日本一人口の少ない村「早川町」の移住支援情報と田舎暮らし体験施設
2013-09-18T18:00:52+09:00 2013/09/18
日本一人口の少ない村は山梨県の西部にあります。
南アルプスや櫛形山系に囲まれた「早川町」という町。人口は1,150人程です。
町の名前となっている清流「早川」沿いの両側に40ほどの集落が点在しています。
人口は少ないのですが、町の総面積は369.86㎢とけして狭い訳ではありません。その面積の96%が森林が占めているのです。
町の入口は身延山で知られる身延町。
富士川と早川が合流する地点に「早川橋」が架けられており、そこから上流部に行く道を川沿いに進むと早川町の奥へと続きます。
上流部に行けば行くほど山が迫り川幅は狭くなり秘境の様相を呈しています。
その秘境とも言える最深部まで行くと西山温泉や奈良田温泉といった人気温泉地があり、その奥には南アルプスや北岳の登山口「広川原」があります。
そんな早川町にも移住体験施設が設置されています。
少子高齢化はどこの田舎にも見られますが、早川町も例外ではないようです。
空き家はあちこちに増えているようで、若者の定住を期待して分譲地の販売や子育て支援、山村留学制度等を企画して移住者を募っています。
日本一人口の少ない村にある田舎暮らし体験施設・メニュー
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早川町の場所と概要
地図ではこの位置になります。
山梨側は南アルプス市、富士川町、身延町、静岡県の静岡市葵区と隣接しています。
人口は1,150人(wiki)。
少子高齢化が進んでおり70代以上の人口が全国平均を上回っていますが、良い様に解釈すれば元気で長生きできる環境ということかもしれません。
現に、高齢になっても元気に活躍しているお年よりはたくさんいますし、町の施設や交流事業にも積極的に参加されているようです。
特産品は「雨畑硯」、蕎麦焼酎「奈良田」、「山葡萄ワイン」、「白鳳みそ」等。
観光は白鳳渓谷や早川渓谷、雨畑渓谷の紅葉や奈良田湖、雨畑湖、羽衣白糸の滝といった自然景観。
温泉は西山温泉、奈良田温泉、雨畑温泉、光源の里温泉、大滝温泉等。
レジャースポットでは早川町オートキャンプ場、硯の里キャンプ場、南アルプス邑野鳥公園等。
「お試し暮らし施設」の利用要領
- 利用料金・・・月額35,000円
- 利用期間・・・1~3ヶ月
- 設備・・・生活できる必要最低限のものは備えられている(寝具は持参)
- 内容・・・居住体験・集落活動体験・農業体験・移住相談、等
- 利用条件・・・早川町に移住を検討している方・集落の人と交流できて行事や作業に参加できる方、等。
詳細は「NPO法人日本上流文化圏研究所」のほうに問い合わせ下さい。ページ下にHPがあります。
早川町の移住支援
- 空き家紹介・・・空き家バンクは設置されていませんが、「NPO法人日本上流文化圏研究所」のほうで空き家紹介をしてくれるそうです。
- やませみ団地宅地分譲・・・若者の定住促進のために「やませみの里 千須和団地」が売り出されています。若い人が取得する場合分譲価格の特例(3割引)が受けられます。
- 子育て支援制度・・・妊娠検診費、義務教育期間中の医療費、小中学校の医療費等の補助。中学卒業時に50万を上限に交付。
- 山村留学制度・・・小学1年~中学3年までの子供を全国から受け入れています。期間は1年以上。
- 各種イベント・・・移住相談会や田舎暮らし体験ツアー、体験プログラム、ハイキング、等。
詳細、問い合わせはページ下の関連記事で・・・