西伊豆「大田子海岸」・「田子港」の釣り・ポイント
2014-07-07T18:00:36+09:00 2014/07/07
田子地区は安良里と堂ヶ島の間にある町。
西海岸ではちょうど中ほどに位置します。
かつては鰹の町として栄えていましたが、今は造船や観光、ダイビングなどで知られます。
西伊豆町は今「夕陽のまち」としてPRしています。
駿河湾に沈む夕陽と海岸の小島が美しいコントラストを映し出しており、観光客や写真愛好家に愛されています。
この大田子海岸の沖には「メガネッチョ」と呼ばれる奇岩や田子島の男島・女島があります。
ここに沈む時の夕陽は周囲をオレンジ色に染め、岩だけがシルエットとして浮かびかがるという幻想的な景色です。
この時は旅行会社がバスツアーを組むこともあるとか。
田子も釣りが盛んな地域です。
沖磯も数多く点在していますし、地磯も幾つかあります。
貸しボート店も2軒。静かな湾内はボート釣りも楽しめます。
地磯は「おちょう」「目光り」「大田子長場」等。
メジナやカサゴが中心ですが比較的大型が釣れます。
40オーバーのメジナもめずらしくはない。
沖磯ではメジナ、イシダイ、イサキ、マダイ、ブダイ等が四季により狙えます。
ただ、磯渡しは何年か前に「田子館」が廃業しているので現在は「叶屋」の1軒のみとなってしまいました。
オカッパリの釣りは田子港の港内が中心です。
水温が上がると岸壁一帯でサビキやトリック、浮き釣りなどでアジやサバ、イワシなどの回遊魚が手軽に釣れます。
足場も良いし駐車場もあるので子供連れのファミリーフィッシングには最適です。
堤防は湾の入口と大田子海岸に2本。
大田子海岸のほうはそれほど人気ではありませんが、田子港にある堤防はカゴ釣りやヤエンでアオリイカ狙いの人で埋まります。
大場所ではありませんがアオリの実績は高い場所の一つです。
「大田子海岸」・「田子港」の釣り・ポイント・メニュー
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「大田子海岸」・「田子港」の場所・アクセス
下は大田子海岸の地図。
夏は海水浴場にもなります。
136号線を沼津方面から南下していくと案内標識が見えてきます。
右折して道なりに行くと突き当りが大田子海岸です。(左下)
136号線をもう少し進むと堂ヶ島の手前にもう一つ入口があります。
ここからは田子港の他、浮島温泉や浮島海水浴場へも行くことが可能です。
写真はクリックで拡大します。
「大田子海岸」・「田子港」の釣り・ポイント
大田子海岸と堤防
海岸では主に投げ釣りでシロギスやメゴチ狙い。
浜にはボートがありますが、貸しボートだと思います。
因みに田子地区の貸しボート店は「斉藤ボート(0558-53-0557」と「せのはま(0558-53-1690)」。
奥には水門があるので潮が満ちたときや増水したような時はヒラメやマゴチ狙いも面白いかも。
駐車場やトイレも海岸の奥側です。
側には夕陽を観ることができる展望所も整備されています。
海岸の南側沿いのハシゴを上ると短い堤防が見えます。
長さは約50m?!水深も浅いし周囲は砂浜ですから釣ものは限られます。
水温が上がれば小型回遊魚も回ってくるでしょうが、投げ釣りでシロギスがおすすめ。
表側はテトラが入っていますが釣れても小メジナ程度。
たまにクロダイが出るらしい。
田子港内の釣り
西風が強い日でしたが港内は至って静か。
ここはどちらの風にも強い釣り場です。
水温が上がれば港内どこでもコアジやサバ、イワシ、カマス、等の回遊魚が手軽に釣れます。
下は漁協前付近の岸壁。
下は郵便局の前付近の岸壁。
駐車場も広いので車を停めるには苦労しません。
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田子地区唯一の渡船「叶屋」。
電話は0558-53-0733、HPは有りません。
田子港堤防
堤防は漁協の奥のほうにあります。
大概、テトラを運ぶ大型船が停泊しているで見えないかも知れません。
入口はバリケードされていますが釣りは可能。
船の近くにも釣り人は居ました。
堤防はおよそ50m。先端には白灯台。
カゴ釣りが主体ですが先端付近ではフカセも可能。
春先から初夏はアオリ狙いの人がほとんどです。
釣り物はアオリの他、メジナ、クロダイ、回遊魚、等。
堤防の上段にはアオリの墨跡が幾つか残っていました。