浜松ガーデンパークの年間開花情報や園内のおすすめ場所 ネモフィラ畑の写真
2018-04-27T20:32:58+09:00 2018/04/27
浜名湖ガーデンパークは、静岡県浜松市西区村櫛町に存在する、静岡県営の大規模公園である。
元々は2004年4月8日に開催された浜名湖花博の跡地を利用した都市公園です。
浜名湖の美しいロケーションと花々に囲まれ、小さなお子さんからお年寄りまで、誰もが気軽に楽しめます。
浜名湖のド真ん中で風光明媚な場所にあり、季節ごとに咲く花々を楽しむことができます。
4月にはマンサク、花桃、ネモフィラ、10月上旬はコスモスなどが咲き誇っています。
花の美術館、船でのクルーズなどもあって、お子さん連れの家族にも最適な散歩場所です。
何と言っても無料というのがうれしいという声が多く、園内はきれいに整備されており、有料なものは園内を行き来する遊覧船と展望塔ぐらい。
ワゴン車の軽食店はありますが、飲食店がないので、お昼時に行くにはお弁当持参がいいと思います。
駐車場脇の芝生広場ではサッカーやフリスビーをしてる家族連れがいても、広過ぎて全く周りの迷惑になりません。
詳細公式サイト
アクセス
ガーデンパークに向かうまで
浜名湖ガーデンパークに向かうには、街道を通ります。
これは、浜名湖が海とつながっている沖部分にかかっている橋で、奥に小さな塔が見えますが、灯台ではなく、アレはガーデンパークにあるビルです。
ビルを目印に向かうといいかもしれません。
向かっている最中の歩道に沿いにジェット機がありました。
周りには畑と民家しかなく、展示してあるといった風でもないのですが、記念撮影している人は結構います。
ガーデンパーク
ガーデンパークは、駐車場、入園料無料で地域の人たちに大変人気があります。
保育園等の遠足、犬の散歩、足を気軽に運べ、生活に溶け込める大規模な公共公園です。
1年間に20回以上くる人もいるんだとか。
下の写真に写っている高原は、冒頭で説明した芝生広場。
駐車場もこの芝生広場ぐらいあるので、止めれる場所がないって事はなさそうでした。
ただ、立体駐車場はないので、夏などの日が強い日は車内に熱がこもらないように対策が必要かもしれません。
駐車場にはトイレと案内があります。
案内はここ以外にもありますが、パンフレットがないし、案内がどこでもあるわけではないので、見つけたときによく見といた方がいいでしょう。
街のエリア
街のエリアに向かうため、橋を渡っていきます。
橋に小さい植木鉢があります。
ペチュニアが咲いていました。
ガーデンパークは大きく、3つのエリアで分かれています。
西エリア、街のエリア、里のエリアです。
西エリアには、駐車場と緑地広場。
街のエリアは3つの中で一番沢山の施設がありますが、中でも人気なのが展望塔と野外ステージ、夏は虹の滝、水遊び場です。
そして最後の里のエリアには6つの施設があり、花の美術館があります。
印象派の画家クロード・モネが、フランス・ ジヴェルニーに造った庭を模したものです。
西エリアと街のエリアを繋ぐ橋渡ると、一番最初に街エリアの野外ステージが目に入ります。
野外ステージ後ろは川になっていて、その向こうに展望塔がみえます。
野外ステージの隣は草原と花畑になっていて、4月初旬はネモフィラの花が咲き誇り、多くの観光客が訪れます。
川は浅いですが、入って遊ぶ事が出来ないので、お子様連れのお母様がお子様から、くれぐれも目を離さないように気をつけましょう。
青い花がネモフィラです。
反対側に向かうには、「かえで橋」を渡ります。
かえで橋には、浜松のイベントや写真などが展示されていて、川からの景色を見て楽しむ事もできます。
橋の下を遊覧船がくぐる時があります。
遊覧船の船着き場は、里エリアの最奥、花の美術館と西エリアの水遊び場にあります。
