白糸の滝の近くにある「田貫湖」からダイヤモンド富士を見ることができる
2013-06-06T18:00:08+09:00 2013/06/06
世界文化遺産白糸の滝から少し行ったところに田貫湖はあります。
この湖は農業用水を確保する目的で昭和10年(1935年)に作られた人工の湖です。
以前は「狸沼」とか「田貫沼」と呼ばれた沼だったそうです。
ここは特に世界遺産に選ばれているわけではないのですが、白糸の滝に行ったときには立ち寄ってみたい観光地の一つです。
湖の周囲は約4km、標高は660m。
だいぶ整備されておりレンタル自転車やウオーキングで湖を廻ることもできますし、キャンプ場やコテージの他ボート遊び、ヘラブナやブラックバスを釣ることもできます。
また、湖畔の奥には「休暇村富士」という宿泊施設ができており、ここに作られたデッキからはダイヤモンド富士を見ることができます。
季節になると多くのカメラマンが押し寄せてくるほどの人気スポットです。
しかもここはダイヤモンド富士が湖に水面に映りますので、水位があるときは「逆さダイヤモンド富士」となります。
ちなみにダイヤモンド富士とは富士山の山頂に太陽が重なる現象です。ここでは4月と8月の20日前後に見ることができます。
田貫湖・メニュー
- 田貫湖への行き方
- キャンプ場は絶好のロケーションにあります
- ふれあい自然塾
- 一戸建てのコテージ
- 自然探索もできる
- ダイヤモンド富士が見えるデッキ
- 田貫湖の釣り
- 湖畔荘と北バンガローサイト
- 湖畔にある展望所
- 湖畔にある「長者山田貫神社」
- 小田貫湿原(こたぬきしつげん)と陣場の滝・長者ヶ岳登山入口
- 詳細情報・関連記事
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田貫湖への行き方
田貫湖へは白糸の滝の入口から猪之頭方面に5分ほど行った道の途中を左に曲がります。
この交差点を左に行くと白糸の滝ですが、田貫湖へは右からでも左からでも行くことができます。
しばらく行くと方向案内の看板が出ていますのですぐわかります。
キャンプ 場は絶好のロケーションにあります
湖の入口は左右に分かれておりどちらからも湖畔を廻ることができます。
キャンプ場、休暇村、「ふれあい自然塾」は左側、バンガローは右側になります。
右側の写真はキャンプ場の駐車場です。
写真はクリックで全て拡大されます。
駐車場はかなり広い。入口にはトイレがあります。
芝生はきれいに植えられており湖畔には広いテラスがせり出しています。
テントはやはりコールマンが多いですね。
キャンプ場はAとBに分かれていて、炊飯場やトイレ、シャワーもそれぞれ設置されています。
これはAサイトのトイレ・シャワー・炊事場。
左がAサイトの炊事場・右がBサイトの炊事場。
Bサイトの炊事場とシャワー・トイレは奥にもあります。
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ふれあい自然塾
キャンプ場の奥には「田貫湖ふれあい塾」があります。
田貫湖ふれあい塾とは環境省がやってる無料で遊べる自然体験テーマパークです。
フリークライミングの練習ができるコーナーもあります。
一戸建てのコテージ
敷地の奥には一戸建てのコテージが10棟位建てられています。
フィンランドログ調の一戸建ての貸別荘です。
- 仕様・・・1LDKロフト付タイプ(1戸建て)
- 料金・・・通常期17000円・オンシーズン20000円。
- 定員・・・5人
- 設備・・・寝室(ツインベッド)・ロフト(約3帖・布団3組)・キッチン・洗面所・トイレ・浴室・クーラー・パネルヒーター・ウッドデッキ・駐車スペース(各棟1台)
- 備品・・・テレビ・電話・冷蔵庫・浴衣・バスタオル・タオル・歯ブラシ・ドライヤー・室内スリッパ
- ペット同伴棟・車イス対応の棟も用意されています。
浴場は休暇村富士の温泉大浴場「富士山恵みの湯」を無料で使うこともできます。
詳細はページ下のリンクでご確認ください。
自然探索もできる
コテージの奥は自然探索ができる道が森の中に整備されています。
「あかがえる」が生息している池もあります。
あかがえるとは赤褐色の色をしたかえるです。
緑色、黒色、灰色などの色もあるそうです。
鳴き声が聞こえましたがうしがえるのような声でした。
かえるのことが詳しく書かれています。
右の看板は「むささびの森」を紹介している看板です。
森の中にもアスレチックができる設備が用意されています。
左はバードウオッチングをするところです。
右はかぶとむしを観察できる場所にある看板。
ところどころにこのような案内の杭が設置されています。
右の案内看板に全ての場所が表示されています。
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ダイヤモンド富士が見えるデッキ
湖の奥がダイヤモンド冨士のビュースポットです。
デッキの裏が「休暇村富士」という宿泊施設です。
目的や季節に合わせて料金プランが幾つも用意されていますのでページ下のHPで御確認ください。
田貫湖の釣り
30年位前はワカサギが釣れたそうです。
今はブラックバスやヘラブナ釣りができます。
入漁券は一日700円。展望レストラン横の管理事務所で買うことができます。
ヘラブナは専用の桟橋も用意されています。
湖畔荘と北バンガローサイト
湖の北にはバンガローと食事などができる「湖畔荘」があります。
ここにもシャワーや炊飯場・トイレがあります。
バンガローは1日5250円。自転車1台30分300円・1時間600円。温水シャワー5分200円。
他にも釜や鍋、マナイタ、包丁、等の貸し出しもあります。
左がトイレ
自転車もここで借りれます。
湖畔荘の横には湖が一望できる展望所があります。
100m程登りますが湖を一望することができます。
ボートの利用料金は1時間800円です。
湖畔にある展望所
湖畔荘の入口には「湖上展望台」があります。
展望所の横にある池。
湖畔にある「長者山田貫神社」
何を祀っている神社かは分かりません。
特に世界遺産との関連性もないようです。
小田貫湿原(こたぬきしつげん)と陣場の滝・長者ヶ岳登山入口
小田貫湿原は標高670~689mにある大小125余りの池がある湿原です。
富士箱根伊豆国立高原に属します。
陣場の滝とは富士山水系の一つ五斗目木川(ごとめきがわ)にある滝です。
渓流つりもできます。
この名前は源頼朝が行った「冨士の巻狩り」という大規模な狩のとき、この滝の近くに陣を敷いたことで付けられたそうです。
長者ヶ岳とは山梨と静岡の県境にあります。
標高は約1336mです。