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富士山周辺の観光情報

雨の日でも楽しめる場所 富士の花鳥園には可愛いフクロウと巨大な温室に咲く花々が楽しめます

2017-08-20T23:46:58+09:00 2017/08/20

天候が不安定で、雨が続いたり、晴れたと思ったら、曇りになったりで、夏を楽しめない日々が続いています。

富士急ハイランドや、ディズニーランドだって雨ではあまり楽しめません。

ですが、水族館や動物園ならば雨でも楽しめます。

そして、花鳥園というものをご存知でしょうか?

知っている人は、もしかしたら掛川の花鳥園を想像すると思いますが、実は富士にも花鳥園はあります。

花鳥園の入り口の写真

掛川の花鳥園はハシビロコウが有名なので、知名度もあるようです。

一方、富士の花鳥園は有名な鳥やものはあまりないですが、掛川の花鳥園よりわかりやすい場所にあるのと、フクロウの数がとても多いです。

わかりやすい道というのは、掛川の花鳥園に行ったことある人ならわかると思うのですが、とてもわかりにくく、入りにくい場所にあるんです。

地元の人だったらいいのでしょうけど、遠くから来る人にはちょっとわかりにくいです。

ですが、富士の花鳥園は入りやすく、わかりやすいです。

富士山に向かっていく道沿いにあり、周りに民家や大きい建物がないのですぐにわかります。

一応住所を載せておくので、「 静岡県富士宮市根原480−1」グーグル・マップ等で確認してください。

掛川の花鳥園は、ハシビロコウが居たり、ペンギンの数が多かったり、ペンギンショーがあったりと、見どころは多いのですが、フクロウはあまりいません。

最近、猛禽類カフェなどが出てきて、フクロウや鷲等の猛禽類の人気があがってきています。

私も、そのブームにノッて花鳥園に行った人間の一人だったりします。

入り口

天気は雨でした。

でも、花鳥園は基本室内なので、雨でもなんら問題はありません。

入る前に、入り口に石灰があるのでそれを踏んでから、入館します。

入館する際は、受付でチケットを買ってから入館します。

そして、もうここでフクロウが居ます。

フクロウ二匹がレジの横にいる写真

一瞬置物かと思ってしまうくらい近いです。

眠そうな表情のフクロウ二匹の写真
寒いのか、2匹で寄り添っていてとてもかわいいです。

一応、プラスチックの板で囲われています。

料金は、大人1100円、子供550円、シニア880円となっています。

それと、酉年生まれの方は無料だそうです。

詳しくは、富士花鳥園の公式サイトを御覧ください。

入り口を通過してすぐが、お土産コーナーとなっています。

順路というものがない施設なんでしょうね。

お土産コーナーから見てもいいし、フクロウから見ていってもいい、温室から見てもいいと行ったように、お客様次第といった感じになっているんだと思います。

実際、最初にお土産買っている人も居ました。

私は、温室からみたいのでお土産コーナーをそのまま通り過ぎれば大きい扉を通り温室に向かいました。

温室コーナー

温室コーナーでは、時間で定期的にショウをやっています。

ショウが終わると、ショウに出てきた鷹や鷲、フクロウを触る事ができます。

私が行った時、最後のショウで、終わる間際でした。

写真を取ろうかと思ったのですが、人が多くて撮れませんでした。

今夏休みという事もあり、やはり人が多かったです。

温室コーナーは、湿度を好む植物が中心においてあります。

蒸し暑いかなと予想したのですが、適温でした。

入ってすぐのとこには、ベゴニアという花をやまに見立てるように並べた、通称ベコニア富士山が飾ってあります。

ベニゴアの写真

結構圧巻とする景色ですので、写真に残して損はないです。

その他にも様々な花があるのですが、中でもフクシアが有名です。

その数はなんと、300品種ものフクシアが飾られています。

写真を取り損なってしまったので、イラストを描きました。

フクシアのイラスト

アメリカ、イギリス、ドイツ、オランダから取り寄せた鮮やかな色合いのものから優しい色合いのもの等、様々なフクシアをお楽しみいただくことができます。

フクシアと聞いても、ピンと来ないかと思うので軽く紹介します。

フクシアは、古代インカで「女王の耳飾り」と呼ばれたアンデスの名花で、日本ではあまりメジャーではのですが、イングリッシュガーデン等にも使われ、海外では重宝されています。

