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関東の人気移住地、静岡県中・西部の町の田舎暮らし・移住支援情報一覧

2013-10-23T18:00:20+09:00 2013/10/23

静岡県は移住したい県の上位3位に入る県です。

気候は温暖で海山の豊かな自然と風光明媚な観光地の数々。

アクセスも東名高速に加え、新東名高速道路(第2東名)も開通していることで、関西エリアからもだいぶ行きやすくなっています。

既に静岡県東部にある人気観光地、伊豆半島の移住支援情報や世界遺産富士山がある県東部の支援情報は掲載しましたので、今回は県中・西部の田舎暮らし・移住支援情報紹介してみようと思います。

静岡県は東西に長い面積を誇る県で、東部・中部・西部と分かれています。

中部は、静岡市(葵区・清水区・駿河区)・島田市・焼津市・牧之原市・藤枝市・榛原郡(吉田町・川根本町)。

西部は「遠州」とも呼ばれ、浜松市(東区・西区・北区・南区・浜北区・天竜区)・磐田市・掛川市・袋井市・御前崎市・菊川市・湖西市・周智郡森町の7市1町で構成されています。

このうちの浜松市は、県内最大の面積と人口を誇る市で、県庁所在地の静岡市同様政令地方都市に指定されています。

気候は県内全域が太平洋気候。標高差が大きいため山間部は雪が積もるほど冷え込むことはありますが、沿岸部はほとんど温暖な気候です。

主な産業はお茶やみかんの栽培等の農業と、鰻の養殖や遠州灘・駿河湾・浜名湖の漁業。

そして楽器や輸送機器の製造業。特にヤマハやカワイ、ローランドといった3大楽器メーカーの本社は浜松に存在します。

移住促進に力を入れているのは山間地域の市町村です。

空き家バンクやお試し田舎暮らし施設などを設けている自治体が幾つか有りますので興味がある方はご覧ください。

茶

静岡県西部の町が行う、田舎暮らし・移住支援情報・メニュー

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 浜松田舎暮らし公式WEBサイト「浜松田舎暮らし」

浜松市の中山間地域の人口減少を食い止めるため、平成19年度から「浜松型田舎ぐらし推進事業」を立ち上げ、中山間地域への移住や交流を推進することで地域の活性化を目指しています。

平成21年には、浜松市の中山間地域への移住や交流を希望する人の相談窓口として浜松市天竜区役所区振興課内に「浜松田舎暮らし推進事務局」を開設しています。

相談制度の内容は以下のようになります。

  • 田舎暮らしをご検討されている方への生活情報等の提供
  • 田舎暮らしをご検討されている方からのご相談対応
  • 田舎暮らしをご検討されている方への当地域での生活についてのアドバイス
  • 移住者に対する移住後のアドバイス、サポート

他にも田舎暮らし体験ツアーやお試し田舎体験施設、空き家バンクも開設されています。

詳しくは下記の問い合わせ先をご覧ください。


 藤枝市の移住支援(空き家バンク・体験住宅)

藤枝市は県中部に位置するサッカーが盛んな都市。

県庁所在地の静岡市に隣接しており、静岡市のベッドタウンとして発展しています。

過去に紹介しましたが、藤枝市には「やまあい」という田舎暮らし体験施設がオープンしています。

これは、築150年という古民家を改築した田舎暮らし体験施設で、かまどでご飯を炊き地元で採れた山菜料理を食べるといったような、文字通りの「山間(やまあい)」の暮らしを体験できます。

使用料は3000円。

冷蔵庫やかまど、いろり等が備えられており、「一般利用日」と「体験企画日」が設定されています。

空き家バンクも開設されています。

藤枝市の中山間地域として市北部の瀬戸谷・稲葉・葉梨・朝比奈地区が対象になります。

空き家の改修費を一部補助する制度も設けていますので、空き家バンクを利用する意思がある方は一度確認してみることをお勧め致します。

詳細は下記の問い合わせ先で・・・

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 川根本町の田舎暮らし・移住支援情報

川根本町は県中部にある町。榛原郡の中川根町と本川根町が合併して成立した町です。

ちょうど県内に2つある政令地方都市「静岡市」と「浜松市」の境目に位置しています。

地図ではこの位置です。


大きな地図で見る

この町を有名にしているのは全国的に知られる「川根茶」。

ここで生産されるお茶は過去に、天皇杯や全国品評会等で産地賞受賞などを数多く受賞しています。

もう1つ知られているのが「大井川本線」
ここは島田市の金谷駅と静岡県榛原郡川根本町の千頭駅とを結ぶ大井川鐵道の鉄道路線。SL(蒸気機関車)が保存・運行されている路線として全国からファンが訪れます。

終点の千頭駅からはバスが出ており、40分程で寸又峡温泉に行くことができます。

そして、駅の半数がいわゆる秘境駅となっている「大井川鐵道・井川線」。

ここは国内で唯一となるラック式鉄道(アプト式)区間のある路線で、南アルプスのふもとに位置する静岡市葵区の井川駅までを繋いでいます。

「南アルプスあぷとライン」の愛称が付けられています。

 空き家バンク

川根本町では、町内における空き家等の有効活用を通じて、移住・定住人口の拡大による地域の活力維持と増進を図るため、平成24年10月1日から川根本町空き家情報登録制度「空き家バンク」を開設しています。

また、空き家バンクに登録された物件を購入又は賃借した方で、所定の要件を満たす場合は予算の範囲内で改修費の補助を受けることができます。

田舎暮らしの学校「ちゃっきり娘養成講座」

いわゆる田舎暮らし体験です。

独身女性を対象としたもので、川根本町をフィールドとした体験活動が企画されています。

川根本町役場企画課が既に何年も前から開催している講座で、過去には農家民泊や森林療法・カヌーハイキング体験、蕎麦打ち田家権等が行われました。

申込方法、問い合わせ先等は下記の関連記事で・・・


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