日本海と太平洋に面する北海道「八雲町」の移住体験ツアー
2013-10-10T18:00:21+09:00 2013/10/10
憧れの移住地として根強い人気を誇る北海道。
言わずと知れた食の宝庫であり、どこに言っても海山ともに豊かな自然が拡がります。
気候は南部の一部が比較的温暖な西岸海洋性気候や温暖湿潤気候ですが、ほぼ全域が亜寒帯湿潤気候。
豪雪地帯や特別豪雪地帯では-20度以下にもなる日があり冬の厳しさははんぱではありません。
広大な北海道は、様々な方法で地域エリア分けをしています。
最もなじみが深いのが支庁を基準にした「道央」「道南」「道北」「道東」といったエリア分け。
移住体験ツアーが行われる「八雲町」は地域区分で言えば道南になります。
渡島総合振興局管内にある町で、漁業が発達しています。
ここが有名なのは、日本で唯一日本海と太平洋に面する町であるということ。
両方に面する県は幾つかあるのですが、同一町内にとなるとこの八雲町だけです。
そのため漁港も多く漁業も盛んになったのでしょう。
移住体験ツアーは10月の24日から27日の4日間。
定員も15名程ですから興味がある方は早めに申し込みをしたほうが良いと思います。
「八雲町」移住体験ツアー・メニュー
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「八雲町」の場所と概要
面積は約960km²。人口約18,230人。
地図ではこの位置です。
主な産業は酪農と漁業。
特産品はほたて、たらこ、いくら、生鮮ほっき、等といった海産物やチーズ、バターなどの乳製品。
そして、この町をもう一つ有名にさせているのが北海道観光土産品の定番「木彫りの熊」。
八雲町は木彫りの熊発祥の地なのです。
1900年代の始めに、尾張徳川家第19代当主であり昭和天皇の兄弟弟子にあたる「徳川義親」というお殿様が、八雲町の冬場の現金収入確保のためスイスから見本を持ち込みました。
この人は当時八雲町にあった徳川牧場の経営に尽力しており、ひぐまの害を減らす目的で毎年ここで熊狩りを行っています。
そのため「熊狩りの殿様」とも呼ばれていました。
木彫りの熊は鮭をくわえているものを良く見かけますが、八雲のものはそれらとは一線を画す、ちょっとした芸術品です。写実的な彫刻に繊細な毛並みを施す「茂木多喜二」と手斧を使った素彫りの「柴崎重行」という人の木彫りの熊が代表的な作品といっても過言ではないようです。
八雲町移住体験ツアーの概要
ツアーは八雲町移住推進協議会と八雲町がタイアップして開催されます。
3泊4日の日程で、観光と移住環境の視察、地元住民との交流会、イベント参加等が予定されています。
- 開催期間・・・平成25年10月24日(木)~27日(日)
- 募集人員・・・15名程度
- 費用負担・・・往復の交通費、宿泊費など
参加条件
- 自宅から函館空港までの往復の交通手段を参加者ご自身で手配する。
- 原則として全日程に参加する。
- ツアー開催前後のアンケート調査に協力する。
- 主催者が手配する町内の宿泊施設に泊まる。
ツアーの特典
- 1名最大1万円の宿泊費を助成。(全日程参加者限定・ツアー経費の助成は15名の応募を超えた場合は、道外の方を優先)
- 八雲町から函館空港まで送迎。(全日程参加者限定)
- 初日の夕食、2日目及び3日目の昼食を主催者が用意。
申込方法・問い合わせ先等の詳細は下記をご覧ください。