田舎暮らしブログ

田舎暮らしブログでは、田舎暮らしに役立つ情報やニュース、コラムを発信していきます。田舎暮らしに興味のある方はゆっくりご覧になっていって下さい。



田舎暮らしコラム

二地域居住を成功させるには?

2013-10-25T18:00:51+09:00 2013/10/25

二地域居住とは週末や1年のうちの一定期間を田舎で暮らすという生活様式。主に、都会に住む人が対象になります。

田舎暮らし政策は、総務省、国土交通省、農林水産省の3省が主体となり、暮らし方の提案や研究を行ってきました。

それに伴い各地の地方自治体が田舎暮らしに関する支援プログラムを企画したり、旅行代理店が田舎体験ツアーやイベントを開催しています。

二地域居住は国土交通省の研究会が提唱したもので、一時的に滞在する観光等の「交流人口」と「定住人口」の中間的な考え方と位置づけています。

定義付けは以下のようになります。

「二地域居住」とは、都市住民が、本人や家族のニーズ等に応じて、多様なライフスタイルを実現するための手段の一つとして、農山漁村等の同一地域において、中長期(1~3ヶ月程度)、定期的・反復的に滞在すること等により、当該地域社会と一定の関係を持ちつつ、都市の住居に加えた生活拠点を持つこと。セカンドハウスは含むが、避暑・避寒は含まない。

引用元:wikipedia

二地域居住は住民票まで移す移住に比べれば比較的簡単にできそうですが、長続きさせるにはそれなりに大変です。

今回はその問題点や必要となりそうな要素を考えてみたいと思います。

みょうが

 二地域居住を成功させるには・メニュー

スポンサーリンク


 目的意識を持つ

二地域移住に限らず移住にも言えることです。

ただ単に田舎暮らしの雰囲気を味わいたいとか観光気分では長続きしません。

それに地域でもそれほど歓迎されませんから、いつまでも地元に溶け込むことはできないでしょう。

一定期間の居住であっても何らかの目的を持つことは大切なことです。


 体力と気力

特に、ある程度年齢から始める場合は体力が必要です。

これは、目的地を選ぶ場合も考えなければなりません。

あまりに遠い所だと通うのに疲れます。

自分の体力や気力を考え長く続けようと思ったら、居住地から2~3時間位の距離が良いようです。

また、居住地での楽しみ方も考えたほうがいいでしょう。

一年を通じて居るわけではありませんから、ある程度限定されてしまうと思います。

できれば、無理をしないで趣味の延長くらいが良いと思います。


 経済力・費用の問題

二地域居住の場合、原則として一定期間過ごす地で仕事は持ちません。

年金収入や家賃収入等が十分にあれば特に問題ないのですが、退職金や貯金を切り崩して続けるのであれば当然のように限りが見えてきます。

また、居住地で仕事を持っており、週末だけ田舎で暮らすような場合であっても往復の旅費等、余計な出費が出てきます。その辺は予算計画をしっかり立てましょう。


 滞在先選び

冬は暖かい地域で、夏は涼しいところでと考える人は多いと思います。

冬以外、春から秋までの間ずっと住み続けるという人もいるでしょう。

日当たりや湿度、商業施設までの距離や海岸までの距離など、住環境も含めた気候の問題は大切なポイントです。


 人所付き合い・人間関係

二地域居住の場合は、その滞在期間にもよりますが地域に溶け込むのは時間がかかるかも知れません。

自分がよそ者だという自覚を持つことで、謙虚な姿勢や積極的な人付き合いができると思います。


 賃貸契約書を交わす

移住と違って住む家は借りることが多くなります。

空き家を貸す場合、中には契約書は交わさず口約束だけで借りる人も居るかも知れません。

田舎では、家の貸し借りは頻繁に行われません。そのため、貸主が返してほしいと言えば何時でも借主は出て行くと思っている人もいます。

また、家賃を上げるときもいつでもできると思っている人もいるようです。

このように後々トラブルの基になることもありますから、いくら相手の方に嫌がれれても契約書は交わすようにしたほうがいいでしょう。


 関連記事

スポンサーリンク

-田舎暮らしコラム