社長になると100万円もらえる町!!北海道「沼田町」で田舎暮らし
2013-10-19T18:00:42+09:00 2013/10/19
沼田町は北海道の北西部にある町です。
3,800km²という広大な面積を誇る石狩平野の北部に位置します。
かつては石炭を産出する炭鉱の町として有名でしたが、昭和43年に、隆盛を誇っていた浅野炭鉱(雨竜炭鉱)はついに閉山となります。
その後はもう一つの基幹産業である農業のほうに力を注ぎ、今では稲作中心の農業の町として生まれ変わっています。
沼田町は以前も「北海道にある移住支援日本一の町・・・」として、この町で行われている住宅支援を取り上げました。
沼田町は空き家バンクや定住促進住宅の開発等の他に、合計で450万円にもなる移住定住応援奨励金制度を設けています。
今回取り上げるのは「起業支援」。
地域活性化を目的にした試みの一つで、沼田町に移住してここで法人を立ち上げた場合、資金の一部を助成するというものです。
「沼田町」の起業支援・メニュー
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「沼田町」の観光
沼田町の場所は地図で見ると下記の位置です。
沼田町は言うまでも無く豊かな自然に囲まれた町です。
広大な水田以外にも、牧場や畑、山岳地帯も有しています。
観光では、NHK朝の連続テレビ小説すずらんのロケ地「明日萌の里」やほたる観賞ドーム、オートキャンプ場、温泉等がある「ほたるの里」。四季折々に美しい景観が楽しめる「ホロピリ湖」等。
イベントでは、北海道三大あんどん祭りのひとつである「夜高あんどん祭り」やほたる祭り、明日萌の里フォトコンテスト、等。
特に力を入れてきたのは蛍での町おこしらしい!?
ただ、日経新聞の記事を見ると、この蛍が北海道の外来種規制条例に引っかかるようだ。
本来北海道にはゲンジボタルは生息しておらず、道内では外来種に区分されているそうです。
沼田町は1988年に交流があった本州の団体から20匹譲り受け、90年頃から蛍を使った町おこしに着手し、今ではシーズンになると3万人にものぼる観光客が訪れるほどになっています。
まだ、規制対象と決まったわけではないようですが、指定外来種に指定されると観光面ではかなりの影響を受けざるを得ないようです。
移住定住促進情報「北海道沼田町で社長になりませんか?100万円を助成!」
地域の活性化を目的とした起業支援で、沼田町に移住し商工業の新たな法人を立ち上げる企業家へ最高100万円を助成するというものです。
対象者は以下のようになります。
北海道沼田町に過去1年以内に住所を有したことが無く、新たに沼田町内に法人登記する商工業を創業し、その場所で5年以上事業を営むことを確約し、町税等の滞納が無く、起業後沼田町商工会の会員になるものに限ります。
対象となる経費は・・・
- 法人登記費用等
- 設備費
- 開業に伴う広告宣伝費
- 備品購入費
- その他必要と認められる経費
問い合わせ先・沼田町商工観光課
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