往復1000円、片道600円です。
花エリアには、ネモフィラが満開でした。
花エリアと展望塔のツーショット。
2つの組み合わせでシャッターを押す人は多いです。
展望塔は有料で、料金は以下のようになっています。
- 一般・高校生(1人1回につき)300円
- 小・中学生(1人1回につき)100円
- 高齢者70歳以上(1人1回につき)200円
- 障がい者(1人1回につき)200円
- ※高齢者は年齢を証明できるもの、障がい者は障がい者手帳を係員にご提示ください。
- 利用時間:[9月~5月]9時~16時30分/[6月~8月]9時~17時
個人的には、下の写真のようにカメラを近づけて花をメインに空をバックにした、煽り写真が好きです。
花の開花情報
4月〜6月
- ヤマブキ、ヤエザクラ、フジ、デルフィニウム、チューリップ(春咲き)、アマリリス、アジサイ類、キキョウ、スイレン、ダリア、ハス
7月〜9月
- スイレン、ハス、カノコユリ、ヒマワリ、ヤマユリ、ハイビスカス、ウォーターポピー、コスモス、ヒガンバナ、ダンギク
10月〜12月
- バラ、コムラサキ、キンモクセイ、ホトトギス、ストレリチア(極楽鳥花)、皇帝ダリア、ランタン、ツバキ、ヒイラギ
1月〜3月
- ツバキ、ウメ、スイセン、アネモネ、アタミザクラ、カワヅザクラ、ベニバスモモ、ハナモモ、シュゼンジザクラ、ヨウコザクラ※公式サイトから一部を添付しています。
里エリア
続いて里エリアの紹介。
里エリアの始まりは、国際庭園から。
国際庭園は、海外の様々な庭園を模した建物が並んでいます。
完成度、再現度が高いので海外の雰囲気を感じる事が出来ます。
沢山ある中でも、私は中国の庭園が気に入ったので掲載します。
入り口が丸い。
日本や他の国では、あんまり見かけない建築。
満月を模しているのかも。
中には池があり、周りが花たちで飾られています。
ヤマブキとハナズオウが美しい。
この2種の花は、中国原産で日本へは古い時代に渡来したと言われています。
特にヤマブキの人気は高く和歌によく使われ、現在でも人気のある花です。
この庭園には、船着き場っぽい建物がありますが、使用はされていません。
でも、こういうものを見る機会ってあんまり無いと思うので貴重です。
なんとなく、三途の川っぽく見えます。
花の美術館
最後に有名なモネの庭を紹介します。
ここが花の美術館です。
無料で入る事ができます。
美術館というから、建物に入るのかと思う方も多いでしょう。
私も思いました。
ですが、庭園=美術館という設定になっている場所でした。
時期的に、チューリップが見ごろで沢山咲いていました。
花の美術館では150品種10,000球、色とりどりのチューリップあります。
チューリップに興味がなくても、キレイに整備された庭園を散歩しているだけでも楽しめます。
4月の中旬に行ったのですが、まだ桜が咲いていました。
ちなみに、浜松は桜の開花が静岡県内で早いです。
こんなにチューリップを見ることは無いのでは?と思うくらいあります。
チューリップは、たぶん誰もが知っていて子供の時によく絵に描いたりする花ですよね。
庭園には、休憩場も設けられています。
チューリップというと、花が長方形のイメージが固定されていると思いますが、このピンクの花もチューリップなんです。
カーネーションに見えるかもしれませんが、葉をみればわかりますが、チューリップの葉の形状をしています。
花びらの先がギザギザになっているものもあります。
今回は、モネの庭が整備中のため(モネの庭は池がある)拝見出来ませんでしたが、それでも結構満足感は高く、後半には忘れているくらいでした。
次はキンモクセイが咲く10月頃に来てみたいです。
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