西伊豆の景勝地・堂ヶ島にある穴場海水浴場「乗浜海岸」
2013-07-04T18:00:36+09:00 2013/07/04
堂ヶ島は西伊豆で最も有名な景勝地。
透き通った海には軽石・火山灰層でできた白い地層の断崖があちこちに見られ、その特徴的な景観は「伊豆の松島」とも称されます。
この中でも一番の見所は「天窓洞」と「三四郎島」。
天窓洞は波の侵食によりできた洞窟「海蝕洞」の、その天井が崩れて空いた穴のことです。
昭和10年(1935年)には国の天然記念物に指定されています。
天窓洞は遊歩道が整備されていますのでそこからも眺められますが、遊覧船が常に出ていますので洞窟の中から見ることもできます。
三四郎島は象島(伝兵衛島)、中ノ島、沖ノ瀬島、高島の4つの島の総称。
トンボロ現象と言われる、島と陸地が干潮時に陸続きになる現象を見ることができる事で知られています。
近くには立ち寄り露天風呂もあります。
「沢田公園露天風呂」と呼ばれるもので、海に面した断崖の上に作られているので堂ヶ島の絶景をお風呂に入りながら眺めることできます。
堂ヶ島「乗浜海岸」・メニュー
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乗浜海岸の場所・行き方
住所は賀茂郡西伊豆町仁科沢田。地図ではこの位置になります。
この海岸は136号線に面しています。
堂ヶ島の遊覧船乗り場を過ぎると右側に見えてきます。
海岸への入り口は押しボタン式の信号と「乗浜」のバス停がありますからすぐ分かります。
写真はクリックで拡大します。
信号付近から見た海岸はこんなかんじです。
全長は150mほどですが、遠浅の海岸で砂浜も海もきれいです。
駐車場・トイレ・シャワー
駐車場は海岸入口の左側にあります。
シーズン中(夏休み・盆休み)は有料になるそうです。
トイレとシャワーは海岸線の中ほどに作られています。
シャワーは無料になっています。
海水浴場から見た景色
特に港というわけではないのですが、丁度いい具合な入り江になっています。
廻りは島で囲まれているので波も穏やかです。
それに海水浴期間中はライフセーバー(監視員)も常駐しますから、子供を連れた家族連れも安心して楽しむことが可能です。
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沢田公園露天風呂は海岸から行ける
海岸から5・6分も歩けば沢田公園の露天風呂に行けます。
左奥の山の裏側あたりに位置します。
露天風呂は断崖の上に作られていますから景色は最高です。
浴室は混浴になっておらず男女別々。あまり大きな風呂ではありませんが4・5人は入れます。
泉質はナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉。効能は関節痛、慢性消化器病など。
定休日は火曜日。入浴料は大人500円。小人150円(6歳以上12歳未満)となります。
営業時間は時期により変わりますのでページ下の詳細情報でご確認ください。
遊覧船乗り場
乗浜海岸海水浴場の北側が遊覧船乗り場です。
遊覧船や高速クルーザーでのクルーズは4つのコースに分かれています。
- 洞窟めぐり・・・天然記念物「天窓洞」をめぐるコース。所要時間は20分。
- 堂ヶ島クルーズ・・・グレイスⅡというクルーザーで堂ヶ島めぐります。所要時間は25分。
- 千貫門クルーズ・・・千貫門は雲見地区の海岸にある天然の洞門。グレイスⅡで所要時間は50分。
- ジオサイトクルーズ・・・昔伊豆半島は海底火山だったことでジオパークになっています。成り立ちを伊豆半島認定ジオガイドが同乗して案内してくれます。毎週土曜日のみの運行です。
料金等についてはページ下の詳細情報でご確認ください。
花火大会
堂ヶ島公園で「堂ヶ島火祭り花火大会」が行われます。
この花火大会は、大昔この地に現われた海賊と地元の若者との戦いに因んだもので、海上に海賊船を浮かべそこに火薬を仕掛けて船を爆発させるという迫力満点のイベントです。
田子海太鼓の演奏やご当地アイドルの歌などのプログラムも予定されています。
花火大会は20:00~21:00までの1時間です。
開催日や問い合わせ先などは下記をご覧ください。
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