田舎が暮らしに憧れる人に朗報 夏を快適に過ごすには田んぼが近くにある土地がよい
2018-07-06T19:47:13+09:00 2018/07/06
田舎というと、田んぼというイメージがまず脳裏に浮かぶ方が多いと思います。
田んぼに水が張っている光景をみると、心なしか涼しくも感じますが、実際温度を下げる効果もあります。
では、田んぼの近くに家を建てれば必ず涼しいのか?というと確定ではないです。
それは、家の向きや作り方、土地の風向きを考慮すればもっとよりよく田んぼを活用できるからです。
つまり、それらを全く考えないで家を作った場合、効果が得られない場合もあるというわけです。
田んぼに囲まれた家はコンクリートが近くにある家より2〜5℃温度が下がる
まわりがコンクリートやアスファルトの町では、吹いてくる風が蒸し暑いです。
打ち水をしても、さらに蒸し暑く感じます。
正確な数字はわかりませんが、2℃〜5℃温度が下がると言われています。
田んぼは流水ではなくほぼ溜め水ですから、昼過ぎて気温が高いときには水温もそこそこ上がって冷却効果が落ちますが、コンクリートジャングルや住宅街、住宅地よりは涼しいのは確かでしょう。
田んぼの近くに家を建てる際に気をつける事や準備、手順。
田んぼの付近に家を建てるとして、一番心配されるのは家が沈んでしまう事ではないでしょうか。
田んぼにする土地はもともと沼地だったり、川の近くで水が溜まりやすい場所だったりします。
ですが、広い田んぼの土地にも調べてみれば案外、地盤が強いところがあったりします。
この地盤が強い土地に家を立てれば、夏場に涼しい風が入ってくる理想の家が建てられるのです。
下調べについての注意点 素人でやってはいけないという事。
地盤の下調べは業者に任せるのいいでしょう。
業者に頼むと、色々費用がかかって大変だから自力で調べる人もいるらしいですが、あまりおすすめしません。
理由は、自分で行ったほうが遥かに費用と時間がかかるまた、ミスをしてしまった際に取り返しがつかない事になります。
その取り返しがつかない例をあげると、自力で調べる→地盤が強く家を立てても問題なさそう→家を建てる(田んぼや農地を整地する作業も含め普通の土地に家を建てるより時間がかかる)→ある日軽い地震が起きて、地盤が歪み家が崩れる。
なんて事が起こったりするそうです。
地盤が弱いというという事は、震度が弱い地震で家が崩れたり、月日が建つにつれて家が傾いたりするリスクが上がるのです。
田んぼの付近に家を建てるデメリットがメリットになる場合もある。また案外湿気はない。
田んぼの付近に家を建てると、湿気が高そうなんて思う人もいるかと思います。
その心配がある人は、家の作り方を工夫すればいい思います。
買おうと思っている田んぼがあるが、風通しはどうなのだろう?→調べてみたら風が東からのほうが吹いてくる、ならば東側に大きな窓を作ろうなどすれば、家の中に湿気がたまりにくい家になります。
それに、個人的な経験談ですが田んぼが近くにある家より、林や山などの中に家を立てたほうがよっぽど湿気があります。
子供の頃田舎に住んでいたのですが、田んぼばかりの土地だったのですが、湿気を気にしたことはほぼ無く、エアコン無しで扇風機だけで夏は生活出来るくらい快適でした。
そして現在、山を開拓し整地した小さな住宅街に住んでいるのですが、人生で一番湿気を感じていると言っても過言ではないです。
整地したと言っても自然はまだ少し残っていて、家の両サイドが林と森林で朝方は湿気が強いです。
家の前の家が、きりが濃すぎて見えない時もありました。
湿気が多行ことのメリットもあります。
喉や乾燥による皮膚の怪我、女性にとっては髪と肌保湿されると思います。
田んぼ付近に家を建てるにはどのくらい広い土地を選ぶといいのか?