その他の動物たち

温室には、植物以外にも鳥と触れ合えるコーナーや、チョウザメ、ペンギン、小動物などもいます。

鳥と触れ合えるコーナーは、大きな金網に囲われていて、餌を持って入ると鳥が肩や手にとまってきてくれます。

巨大な金網の写真

色鮮やかな鳥たちがいて、子供に人気のようです。

オレンジ色が鮮やかなオウムの写真

また、珍しい鳥は個別で見ることができる形になっています。

その中でも、個人的に見どころだったのはこの鳥です。

ヨウムという鳥の写真

この鳥は、ヨウムという種名で声帯が非常に発達し、生き物の鳴きマネだけではなく、機械音まで真似することができる鳥なんです。

動画などでも一時期取り上げられていて、ラインの着信音と全く同じ音で鳴く動画はすごかったです。

この花鳥園の子は一体どんな声、または音を真似るのかなぁと見ていたら、[カメラ音]を喋ってくれました。

周りに人がいて、最初はわからないのですが、よく聞いているとこの子がから「ピピっ」と音がしました。

覚えた音しか言わないにしても、カメラのシャッター音を覚えてしまっているなんて、最初の頃、一番よく聴いた音だったんでしょう。

この鳥と触れ合えるコーナーの近くに、チョウザメと鯉を飼育してある池があります。

いけすに色とりどりの鯉がいる写真

チョウザメというのは、キャビアを産むサメです。

水面を泳ぐチョウザメの写真

餌を欲しがって浮いてきたりします。

口の先を水面からだしているチョウザメの写真

チョウザメは淡水魚で、えさは赤ミミズやペレット状のものを食べるので、混合飼育も可能、ペットとして飼う人も結構いるみたいです。

海にいるサメとは比べ物にならないくらい安全で小柄なのでかわいいし、子供が近寄っても大丈夫です。

奥に進んでいくと、ペンギンと小動物コーナーがあります。

ペンギンコーナーでは、ペンギンにえさをあげ体験ができる企画があり、生魚を直接あげることができます。

残念ながら、私がいった時はえさやりイベントは終了してしまっていましたが、掛川のペンギンよりは人に慣れているようで、寄ってきてくれます。

泳いでいるペンギンの写真

ペンギン用の遊具があり、それに乗ったりしています。
かわいいです。

手をばたつかせているペンギンの写真

最後の小動物コーナーには、モルモットがいます。

5〜7匹のモルモットの写真

花鳥園にモルモット?と思う方もいると思いますが、かわいいから取り入れたんだと思います。

私は昔モルモットを飼っていた事があるので、見ていて結構癒されました。

モルモットは、前足の指が4本で後ろ足指が3本といった変わった指の数をしています。

うさぎとねずみの中間の生き物と思われていますが、どちらかというとネズミとリスの中間で、群れで行動し、穴を掘って巣穴を作り生活しているらしいです。

また、好奇心旺盛で温和の性格で非常に飼いやすく、嬉しい時やわくわくした時ポップコーンジャンプというモルモット独特のジャンプをします。

以上が温室にいる動物の紹介です。

施設外にいる鳥

施設外にエミューという鳥が居ます。

天候のせいか、あまりこっちに寄ってきてはくれませんでしたが、ダチョウのような見た目で、もちろん飛ぶ事はできず、時速40で走ることができる鳥です。

エミューは餌やりをすることができますが、食欲旺盛で、すごい勢いくいついてきます。

それと、めったに鳴きませんが、鳥とは思えないような、恐竜のような声で鳴きます。

恐竜の声は聞いたことないですが、ジュラシック・パークに出てきても違和感ない声と思ってください。

私は自分より大きい動物は苦手なので、近寄ったりできませんが、興味がある方はぜひ行ってみてください。

それと、エミュー牧場の近くに大きな池があって、そこに野生の鴨が住み着いていいます。

エミューの餌を鴨にあげてもいいようです。

水際にいる鴨の写真

それと、昔幼い頃にきたときは「エミューにメガネを取られる可能性があるので、メガネはとってから入ってください」という注意書きの看板があったのですが、今は無いようです。

ですが、用心してエミューに近寄るときはメガネをとって近寄ったほうがいいでしょう。

フクロウ達

いよいよフクロウのコーナーに入りました。

細かい説明は省いて、写真をどうぞ。

ガラスにすごく近寄ってくるフクロウ。

こちらをじっとみるフクロウの写真

ずっとこちらを見て、威嚇してくるシロフクロウ。

こちらを見ながら口を開けているシロフクロウの写真

ガラス越しではなく、生で見られるコーナーもあります。

足を鎖でつながれているトンビの写真

こんな看板がついてました。

鳥ビアと書かれた看板の写真

画像は3枚だけですが、もっとたくさんいるので、この写真を見て、興味をもった方はぜひ花鳥園に行ってフクロウたちに会ってください。

最後のおみやげコーナーにもフクロウが

施設をすべてみたあと最後におみやげコーナーに行きました。

おみやげコーナーでお土産を見ていると、友人が「見て、フクロウがいる」というので、見てみたら、キーホルダーコーナーの横にいました。

カメラに敏感のため、撮影はできなかったのですが、小柄で黒く、おとなしいフクロウが居ます。

私以外にも気づかない人はいて、目に入っても生きているとは思わず、そのまま素通りしている人がほとんどでした。

こんなところにもフクロウがいるのは、富士の花鳥園だけです。

ぜひ行ってみて、フクロウたちに癒やされてはどうでしょうか。

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