西伊豆雲見の沖磯・「釣切(ツリキリ)」
2014-03-27T18:00:06+09:00 2014/03/27
釣切(ツリキリ)という磯は、雲見港から南側に行き、佐平場や浅間下を越えて少しワンドになった内側に位置しています。
コミタケと八尾蔵の中間位にある磯ですが少し陸側に入っています。
小振りの岩が2つくっ付いているような釣り場ですがそれほど足場は悪くありません。
ここも足元から10m位の水深があり、周囲には大きな沈み根も幾つか見えます。
以前も乗ったことがあるのですが、その時期は水温も16・7度位有りそこそこ良い釣果を得ることができました。
今回の釣行は3月の下旬、水温は13度台で潮はこの時期特有、緑の濁り「菜っ葉潮」。
海の様子がこのような状況であればメジナは産卵期真っ只中でもありほぼ絶望的。
真鯛狙いの釣り人位しか訪れていないのでしょう。
凪が良い割には釣り人の姿はちらほら程度・・・
雲見・伊浜は伊豆半島の沖磯の中でも高確率で磯から真鯛が当る場所です。
産卵のため浅場にのっこんで来る大型真鯛がヒットしてくるのです。
ただ、メジナのようにある程度居ついている訳ではないので、狙うと言うより、棚を合わせておいてコマセを絶え間なく撒き続け、たまたま回遊してくる魚が食いついてくれるのを気長に待つしかありません。
それゆえボウズ覚悟の釣りということになります。
この日も何箇所かの磯で当りはあったようですが根に回られるなどしてラインブレイク。
釣り上げた人はいなかったようです。
雲見の沖磯・「釣切(ツリキリ)」・メニュー
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「釣切」の位置・釣座
この2つの岩が「釣切(ツリキリ)」です。
乗るのはいつも右側の沖向き、岩は大きくありませんが2人位は十分釣りができます。
裏側に乗っている人は見たことはありませんが乗れないことはないと思います。
写真はクリックで拡大します。
左下は沖向き正面。
右下は北側の足元。
水深はいずれも10m位です。
左下は南側の際ですが、サラシの少し先に沈み根があります。
ただ、この日は濁って見えません。右下は裏の岩です。
間の水道はこんな感じです。
ほぼくっ付いているのでここは仕掛けが入りません。
周囲の磯
北側(港側)を見ると「コミタケ」や浅間神社がある烏帽子山が見えます。
裏側(陸側)にも磯があります。
名前は忘れましたがここも乗れます。
さらにその裏側の切り立った崖のような地磯にも乗ることはできるようです。
南側を見ると幾つかの磯群が見えます。
右下の写真はそれをアップにしたもの。
手前の低い磯が凪の干潮にしか乗れない「潮かぶり」。その裏の三角になっている磯が足場最悪の「八尾蔵」」。
人が乗っている島が「長島」。
その裏が「スズメ」「千貫門」です。