田んぼの付近に家を建てる場合は、土地を買う場合ともともとあった土地を整地する場合の2つがあります。
元々農家で、土地を整地して家を建てる場合は広さの心配は必要ないでしょう。
ただ、購入する場合は結構大変ですし、一般の人が田んぼを購入することが出来ないと言ってもいいです。
素人が田んぼの土地を買うことは出来ないが条件を満たせば買える可能性もある。
どうして一般人(農家出ない人)は田んぼや畑を購入できないのか。
全ての田んぼや農地は「農地法」という規則の支配下にあり、土地の売買などが制限されているからです。
これに違反すると罰金が課せられます。
江戸時代とかは、この法律がないため農家ではない人が農家の収入を奪ったり、土地を奪って仕事を無くしたりなどなど様々な被害がありました。
その為、そういう簡単な土地の売買が出来ないようにこの法則があるのです。
また、農地を作るには年月と費用、それだけの人事が関わっていますので、それを無下にする行為が出来ないようになっているともいえます。
農家でない場合で田んぼや農地を買う例外や正式な方法。
一般人が田んぼを購入する場合は、農家になるのがいいです。
一般の人が農家になるには地域により条件が違いますが、これも簡単ではないです。
まず、最初に自治体の農業委員会に相談し、明確な主旨を伝えましょう。
ただ漠然となりたいです!だけでは許可が得られません。
過去に農家をやっていた、研究の為、経緯や経験、経歴などを説明すると了承されやすいです。
つまりは、面接に近いといった感じです。
田んぼの平均的な値段や購入方法。
田んぼの平均的な価格は、10アール(100㎡)10万〜80万です。
土地の状況にもよりますが、目安として頭に入れといてください。
例えば、田んぼの形状・クルマや農作業機械の出入り道の状況、土の質・水はけ等々の条件により大きく違いがでます。
とにかく、安くはないという事です。
購入したいと思う田んぼがあった場合、価格や所有者を調べるには、市の都市計画課か建設課可能か確認できます。
この場合は、土地の場所住所をメモして持っていくと手早く調べてくれます。
購入する際には所有者にいきなり連絡するのではなく、その土地がどこの農協組合に入っているかなど調べて、どうして購入したいのか話をします。
そこから許可がでない場合は、諦めるか許可がでるまで話し合いましょう。
また、農地の売買は農家同士でも農業委員会の許可が必要です。
例えば、田んぼを買って農家になりたい(家も近くに立てたい)のですがという理由で許可で降りた場合、不動産屋に相談をします。
国民の食料自給の礎となるべき農地は、その保護目的から売却に対し法律で極めて厳しい制限がかかっているのは、先程説明しました。
なので、自由に売却することができなくなっているので、かならず法律に詳しい人をはさみましょう。
農地を農地以外にするための条件は2パターンあるが簡単ではなくほぼ出来ない。
農地から農地以外の土地に変更することを転用と呼び、残念ながら一般的には可能になっていません。
許可されるかどうかは、「立地基準」と「一般基準」という2つの基準が関係します。
「立地基準」とは、農地の区分で許可・不許可を決めるもので、優良で大規模な農地ほど許可されず、市街地に近いほど許可されやすくなります。
「一般基準」とは、農地転用の申請目的が達成できるかどうかを判断するもので、単に農地をつぶして更地にしておきたいといった、安易な目的では認められません。
農地を売買するには、利用目的の主体が買主にあるため、売買での転用許可申請は、売主と買主の両方が申請者になり、おおむね次のような基準で判断されます。
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- 申請目的を実現できる資力や信用がある
- 転用する農地の関係権利者から同意を得ている
- 転用許可後速やかに申請目的のために使う見込みがある
- 許認可が必要な事業で許認可を受けられる見込みがある
- 事業のために必要な協議を行政と行っている
- 転用する農地と一体に使用する土地を利用できる見込みがある
- 事業の目的に適正な広さの農地である
- 周囲の農地等への影響に適切な措置を講じる見込みがある
- 一時的な転用では農地に戻されることが確実と認められる