静岡の穴場観光地!!西のはずれにある神秘の洞窟・「竜ヶ岩洞」
2013-05-10T18:00:06+09:00 2013/05/10
竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)とは静岡県浜松市北区引佐町というところにある鍾乳洞。
鍾乳洞とは、石灰岩が地下水や地表水などで浸食されてできた洞窟のことです。
石灰岩は炭酸カルシウムを50%以上含む堆積岩で、炭酸カルシウムの比率が高ければ白色が強くなるのですが、不純物が付着することで茶色や灰色、あるいは黒色にもなっていくそうです。
引佐町というとほとんど静岡県の西のはじっこ。新東名はここで終わりです。
新東名では「浜松いなざJCT」を降りることになります。この先は今のところ「三ケ日JCT」があり、そこからは東名高速とつながり愛知県に入りますから、ほとんど西のはずれということになります。
下り線を下りて「浜松いなさ」の料金所過ぎるとすぐに国道257号線のT字路交差点に出ます。
そこを道なりに下がって行くと浜松市内に行くことができます。
目的地の「竜ヶ岩洞」にはどちらからでも行けるのですが、行くときはそれを知らなかったので257号線を右に下っていきました。
これは帰りに「竜ヶ岩洞」でもらった周辺地図。
料金所を下りて左から行ったほうが5・6分早いそうです。
最後の看板
257号線には要所要所に案内看板があるので、迷うことなく目的地に着くとはできます。・・・それに、迷うほど道が複雑ではありません。
最後の看板。ここを右にしばらく行くと洞窟入り口が見えてきます。
正面が竜ヶ岩洞がある山。中腹には看板が取り付けられています。
洞窟に入る前の見どころ
園内の入り口には様々な岩石が地層の模型とともに展示されています。
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その上には鐘が設置されています。
たしか「鐘の鳴る樹」という名前のスーパーおやじギャグ。
鐘の鳴る樹の上にはもう一つの鐘。
これは合格祈願と家内安全、縁結び、という三大神頼みが一度にできるというとてもありがたい「無限の岩穴」。この岩の前で都合の良いお願いするときに鳴らすとても大切な鐘です。
右のほうには地下に繋がる階段があり、下っていくと無料の冷風浴「ようきた洞」があります。
この日は気温が下がっているので入り口とほとんど温度は変わりません。
おそらく真夏はここまで降りるとかなり涼しいのでしょう。
フルーツコウモリがいた
発券所は洞窟入り口にあります。
その横には「フルーツコウモリ」が・・・
フルーツコウモリとは果実を主食とするコウモリです。
通常の肉食コウモリは超音波で餌を探すのに対して、彼らは視覚と臭覚で、餌となるバナナ等のフルーツを探すそうです。
光って見難いですが、ガラスの上部中央にぶら下がっています。
竜ヶ岩洞入洞(入場)料金・営業時間
- 大人(高校生以上)・・・650円
- 中学生・・・450円
- 小学生・・・350円
- 団体・一般(30名以上)・・・大人(高校生以上)550円・中学生360円・小学生280円
- 学校団体・・・高校生400円・・中学生320円・小学生250円
尚、引率教員は無料で、父兄は一般団体に適用されます。
営業時間はAM9時からPM5時です。
参照先
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ペット持込禁止
ちなみに洞窟内にはペットは連れて行けません。
発券所の横にペットハウスが設置されています。
神秘の鍾乳洞の内部
いよいよ神秘の洞窟に入ります。
いまさらですが・・・・この鍾乳洞は大正時代からその存在が知られていたそうで、夕暮れにはコウモリが飛び立つこの洞窟は子どもたちの遊び場でした。
1981年6月に地主である「戸田貞雄」という人が洞窟の整備をやりだし、そこに洞窟愛好家が2人が加わり本格的に洞窟の拡張作業が始まりました。
それから2年半後の1983年10月。
ようやく一般公開ができるようになり、その後の調査で総延長1000mにも及ぶ大鍾乳洞であることが判明しました。・・・・とパンフレットに書いてありました。
洞口の入り口は現在、ブラックライトのようなものでライトアップされています。
いよいよ全長1000mの洞窟に入ります。
最深部、折り返し地点の看板。
洞窟内の大きな見どころ、「三段空滝」という大滝。
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ここも見どころ、「鳳凰の間」。
洞窟内は上の写真のように見どころが40箇所以上ライトアップされ、それぞれに名前と説明がついています。
ここを過ぎてしばらくすると出口があります。
出口にある洞窟資料館とお土産屋
出口は洞窟資料館になっています。
この鍾乳洞を完成するまでの全ての足跡と、鍾乳石の解説がここに展示されています。
お約束のお土産屋。こういう施設の最終地点には必ずといっていいほど最後にお土産屋あります。
これで観光客は一網打尽。・・・名づけて「定置網商法」
日本一の「顔ハメ」
よく観光地で見かける記念写真を撮る設備。
これを「顔ハメ」というそうです。・・・ここで初めて知りました。
観光マップ
駐車場の横には浜名湖の観光マップがありますから、ここで次の行きたい観光地はバッチリです。