日本一寒い街、北海道陸別町で行われる移住体験「日本一の耐寒生活体験」
2013-12-13T18:00:59+09:00 2013/12/13
陸別町は北海道の道東に位置します。
-30度位になることから「日本一寒い町」とか、寒暖差が激しいことで「70度の温度差のある町」などと呼ばれています。
これだけ気温が下がると、一般的にはあまり見ることはできないという「ダイヤモンドダスト」も普段の日常で普通に見ることができるそうです。
因みに、ダイヤモンドダストとは空気中の水蒸気が細氷となり浮遊する現象で、-15度以下の晴天時の朝などの見られるます。
陸別町はこの極限の寒さとも言うべき環境を観光の目玉にしており、30年以上も前から「しばれフェスティバル」というイベントを毎年開催しています。
「日本一の耐寒生活体験」はこのフェスティバルに合わせ実施される移住体験です。
体験中の活動費補助や宿泊費の助成といった特典も用意されています。
陸別町の「日本一の耐寒生活体験」・メニュー
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陸別町の場所と概要
北海道十勝総合振興局管内の足寄郡に属します。
地図ではこの位置です。
面積は約609km²。人口約2,600人。
他県からのアクセスは空路がお勧め。
女満別空港からで約1時間、釧路空港からは約2時間、帯広空港からは約2時間30分くらいです。
道東の内陸部、面積の8割が森林で占められているこの町は、基幹産業が林業と酪農です。乳牛は人口の約4倍いるそうです。
また、周囲が山という盆地であることが寒暖差を生んでおり、真夏は北海道でも珍しい30度越えの日もあり、冬の最低気温は-30度以下にもなります。過去においては-38度の記録が残っているそうです。
移住の案内
移住促進にも力を入れています。
現在3棟の移住促進住宅が用意されており、都市圏からの移住希望者に町の暮らしを体験してもらう機会を作っています。
- 実施期間・・・6日~最長30日(恩根内の住宅は、最長6ヶ月まで)
- 利用料金・・・1日2000~2500円(11月~4月の間は冬季加算として1日500円が加算)
- 利用条件・・・北海道への移住を検討されているかたで、事業の趣旨に賛同し、アンケート調査等に協力いただける方。
詳細は下記の関連記事で・・・
「日本一の耐寒生活体験」・概要
2014年2月1日(土)~3日(日)に開催される「第33回陸別町しばれフェスティバル」に合わせ、「日本一の耐寒生活体験」が実施されます。
参加特典
- 体験中の活動費補助として5万円を町商工会の商品券により支給される。
- 体験期間中の宿泊費は無料。(※移住体験住宅の町内施設を利用する。)
実施期間
- 体験開始日・・・平成26年1月24日(金)~1月29日(水)の間に開始
- 体験終了日・・・平成26年2月3日(月)まで(最低6日間の滞在)
募集人員
- 2名
募集要件
- 首都圏,関西圏,名古屋圏のいずれかに住んでいて、将来北海道への移住を目指している方若しくは道央圏に住む方で将来道東での暮しを希望する方
- 酪農・林業などの北海道の産業や地域振興の取り組みに関心のある方
- 陸別町における冬の生活体験をブログ等を通じて情報発信していただける方
- 2月1日・2日に開催される「しばれフェスティバル」の準備や当日の活動について町民と一緒に行動していただき、その情報を発信していただける方
- 第33回しばれフェスティバルの耐寒テストに参加できる方
募集期間
- 平成25年11月25日(月)~平成26年1月17日(金)・応募者多数の場合は書類選考により決定(1月17日(金)までに先着順にて選考の上参加者を決定し通知)
体験料金
- 体験料・・・無料
- 自己負担・・・往復の交通費・体験中の自炊に係る経費
応募方法・問い合わせ先等は下記の関連記事をご覧ください。