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蚊除けになるハーブ蚊連草についてと蚊連草を使った簡単自作蚊除けスプレーの作り方

2019-06-17T00:42:43+09:00 2019/06/17

蚊よけスプレーや蚊取り線香など、蚊を寄せ付けないための道具が売られていますが、体に良いとは言えません。

蚊取り線香は喉を痛める場合もありますし、スプレー系は肌の弱い子供等には使えません。

ペットが家にいる方は、スプレーや蚊取り線香の両方を使わない方もいると聞きます。

ペット用などが最近出ていますが、通常より割高の場合がほとんどです。

なので、蚊や虫に害されることな、科学物質などがないもので夏を過ごしたいと思います。

そこで今回は虫よけになるハーブや草花の紹介と手軽に作れるオーガニックの蚊よけスプレー、網用スプレーの作り方を紹介します。

また、肌に優しく汗疹対策になるハーブで作れる石鹸も紹介します。

蚊よけ、防虫効果のあるハーブや草花の紹介

ドライフラワーやポプリにしなくても、ハーブは庭に植えて置くだけで防虫効果があります。

ただし、全てのハーブに防虫効果があるわけでないです。

では、防虫効果のあるハーブの紹介をしたいと思います。

防虫効果のある葉のハーブの紹介

G対策にはレモングラス。

レモングラスはレモンに似た爽やかで良い香りを放つ人間には人気のハーブですが、実はGにとっては大嫌いな匂いだそうです。

虫は根本的にレモンの香りに弱く、レモン中の成分で体が麻痺するそうです。

侵入経路となるベランダや玄関にレモングラスのアロマを散布したり、レモングラスの鉢をベランダや窓際、玄関脇に置くだけでもかなり有効です。

排水口から侵入する場合もあるので、台所にレモングラスのアロマを薄めたものを散布するのも、香り&防虫対策になります。

レモングラスのエッセンシャルオイル(アロマ)は虫除け用の薬品の成分や物として使われています。

さらに、漢方面では敏感肌の皮膚炎にも効果があると言われています。

私も庭に植えてありますが、雨が降っている日などは、庭にレモンの香りが漂っていて、じめじめ感が和らぎました。

 

 

ミントに葉が似ているナチュラルな防虫効果のあるレモンバーム

レモングラスのような強い効果はないけど、ナチュラル系の虫除けスプレーによくレモンバームは使われています。

乾燥した場所より、適度な湿気を好むハーブなので、ガーデニング向きのハーブです。

ミントに葉も似ていますが、生育も似ていて丈夫でどんどん広がっていきます。

なので、後の処理が大変になる事が多いので、ガーデニング向きですが、鉢植えがおすすめ。

玄関先や庭をガードにどうぞ。

バジルの中でも特におすすめ!防虫効果だけでなく芳香剤にもなるシナモンバジル

基本バジルは防虫効果がありますが、キッチンや部屋に置くならこのシナモンバジルがおすすめ。

スイートバジルの近緑種で、シナモンのような甘い香りがする、イタリアでは人気NO1 ハーブです。

キッチンハーブとして使い勝手がよく、食欲をそそる甘い香りとクセになるツンとした風味が魅力です。

料理に使う際は、やわらかくつやのある若い葉 をフレッシュのままサラダやパスタ、ピザなどに散らしてください。

硬くなった葉や茎は、生のままお風呂に入れてアロマバスにすると肌が潤います。

また、バジルは蚊だけじゃなく、ハエの侵入も防いでくれます。
バジルに含まれている成分「シネオール」は、蚊やハエが嫌う匂いなんだそうです。
ドアや窓の近くに置いておけば、蚊だけでなくハエの侵入も防いでくれて、食材としても幅広く使えるためおすすめです。

防虫効果もあり、花も楽しめる園芸として人気のハーブの紹介

 ファンの多いマリーゴールド蚊除けに有効

 

キレイな花を咲かせ、コンパニオンプランツとしても有効なマリーゴルド。

ファンも多く、ガーデニングや畑などでよく目にします。

漢方としても有効で、古代エジプトでは若返りの薬としても珍重され、傷の治療などにも用いられていました。

殺虫剤の原料にも使用される独特の刺激臭で、庭からの蚊の侵入を防いでくれるでしょう。

 

ラベンダーも防虫効果があるが効果があるのは葉の方

薄紫のキレイな花をつけるラベンダーはリラックス効果で一番人気のハーブ。

アロマオイルやフレーバーティーの原料としても馴染みですが、庭に地植えか、もしくはポットに入れて窓辺に置けば、窓辺に彩りを与えてくれます。

そして、防虫効果もあるんですがあまり知られていません。

理由は、防虫効果があるのは匂いを放つ花ではなく、葉のほうだからです。

使い方としては、葉の部分をドライフラワーにして穴の空いた布か網に入れてゴミ箱の蓋に貼り付けて置くなどがおすすめです。

若干、夏のコバエが減った気がしました。

あまりメジャーでないハーブのサントリナ

サントリナは、蚊の対策に全草が香り高く、空気をさわやかにするハーブとして古くから生垣や花壇に植えられてきました。

また、枝は虫除けになるので乾燥させて棚やたんすの中にいれて利用するのがおすすめ。

花はドライフラワーをドライフラワーにして飾りや虫が侵入する経路に置くのもおすすめです。

サントリナと花が似ているハエ対策&アリ対策にうってつけのタンジー

虫除けとして広く利用され、ハエよけとしての効果は抜群のハーブです。

建物の周囲に植えておくとハエが室内にはいりにくくなります。

また、アリよけにもなります。

花の部分を干してカーペットの下に敷いたり洋服ダンスに入れて防虫剤に、また乾燥させると黄色の色がきれいに残るので、ポプリやリース、ガーランドの材料としても利用できます。

