田舎に暮らしている農家でお茶摘み体験 人と農・自然をつなぐ会
2018-05-14T22:36:52+09:00 2018/05/14
先日、静岡県掛川市で行われているお茶摘み交流会というものに参加させていただきました。
お茶摘み交流会概要
2018年 4月 28日(土曜日)〜29日(日曜日)
第42回 お茶摘み交流会
今年も新茶の季節がやってきます。
新茶の黄緑色に輝く茶畑をみなさまにもぜひ見て頂きたいという思いで毎年開催しているお茶摘み交流会。
今年も全国からたくさんの方々が、新茶の茶畑に集います。
お茶詰みの他にも、お茶の手揉み、鳥絞め、餅つき、蕎麦づくりなど、大人も子供も楽しめる体験が盛りだくさん。
特別講演では、竜谷大学教授の西川芳昭さんから、人と種の関係、種子法廃止の問題などのお話を伺います。
夜は里山の旬の山菜料理を肴に、大いに語り合いましょう。
スケジュール
4月28日(土曜日)
12:30 受け付け開始
13:00 お茶摘み体験、竹の器作り
鳥絞め、山菜料理作り
16:00 特別講演会
18:00 懇親会スタート
4月29日(日曜日)
7:00 起床
7:30 餅つき、朝食
9:00 お茶畑へハイキング、お茶摘み
12:00 昼食(お茶畑でお弁当)
13:00 やまびこマルシェ、解散
食事について
食事はタケノコ、ワラビ、タラの芽、イノシシ飯など、地元の豊かな食材を使った旬の味、手作りの味をお楽しみいただけます。
旬の山菜や郷土料理を肴に、語り合いましょう。
自慢の地酒持ち寄り大歓迎!宿泊は元保育園で雑魚寝と旅館があります。
ただし、旅館は別料金がかかり予約制ですので、希望される方は事前連絡お願いします。
参加費 アクセス
参加費:大人 1日目のみ参加 5000円
2日目のみ参加3,500円
全日程参加 7000円(貸し布団付き)
6000円(寝袋持参)
子供(小、中学生)
1日目のみ参加 2000円
2日目のみ参加 2000円
全日程参加 5000円(貸布団付)
4000円(寝袋持参)
※参加費は、食事(3食)、懇親会のお酒、飲物、新茶のお土産が含まれています。
小学生未満の乳幼児は無料(貸布団が必要な場合は1080円)です。
場所
やまびこスペース 静岡藤枝市滝沢1417
徒歩で来る場合
JR藤枝北口からバス「ゆらく線」乗車。
「中山」バス停から徒歩15分。
行き 藤枝駅11:42発〜中山12:03着
帰り 中山 13:57発〜藤枝駅 14:18着
※マイカーの方は駐車場あります。
お問い合わせ、申し込み
416ー0134 静岡県藤枝市滝沢 1416ー3
電話番号 054(639)0033
FAX 054(639)0858
特別講演会
「種子が消えれば、あなたも消える」
種子(タネ)は食料生産に不可欠なものですが、土地や水と比べてその大切さが見落とされがちです。
種子には、作物生産に必要な投入財としての価値だけでなく、市場では取引きされない環境保全や伝統、文化と結びついた価値があります。
大規模化や競争力を重視する農業ではなく、世界中から旅して今の日本人の生活に寄り添ってくれている種子と私たちが素敵なパートナーになれる農業について考えてみたいと思います。
特別講演会講師:西川芳昭(竜谷大学教授)
生い立ち:1960年、奈良県のたね屋に生まれる。
京都大学農学部農林生物学科卒業、英国バーミンガム大学大学院生物学研研究科および公共政策研究科終了。
博士(農学)。
専門は農村開発・農業生物多様性管理。
国内外のフィールドで、農家の種子調達や品種管理の調査研究を手掛ける。
現在、龍谷大学教授。
著者「奪われる種子・守られる種子」(創世社)など多数。
お茶摘み体験1日のも参加した、結果レポート
私は、今回1日のみの参加をしました。
お茶摘み交流会の入り口です。
山々に囲まれたのどかな田舎に会場があります。
川の音が心地よく、ビルや都会がこの1キロ圏内にあるとは到底思えない雰囲気でした。
会場に着いた時、手揉みの最中でした。
蒸したお茶を専用の台に乗せて揉んでいく作業は、葉っぱの形状だったお茶を細くし、直線になるようにします。
説明を聞いていると、簡単なように思えますがこれが案外骨にくる作業で、汗が出てくる肉体労働でした。
