東伊豆の穴場「稲取池尻海岸ウキウキビーチ」で磯遊びと海水浴
2013-07-29T10:00:13+09:00 2013/07/29
稲取は東伊豆町にある半島のような町です。
観光は稲取温泉とアニマルキングダム。アニマルキングダムは伊豆バイオパークをリニューアルしたもので、ホワイトライオンをはじめとして66種600匹位の動物が飼育されています。
温泉の泉質は「硫酸塩泉」。
30軒以上の温泉旅館や民宿、ホテルが点在しています。
春は「雛のつるし飾り祭り」、6月には奇祭「どんつく祭り」、7月には「潮風よさこい」等が行われます。
雛のつるし飾りとは、江戸時代から伝わる稲取の風習で、長女の初節句に、無病息災、良縁を祈願して、雛壇の両側に桃(長寿)、猿っ子(魔除け)、三角(薬袋香袋)を基本として50種の細工を吊るして飾ります。
ここは以前、観光の活性化を狙い、全国から一般公募を行い事務局長を募ったことがあります。
この時選ばれたのがNPO法人「全国まちづくりサポートセンター」の事務局長をしたことがあるというシングルマザーの渡辺法子さん。
この公募は全国的にも珍しい試みということで、一時期各種のメディアに取り上げられたことがあります。
既に任期は満了して退任しているのですが、稲取にとっては様々な功績を残していったそうです。
海水浴場も独特です。
海岸の水溜り(タイドプール)を利用したもので、人工的に作ったものとは一線を画します。
小魚やカニ、イソギンチャク等の磯の生物もいますし、程よい深さがあるので泳ぐこともできます。
稲取池尻海岸ウキウキビーチ・メニュー
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稲取池尻海岸ウキウキビーチの場所・行き方
135号線を伊東のほうから南下していくと、海側に大きな半島が見えてきます。
この半島全てが稲取です。
写真はクリックで拡大します。
入口は幾つかあるのですが、ここから左折するとちょうど稲取の中央付近に入ることができます。
しばらく行くと街中に下の案内標識が出てきます。
まっすぐ行くと稲取港。右に行くと温泉街です。
ウキウキビーチは半島の西側の海岸ですからここを右に行きます。
池尻海岸ウキウキビーチの概要
海岸の側には町営プールがあります。
9時から17時まで利用することができ料金は大人200円、子供100円です。
プールの海側が磯になっていて、この水溜りが「池尻海岸ウキウキビーチ」です。
このときは干潮付近だったためこんなかんじですが、大潮の満潮になるとかなり水かさが増えます。
この付近は広い磯になっていますので、あちこちで磯遊びやカニ獲りができます。
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降り口にはここで観察できる魚たちが紹介されています。
毒性がある「ヒョウモンダコ」が目撃されたと書かれていましたよ・・・
なお、テントやシェード、レジャーシートの持込は禁止されています。
詳細はページ下の関連情報でご確認ください。
設備は更衣室とトイレ、シャワー。
プールを使わない場合であっても施設利用料がかかります。
稲取港付近での魚釣り
稲取は金目鯛(キンメダイ)で知られる港です。
金目鯛漁業の歴史は明治時代から続いています。
主に立縄釣り(一本釣り)という漁法が一般的で、この漁での漁獲量は静岡県内で最も多いようです。
獲れた金目は品質管理を行い、「稲取キンメ」として首都圏で流通されています。
ここでは土曜、日曜、祝日の午前中に朝市が開かれます。
場所は、稲取港にある東伊豆町役場となりの立体駐車場1階で、水揚げされたばかりの金目鯛やサザエ、干物、野菜、みかん、わさび、寿司等が売られています。
堤防は港の両側にあります。
季節にもよりますが、夏場はアジやサバ、ヒイラギ、イワシ、ムツ、小メジナ等がサビキで釣れますので、ファミリーフィッシングに適しています。イソメでシロギスも釣れます。
ソーダ鰹やイナダ、ワカシ等が廻ってきているときはカゴ釣りやルアーがおすすめです。
春先はアオリイカも釣れます。
遊漁船も出ています。
近場の釣りから、金目の仕立船、銭洲の遠征釣り、クロマグロ釣りまで揃っています。
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