カモミールに花が似ている蚊対策のピレスラム(防虫菊)

パッケージなどで見たことがある方がいると思いますが、蚊取り線香や殺虫剤として使われるハーブがピレスラム。

整った美しい花姿と明るい色彩で和洋ともに似合い、切花にも庭植えにも利用できます。

除虫菊の名は、花にピレトリンという殺虫成分を含んでいて、虫除け剤として用いたことにちなんでつけられました。

ハーブではないけど、虫よけになる野菜ニンニク

冷蔵庫よりもネットでつるして
「ニンニク」

ニンニクの匂いが嫌いなのはドラキュラだけでなく、虫もなんです。

あの特有の匂いの中に含まれている源アリインというタンパク質がどうやら蚊はお好みでないようで、現に研究でも蚊を寄せ付けないことが証明されているんだとか。

なので、虫がよくでる夏などは冷蔵庫ではなくキッチンの上や、玄関などの乾燥した場所に吊るして置けば、蚊対策になります。

蚊よけの草花代表「蚊連草」について

蚊連草、別名ゼラニウムは蚊が嫌いな植物として有名です。

私の近所でもよく庭に植えている家庭をみます。

夏の始めなどは、蚊対策になるのでホームセンターなどでもよく売られています。

ハーブとしては、ゼラニウムという名でアロマが人気。

また、園芸用としては葉っぱからバラのような強い香りが漂うローズゼラニウムがオススメです。

網戸という習慣のないヨーロッパでは、このゼラニウムを窓際に置いて虫よけにするのがメジャー。

日本では、蚊連草にはさまざまな別名があります。

「蚊嫌草」「蚊取り草」「蚊遣り草」などです。

なので、名前を変えて売られていても同じ蚊連草なので問題ないです。

なぜ、蚊連草を蚊が嫌うのか?シトロネラールという成分が原因

漢方面でも効果があり、「シトロネラール」という成分が含まれており、抗菌・抗炎症作用、皮膚弾力回復の効果もあります。

そしてこの「シトロネラール」という香りに秘密があります。

そもそも蚊は、人間が発する二酸化炭素に反応して刺してくるのですが、シトロネラールはこの二酸化炭素察知能力を鈍らせてくれるので、蚊に刺されにくくなるのです。

蚊連草の育て方や簡単な概要について

蚊連草はバラ系の香りをもつゼラニウムと柑橘系の香りのシトロネラ草を交配して開発された植物で、もともと自然界にはありません。

育て方は、乾燥を好むので湿り気の少ない、水はけのよい土壌が地域に向いています。

土がジメジメにならないように注意しましょう。

日を好むので日当たりの良いところに植え付けましょう。

肥料や肥やしが好きなので、植え付ける土混ぜて上げるとすくすく成長します。

花の時期は5月です。冬は凍らせなければ越すことができます。

水やりは表面の土が乾いてからたっぷりと行いましょう。

 

新芽が伸びる時期に香りが強くなります。

香りを長続きさせるには、伸びてきた茎を途中でカットする「切り戻し」が重要です。

切り戻しをすると、また新芽が増えて強い香りが続き、虫よけ効果が高まります。

ハーブを使った蚊よけスプレーの作り方

ハーブを手作り蚊よけスプレーの作り方を紹介します。

用意するものは、下の写真の道具。

無水エタノール(40度以上のお酒でも代用可)、ミネラルウォーター、エッセンシャルオイル、詰め替え用ボトル、スプレーです。

オイルはゼラニウムのみの使用ですが、ブレンドもおすすめです。

オイル以外は、全てホームセンターで揃います。

オイルは、生活の木で購入しました。

 

50㍉のつめかえ用にエタノール10滴、水道水約50㍉、オイル3滴ほどで完成です。

あとは、スプレーにお好みの量を入れれば虫除けスプレーになります。

 

網戸の蚊よけスプレーの作り方

用意するものは、無水エタノール以外同じです。

なぜ、無水エタノールを使わないかというと網戸が変色したりする可能性があるからです。

ほぼほぼ問題ないでしょうが、入れないのが無難ですし、効果が薄れることはないので、代わりにアロマを少し多く滴下すると良いです。

 

ハーブを使った肌に優しくさっぱり気分になれる石鹸作り方

ハーブを使った石鹸の作り方を紹介します。

石鹸を変えるだけでかなり肌は変わります。

肌の基本は洗顔だそうで、石鹸を変えるだけで劇的に肌が変わります。

この時注意することは「天然素材」であることです。

科学薬品などにものによっては肌に負担を与え良い効果が発揮されない場合があります。

用意するのは、写真の道具。

石鹸素地(生活の木1キロ)、混ぜるのに使う袋、(ボール)、ローズマリー、はちみつです。

まず、ローズマリーで濃いめのハーブティを作ります。

本来は、ドライハーブを使ったほうがよいです。

次に、300グラムの石鹸素地を袋に入れて、はちみつ大さじ3、ハーブ液30グラムを混ぜなら足して行きます。

個人的に、ボールで混ぜることをおすすめします。

今回は初めて袋を使って作ってみましたが、袋だと袋の端などに固まったり、取り出しにくかったので。

ある程度混ざったら、袋から出して形を整えます。

この時、クッキーのように伸ばして型で形を作る方法もあるんだそうです。

最後に、ハーブを植えからくっつけて飾ったら完成です。

今回は美肌効果、制汗剤の効果もあるといわれ、香りの人気も高いローズマリーを使いましたが、ハーブはお好みで。

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