お茶の加工が終わったら、次は蕎麦づくりです。
蕎麦のタネは出来ていて、麺を作るのが体験になります。
蕎麦は子供でも切ることができ、講師の人が丁寧に教えてくれます。
なぜ、こんな大きな包丁でも子供が使用していいかというと、動かす幅は1センチ〜2センチで、縦に動かすのも4センチ以下、そして何より麺を抑える方の手は衝立のような蕎麦専用の道具を使いので直接手が触れる事は無いに等しいからでしょう。
麺のタネは最初から切れる状態にはなっていはいなく、下の写真のように伸ばして、形状を整えていきます。
これも講師の人が居て丁寧に教えてくれます。
蕎麦を作っている最中外では、釜でご飯を炊いています。
昔ながらの釜で作る製法です。
こうして実際にみるのは初めてで、面白かったです。
この作業は、ほとんどここのスタッフの人達が行ってくれるのですが、参加したい場合は薪を入れる作業をやらせてくれます。
子供たちが、こぞって薪を交互にいれて楽しんでいました。
海外からの参加者もいて、まだ炊けていないのに顔を近づけて中を見ようとし、蓋を開けた途端顔に煙が思っきりかかり、驚いていました。
「smokingrice!」と言っていました。
蕎麦の作業が終わったあとは、少し休憩を挟み、特別講演が行われます。
特別講演では、現在の日本の種子状況について、種子を輸入に頼っているとどうなるか、自分たちが食べているものはどこからやってきているのかなどなど、結構濃わな話が多く、わかる人にはわかる話だったと思います。
個人的には、聞いたことない単語が多く、見聞を広げるいい機会でした。
特別講演が終わったあとは、懇親会です。
懇親会はスタッフの人たち、参加者などで準備しますが主にスタッフの人たちが中心で行います。
懇親会で召し上がる料理は、野菜の天ぷら、キャラブキ、大根の酢の物、絞めた鶏の煮物、タケノコの煮物などです。
天ぷらはお茶塩で召し上がります。
私は、キャラブキかなと思っていますが、キャラブキより色が薄い気もするのでもしかしたら違うかもしれません。
味は結構似ていました。
これは、鶏の煮物です。
食べた事はない味がして大変美味しかったです。
一番好きな味でした。
また、食べたいくらいです。
大根の酢の物、なますともいいます。
結構苦手な人が多いと聞きますが、この会場では食べている人が多くまた、普通のなますより食べやすいなますだったと思います。
それと、海外の方がなますを見て、「rice?」と現地の人に聞いていました。
新鮮な反応に、頬が緩みました。
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その他のイベントについて
第18回 紅茶作り交流会
紅茶と緑茶の茶葉は同じだということをご存知ですか?違いは発酵させているかどうかです。
紅茶は発行させたお茶、緑茶は発行させてないお茶です。
茶畑で摘み取った茶葉をひと晩かけて萎れさせ、翌朝揉み、発酵、乾燥させると紅茶になります。
手で摘み取った茶葉で紅茶を作りましょう。
[日程]2018年6月16日(土)〜17日(日)
[参加費]大人6000円 子供(小・中学生・布団代別)3000円
※全日制参加の大人の参加費は、食事(3食)、宿泊費、お土産の紅茶代が含まれます。
部分参加も可能です。(1日目のみ3500円、2日目のみ2000円)。
宿泊は保育園で雑魚寝ですが、別料金で旅館の確保もできます。
夜の懇親会は旬の野菜や郷土料理を肴に、語り合いましょう。
[持ち物]スリッパ(工場内ではくため)、帽子、作業しやすい服装、1日目の昼食
[場所]やまびこスペース、静岡県藤枝市滝沢1417
[スケジュール]
6月16日(土)
9:30 受け付け開始
到着した人から茶畑へ移動
お茶摘みスタート
12:00 昼食 お茶畑でお弁当[各自持参]
13:00 お茶摘み
17:00 希望者は「瀬戸谷温泉ゆらく」へ
18:00 夕食、懇親会スタート
6月17日(日)
7:00 起床
7:30 朝食
8:30 紅茶加工体験、工場見学
生産者との交流
12:00 昼食
13:00 やまびこマルシェ、解散
興味がありましたら、こちらもご参加ください。
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