富士山できのこ採りをするなら「須走口登山道五合目」で
2013-09-04T10:00:05+09:00 2013/09/04
富士山には幾つかの登山道があります。
そのうちの一つに「富士浅間神社(東本宮浅間神社・須走浅間神社)」から登る「須走口登山道」があります。
これは「ふじあざみライン」という通行無料の一般道で、須走口五合目まで11,5kmあります。
この道も夏場はマイカー規制期間があります。
7月の10日頃から、8月の終わりごろまでの毎週金・土・日は17時から17時までが対象になります。
規制期間でない日を選んで行ってみました。
初めて行ったのですが、意外に入り口が分かりずらいというのと、途中から勾配がキツイ。平均勾配は約10,5%、最大勾配は20%以上といわれます。
これはいわゆる自転車愛好家のことばで「激坂」というものに入り、訓練を積んだ人でないと登れないと言われる部類の登り坂だそうです。
そのため、自転車の登板競技「自転車ヒルクライム」が行われています。
この須走口登山道にはきのこ採りに来る人たちもたくさんいるそうです。
たしかに、周りを見るときのこが自生していそうな自然林ですし、五合目の売店ではきのこを使った様々な料理がメニューに載っていました。
きのこ採りをするなら「須走口登山道五合目」・メニュー
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「須走口登山道五合目」の場所・アクセス
地図ではこの位置。
富士浅間神社の駐車場から架かる歩道橋がありますが、その下を左折します。
ここまでのアクセスは「「富士浅間神社」は「東口本宮浅間神社」・「須走浅間神社」とも呼ばれる」をご覧ください。
しばらくは平坦な道が続きます。
道の両側には桜の木がありますから、春はきれいだと思いますよ。
写真では分かりにくいですがかなりの急坂が続きます。
かなり登った所に路上駐車の車が見えてきました。
恐らく五合目の駐車場に停めらなかった人たちの車でしょう。・・・それにしても、五合目からかなり下のほうまで停めてありましたね。
左下の写真が五合目の観光案内所。左に行くと駐車場で、右が登山道です。
我々は午後に行ったので駐車場は空いていました。
バス停は観光案内所の裏にある
駐車場から見ると下はこんな景色。ここからも勾配のきつさが分かります。
須走口五合目の標高は2000m。
観光案内所の裏が富士急行のバス停です。
シャトルバスの利用料金は片道1,190円(子供600円)。往復割引1,500円(子供750円)。
シャトルタクシーの運賃の目安は片道3,550円~4,040円。
「須走口五合目」は宿場町のような雰囲気
時代劇に出てくるような宿場町みたいです。
建物が新しくなっただけで、当時の登山道そのまんまなのでしょうね。
周辺の案内図と登山に関する注意事項が書かれています。
公衆トイレは使用料が200円。
環境に対応したトレですし、水がトラック一杯2万円位かかるそうですからしかたないと思います。
山荘は「菊屋」と「東富士山荘」。菊屋で杖を買うと店内の洋式トイレが無料で使えるみたいですね。
東富士山荘の主人はきのこに詳しいらしく、採って来たきのこを毒キノコと見分けてくれるそうです。
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山小屋宿泊案内情報
富士山の山小屋はほとんど7月から8月末まで営業しています。
登山口の入口では山小屋の宿泊状況が分かるようになっています。
古御岳神社と小富士
小富士遊歩道があります。
ここを15分ほど行くと小さな丘が見えてきます。
その頂上に石が積まれていて小さな祠が祀られています。
古御岳神社は階段の頂上に鎮座しています。
「東富士山荘」が管理していますが、東口本宮冨士浅間神社境外末社になります。
午前中は扉が開いているみたいですよ。
神社を過ぎるといよいよ登山道です。少し進んでみましたが結構険しい道ですね。
林の中にいるのは、キノコ採りをしている人たちです。
雨が降った次の日が良くとれるみたいですよ。