時之栖に観光にきた方々の写真スポットになっているようで、撮影している人が毎年大勢います。
以下の詳細文は、時之栖イルミネーション公式サイトより。
樹齢120年のモミの木は、今年はホワイトカラーに彩られ、初夢の橋・大鷹のブロンズ像・日本一の富士山とともに皆様をお迎えします。
参加型イルミネーション 富士山ヒカリの国 フェスティバル
ここは2010年ぐらいから導入された企画で、時之栖周辺の学校の美術部が参加しています。
毎年凝った作品が展示されていて、作品の生徒さんの家族が記念撮影に来たりして盛り上がっています。
その様子を見ているとちょっとほっこりします、ほっこりポイントかも。
以下の詳細文は、時之栖イルミネーション公式サイトより。
6回目を迎える参加型のイルミネーション。
今年は「色・彩・美~ブルーガーデン~」というテーマをもとに参加者は工夫凝らし腕を競っております。
以上が、イルミネーションの詳細についてです。
次は実際に行ってみた感想と写真になります。
実際に「時之栖 イルミネーション ひかりのすみか」に行ってみた
時之栖から1番近いのは第2駐車場です。
駐車場の目の前には「参加型イルミネーション 富士山ヒカリの国 フェスティバル」があります。
イルミネーションが展示されている通路に入っていきました。
広い通路の両端に作品が展示されています。
通路が広いので見やすい。
作品以外の展示物も今回はあります。
「シュガー・ラッシュ オンライン」とのコラボイルミネーションです。
各イルミネーションに点在されており、スタンプラリーも開催されているそうです。
他にも作品以外のイルミネーションがあります。
カップル向け用に作られたハートのベンチのイルミネーションなどもありました。
「参加型イルミネーション 富士山ヒカリの国 フェスティバル」を南に降りて行くと、「光のトンネル」があります。
「光のトンネル」は舞踏会がテーマです。
どんな風に一夜の舞踏会が演出されているのか?わくわくしながら入ると、最初に目に入ったのは複数吊るされた光る花束でした。
こういう風に花束を魅せるのは珍しいし、光っているので、シャンデリアのようにも見えて美しかったです。
踊っている貴婦人の顔ハメパネルのドレスは淡く光るバラで構成されていました。
近づいて見てみました。
光らせるだけなら、赤く光るバラにすればいいだけなのですが、光を柔らかく演出するために、白いプラスチック類で作ったバラの下から赤いライトで照らしています。
プロの方のクリエイティブな発想には驚きを隠せませんでした。
このバラのドレスを着た婦人のパネルは沢山あります。
下の写真のように、等間隔でジクザクにあります。
まるで本当に踊っているようです。
パネル以外に、巨大な光とガラスで構成されたクラウンとシャンデリアがありました。
シャンデリアには、LEDライトは付属していませんが、下のクラウンからの光が反射して、赤から青に変わったりしてキレイでした。
ここを撮影している方も多く、人気のイルミネーションなのかもしれません。
下の写真は、ガラスで構成された大きな香水ボトルです。
下の写真はLEDライトとガラスで構成されたプレゼント箱。
かわいいです。
下の写真は色が違うクラウンです。
先程のクラウンの紹介の際に説明不足しましたが、クラウンの主な装飾はバラで、色がくっきりついています。
素材はよくわかりませんが、生花や造花ではない事は確かでした。
下の写真は、巨大なヒール、たぶんガラスの靴をイメージして作られていると考察。
「光のトンネル」中間地点には「水中アクアリウム展」があります。
アクアリウム展は一人1000円。
入り口には金魚すくいと、売店があります。
中に入ると、まず始めに写真のような広い円型の部屋に出ます。
ここでは、下の写真のように丸い金魚用の水槽の背景に和柄が貼られた和のアクアリウムが展示されています。
桶型の水槽は、上から金魚を見て楽しむ事ができるようになっています。
様々な和柄と金魚が展示されていて、飽きない空間となっていました。
下の写真のは金魚をアップで撮影したもの。
水の中を泳いでいるというより、浮いているようにみえます。
この円型の部屋の中央には、強大な金魚の酒坏があります。
面白いのが、ここに入っている金魚は人に寄ってくるんです。
人が移動すると、それについてきて楽しかったです。
次の部屋は中国の金魚の水槽でした。
黄金の金魚との事。
近くで見てみました。
金魚っていうより、鯉に近いのでは?と思う風貌でした。
金魚でこんなに髭が長い種もいるんですね。
黄金の金魚を過ぎたあとは、同じように金魚の水槽が並ぶのですが、そこで珍しい金魚をみつけました。
出雲南京(いずものなんきん)という金魚、なんと天然記念物で、まるで神棚のように水槽の前には榊と神具が置いてありました。
説明文あったので記載します。
出雲地方のみで飼育されてきて現在に至る。
歴史ある希少種で、昭和57年に島根県の天然記念物に指定されました。
現在でも流通ルートにはほとんど乗っていません。
侘び寂びを感じさせる上品さが出雲南京の魅力の一つです。
ちょっと大きなアウトレットに行けば小さいサメだって売っている時がある現代で、流通ルートがほとんど乗っていないのは、本当に珍しいです。
彫刻と大型の水槽を展示しているコーナーもありました。
下の写真は始まりの金魚、全ての金魚の原点の近所です。
結構大きいです。
金魚と彫刻の奥に、彫刻で掘られたトンネルがあり、その先にはアクアリウムと図書館の融合させたような空間があります。
この空間が個人的に1番すきでした。
アクアリウム好きにはたまらない空間だと思います。
下の写真のようなアクアリウムが沢山ならんでいます。
ただ、店内が暗いのであんまりキレイに写真がとれませんでした。
取れたとしても、ガラスに自分や背景が写っちゃいます。
図書館アクアリウムの部屋を抜けると外にでます。
もうすぐ出口です。
下の写真はアクアリウムとは違うんですが、一応展示物です。
その名も金魚の温泉。
人肌より少しぬるいくらいの温泉水の中で飼育されています。
下の写真は出口付近にあった街の模型。
だが、ただの模型ではなく大きな水晶玉の金魚鉢が中心となっている街でした。
この街の設定は「進撃の金魚」かもしれません。
再度「光のトンネル」に入ります。
トンネルの出口付近にはレストランや出店が並んでいる場所に下の写真のようなツリーがあります。
「樹齢120年のモミの木 ツインツリー」です。
トンネルを抜けた先にもありますが、そうするともう一度北に向かうことになるので、出口付近の抜け穴から抜けたほうが流れが良いと自分は思います。
そして、最後に、「王宮の丘「ヴェルサイユの光」 150メートルの噴水」に行きます。
「王宮の丘」に行くには「光のトンネル」にもう一度入り、来た道を戻ることになります。
「ツインツリー」から、だいたい10分くらいで受付に到着しました。
有料区域なので、1000円払い入ります。
噴水は丘の上にあるので、景色を見ながら坂を登ります。
噴水のショーは時間毎で開演します。
噴水の水が飛んで来ることがあるので、離れてみたほうがいいかも。
風向きにもよりますが。
下の写真は、噴水の演舞の一部です。
噴水を下と後ろのライトが様々な色の光で照らしています。
演舞に合わせたクラッシクが流れ、幻想的な雰囲気を作ってくれています。
噴水の演舞、150メートルの噴水をぜひ足を運んで、見てみてください。
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