日本三大清流・名水百選にも指定されている駿東郡清水町「柿田川」
2013-08-15T10:00:08+09:00 2013/08/15
柿田川は静岡県の東部、駿東郡清水町を流れる1級河川です。
狩野川水系の河川で全長は1,2kmと、日本で最も短いことで知られています。
柿田川の特徴は大量の湧水が水源となっていること。
その湧水量は1日約100万m³。これは東洋一とも言われています。
日本最大清流に長良川・四万十川とともに選ばれています。
そして、柿田川湧水群として名水百選にも選出されています。
また、国の天然記念物に指定されていますし、JTBの企画「日本の秘境100選」にも選ばれています。
上流部は公園が整備されています。
ここの公園は、遊歩道が作られており水が湧き出している所や川沿いの動植物等を観察することもできます。
日本三大清流・名水百選「柿田川」・メニュー
スポンサーリンク
「柿田川公園」の場所・アクセス
地図ではこの位置になります。
国道1号線沿いに大きな看板があるのですぐ分かります。
ただ、名古屋方面から来る場合は反対車線になるので入れないかもしれませんね。
写真はクリックで拡大します。
広い駐車場があるので観光バスもたくさん停まります。
公園内は「八つ橋」「湧き間」「湧水広場」「湧水第2展望台」「湧水第1展望台」の各エリアが見どころになっています。
湧水第1展望台
順路は公園の入口のほうからになります。
駐車場からは戻ることになりますね。
入口には柿田川湧水の仕組みや生息している生物等が分かる看板が設置されています。
階段を下ったところにあるテラスが展望台です。
川の底まで透き通っています。
そして、ゴミひとつありません。手つかずの自然そのまんまです。
海底の砂がもこもこしているのが「わき間」。ここから水が湧き出しています。
日本の自然100選と名水100選、静岡の自然100選にも選ばれていることを示した認定証がありました。
湧水第2展望台
第2展望台からは樽のような所から水が湧き出しています。
水がブルーですが特に何も入れてないようです。
これは展望台の真下にある「わき間」。この中から水が湧き出しています。
スポンサーリンク
魚が何匹も泳いでいました。たぶんハヤだと思います。
湧水広場
公園の中間付近にあります。
あちこちに案内指示がありますので分かると思います。
子供のくるぶしほどしか水深がありませんから、川の中に入って遊べますよ。
よーく見ると小さい魚が泳いでいました。
湧き間ゾーン
遊歩道は川沿いに板張りで作られています。
この歩道から柿田川の本流を見ることができます。
この川は水質が良いので色々な水生動植物が生息しています。特に鮎は多いようですよ。
ここは遊歩道から見えます。
水が冷たいからでしょうか、8月だと言うのに周囲にはまだ小さい蕗が生えていました。
湧水を飲める場所
公園の正面入口付近と土産物を販売しているほうに、湧水を飲める場所が設置されています。
下の2枚は正面入口付近にあります。
これは土産物店のほうにある湧水。
水を持ち帰りたい人は容器が容易されているみたいです。
スポンサーリンク
飲んでみましたがたしかにおいしいですね。
そして冷たい。
貴船神社
貴船神社というのは水の神様です。
全国に450社あり、京都市左京区鞍馬に総本社があります。
そこから御神霊を勧請しここに祀ったそうです。
入口には「水五訓」と「貴船神社」の由来があります。
ご利益は心願成就・えんむすび・家内安全・商売繁盛など。
芝生広場
「コミュニティー広場の確保」という目的も持った公園ですから、この芝生広場のような憩いの場も設けられています。
ここには噴水やトイレも設置されています。
お土産屋・食事処
公園の入口のほうに特産物を販売している店や御土産屋、食事処が何軒かあります。
名水を利用したものが多いですね。
ここの水で作った珈琲とか酒、ところてん、トウフ、蕎麦等。
わさび漬けは伊豆の特産物です。
ここでもアイスクリームがありました。
「豆腐アイスクリーム・ワサビ」という何がなんだかわからないもの。
食べてみましたが、ワサビの風味とピリッとしたものは感じます。
ただ、豆腐の味はしませんね。・・・250円でした。