世界文化遺産の一つ「白糸の滝」はまだ工事中、公園は完成していた
2013-08-31T10:00:34+09:00 2013/08/31
白糸の滝は「長谷川角行(長谷川左近藤原邦武)」や富士講の信者たちがここで修行や巡礼を行ったことで世界文化遺産に選ばれています。
滝としての区分は「潜流爆(せんりゅうばく)」。
これは水を通す地層と通さない地層が剥き出しになっていて、地下水が崖の途中から直接落ちて滝となっているようなものがこれにあたります。
潜流爆の代表的ともいえる白糸の滝は「日本の滝百選」にも選ばれていますし、国の名勝及び天然記念物にも指定されています。
世界遺産に選ばれる前にも訪れましたが、そのときは滝に行く途中の土産物がある通りは工事中で、公園を造っている最中でした。
今回立ち寄ってみたら、白糸の滝はまだ工事中でしたが、公園は完成していて音止めの滝となる富士川水系の「芝川」の渓流を見ることができるようになっていました。
「白糸の滝」はまだ工事中、公園は完成していた・メニュー
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白糸の滝の場所・アクセス
地図はこの位置。
ここまでのアクセスは「世界文化遺産「白糸の滝」は長谷川角行が水行を行った地」をご覧ください。
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公園は整備されていた
以前ここに来たのは、たしか5月の上旬。
そのときは土産物店の一部が取り壊され、公園を造っている最中でした。
今は下の写真のように全て完成していました。
ただ、何のためにこんな殺風景な公園をここに造ったのだろうか?・・・奥のほうから「音止めの滝」でも見えれば絶景なのでしょうが、芝川の流れ以外特に見えません。
写真はクリックで拡大します。
工事が進んでいる「白糸の滝」
白糸の滝の滝壺周辺の工事は、自然景観を損なうと言うことで古くからあった滝壺近くの土産物屋の移転と、橋の全面架け替えです。
工事のほうは滝壺周辺はどうやら終わっているようです。
今は、川に架かっている橋を造っています。上からしか見えませんが、以前に比べて大分頑丈な橋みたいですね。
ちなみに、全てが完成するのは平成25年12月までを予定してるそうです。
下にはまだ降りられませんが、みんな遠くのほうから写真を撮っていました。
売れているトイレットペーパー
世界遺産登録が決定して以来富士山周辺の観光地は前年に比べ多くの観光客が訪れているそうです。
お土産物も富士山や世界遺産に因んだものや地元の特産物等を中心に良く売れているようです。
その一つに「富士山登ろう!」というトイレットペーパーがあります。
これは富士市の林製紙という会社が作っている商品で、富士山の豆知識や富士宮ルートの案内等が印刷されています。・・・富士市は製紙の町ですからこのような商品が生まれたのでしょうね。