「田子の浦港」白灯台周辺の釣りとポイント・「田子の浦みなと公園」からの展望
2014-07-18T00:00:59+09:00 2014/07/18
田子の浦港の「西防波堤灯台（白灯台）」側はしらす漁を行う漁船が多いため、漁協周辺の道路は「しらす街道」と名付けられ春～秋の漁期になると多くの観光客が訪れます。
この期間は朝水揚げされた新鮮なしらすや釜揚げしたばかりのしらすを漁協の食堂で提供しているので大人気なのです。
特に６月に予定されている「しらす街道フェア」と９月頃行われる「しらす祭り」は市外や他県からも観光客が訪れ長い行列ができるほどの人気スポットです。
港の出入口、海岸沿いには眺望が抜群の「田子の浦みなと公園」が造られています。
これは西側海岸の一部を埋め立てて造成された海浜公園です。
総面積は７，３ヘクタール。遊具や富士山を模した展望所が整備されています。
釣り場となるのは漁港付近の堤防と、白灯台までの間にある突堤。
そして先端付近の岸壁です。
こちらもクロダイやスズキ・フッコ・セイゴ（シーバス）がメインターゲットとなりますが、水温が上がれば回遊魚も狙えます。
ただ、潮通しが最も良い白灯台先端には護岸工事が進められたため下りる事はできません。
昔は夏になるとソーダ鰹やワカシ（ワカナゴ）、イナダ等が良く回って来ましたし、周年かなり釣り人で賑わっていました。
しかし今は安全にはなったのですがその姿は以前ほどではないようです。
「田子の浦港」白灯台周辺の釣りと「田子の浦みなと公園」・メニュー
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「田子の浦漁港」と白灯台の場所・アクセス
下記の地図は東名高速富士インターからの行き方です。
港前の交差点を西に向かい、標識に従い「富士埠頭」側に左折すると漁協が見えてきます。
しらすで有名な漁協食堂はここから入ります。
写真はクリックで拡大。
これが田子の浦漁港。
遊漁船も何隻かありますが、ほとんどの船はしらす漁船です。
「田子の浦港」白灯台周辺の釣りとポイント・狙える魚
堤防・突堤は５箇所。先端の白灯台周辺は広い岸壁になっています。
漁港周辺のポイント
左下は漁港に流れ込む「江川」。
増水したときなどはスズキ狙いが面白い。
漁協の先に堤防が出ています。
この周辺もスズキの好ポイント。
夜は外灯が点くので確立は高まります。
漁港の南側を左折すると堤防と突堤が出ています。
下の突堤での釣りは団子やふかせでクロダイ。
良型アジも時々回遊してくるらしい。
中に入って行くと漁協対岸の堤防に出られます。
ここも外側がクロダイのポイント。
水温が上がればコアジやコサバ等の回遊魚も狙えます。
みなと公園周辺のポイント
漁協を通り過ぎ、道なりに暫く行くと突き当たるのが「田子の浦みなと公園」入口です。
ここを海側に行くと目の前に突堤が出ています。
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全長は約３０ｍ？！先端付近でクロダイや回遊魚。
夜はスズキがおすすめ。
ここから下りるためにハシゴが掛けられていました。（右下）
上の突堤から南側に５・６０ｍ程行った所にある突堤と岸壁が西海岸一番人気の釣り場です。
階段があるので安全に下りることができます。
左下は釣り場全容を写したもの。
突堤先端は夜になると外灯が点きます。
小さめのルアーを使えば高確率でスズキが釣れますよ。
回遊魚も回るときもありますが、昼は団子でクロダイ狙いの人がほとんど。
途中のケーソン付近では落とし込みをしている人もいました。
白灯台周辺のポイント
白灯台までの岸壁は内側が主なポイントです。
タコ、キス、回遊魚が四季により狙えます。
以前は先端の灯台下にも行けたのですが、右下の写真でも分かるように手すりも階段もないので下りることは不可能です。
唯一可能性がありそうなのは右側の海岸から。
潮が引けば渡れるかも知れませんが、右側の磯でも同様の釣果は期待できます。
釣り物はクロダイ、キス、メジナ、回遊魚、夜釣りでタチウオ、等。
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田子の浦みなと公園からの展望
公園はＮＰＯ法人が維持管理を行っています。
駐車場は午前８時から午後５時まで開放されています。
釣りをする場合この時間内に終了するのであれば問題無いですが、５時を越えるようであれば公園外に停めた方が良いでしょう。
公園内駐車場に車が停まっていても、午後５時を１分でも過ぎれば入口の門が閉鎖されます。
そのため、公園関係者とのトラブルも時々起こるようです。
下は公園内東側に造られた富士山の形をした海抜２９，４、高さ１３ｍの展望所。
頂上には見晴台が置かれています。
ここからは駿河湾を一望できますし、伊豆半島まで見渡せます。
晴れた日は田子の浦港の奥に富士山がくっきり見えるのですが、ツキの無さは相変わらずです（笑）
