南伊豆の最南端「石廊崎港」周辺の釣り
2014-07-01T18:00:19+09:00 2014/07/01
石廊崎は伊豆半島の最南端に位置する素晴らしい景勝地です。
風光明媚な海岸からの景色は駿河湾と相模湾のちょうど中間にあたり、眼下には壮大な太平洋のパノラマが展開しています。
岬の先端には「日本の灯台50選」に選らばれている石廊崎白灯台がある。
この周辺は「富士箱根伊豆国立公園」に指定されています。
かつては「石廊崎ジャングルパーク」という熱帯植物園が人気を呼んでいました。
昭和44年頃に開園しており、ピークの頃は年間約75万人の観光客が訪れたらしい。
しかし、時代の経過と共に有名観光施設の入場者数が減少していくのはこの頃の常。
さらに施設の老朽化もあり、ついに2003年には閉園になりました。
今でも景勝地としては変わらぬ景色を維持していますが、観光地としてはかつての勢いは感じられません。
ここも磯釣りのメッカです。
沖磯も数多く点在していますし、地磯も1級磯が何ヶ所かあります。
冬はメジナ、春から初夏はマダイやイサキ、夏から秋はワラサ、ヒラマサなどの中・大型回遊魚も狙えます。
最大の特徴は風に強いということ。港がある長津呂湾は細長い入り江になっているのでどちらの風も当らない。
また、沖磯も西風に強い磯と東からの風に強い磯に分かれているので、よほどの悪天候でなければ何処かに乗ることが可能です。
ただ、石廊崎港で魚釣りをする人は少ない。
かなり奥ばっているので潮通しもあまり良くない。
しかも岸壁には漁船や遊漁船、遊覧船が停泊しているので竿を出せる場所は多くありません。
水温が上がればキスや小型回遊魚も釣れますが、ここまで来て港で釣りをするとなると、クロダイかアオリイカだろう。案外アオリは穴場かも知れません。
メジナやイシダイ、ブダイ、中・大型回遊魚などを狙うのであれば地磯に行くのがおすすめです。
「石廊崎港」周辺の釣り・メニュー
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「石廊崎港」の場所・アクセス
地図では下の位置。
細長い入り江の奥が港です。
16号線を南下していくと伊豆半島の先端付近に案内標識が出ています。
トンネルの手前を海側に行くと石廊崎港です。
写真はクリックで拡大します。
駐車場は比較的広い。
トイレも整備されています。
突き当たりは有料駐車場になっています。
その奥は遊覧船乗場。
因みに、遊覧船はマリンバード号と五百石船。
毎日9時ごろから30分に1便のペースで運行しています。
1周約20分。利用金は大人1400円、子供700円です。
中木地区のほうまで続いている景観が素晴らしい「長津呂歩道」の案内看板。
コースは城山を1周するコースもあります。
因みにこの遊歩道から地磯に行くことができます。
地磯は「湯の花」、「馬の背」、「水平場」。旧ジャングルパークの駐車場からも入れます。
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「石廊崎港」の釣り
湾の左側に港に行く道があります。
堤防は有りません。釣りをするなら岸壁からとなります。
渡船は「喜美丸」があるのですが、他にもミヨシにタイヤを付けた船が何隻か停泊していました。
港の奥にあるのは民宿と食事処「龍宮」。
乙姫料理という地魚の船盛りが名物だとか!?