天城峠にある「天城大橋」から伊豆の踊子「天城隧道」周辺の紅葉と見頃
2013-12-02T18:00:59+09:00 2013/12/02
天城峠とは天城湯ヶ島から賀茂郡河津町へと続く峠のことです。
伊豆の踊子の中では、旅芸人の一座が湯ヶ島から下田に向かう途中の峠になっています。
この小説は一座と旅を同行するうちに、踊子の「薫」に恋をしてしまうという物語。
19歳の川端康成が伊豆に旅した時の実体験が元になっているそうです。
峠の頂上付近にあるのが、川端康成の小説「伊豆の踊子」や石川さゆりの「天城越え」にも登場する「天城隧道」。
「天城隧道」は明治37年(1904年)に完成した、全長約445mのトンネルです。
全てが切り石で造られており、石造道路トンネルとしては日本に現存する最古のものになるそうです。
現在は国の重要文化財に指定されています。
現在も通ることは可能ですが、幅員が非常に狭いため髄道内での車のすれ違いはほとんどできません。
今は、西側に総延長800mの「新天城トンネル」が造られています。
紅葉は天城隧道入口にある「天城大橋」と隧道へと続く旧道周辺が見所になっています。
また、途中には天城山の西部にある「八丁池」に行くこともでき、ここも紅葉の名所になっています。
「天城隧道」周辺の紅葉と見頃・メニュー
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「天城隧道」の場所・アクセス
地図ではこの位置になります。
414号線(下田街道)を南下していくと「旧道」の案内標識が見えてきます。
しばらく行くと右側に「天城大橋」が架けられており、橋の手前から左に行く道が旧道です。
右側に駐車場があります。
写真はクリックで拡大します。
今は紅葉まつりの開催期間中。駐車場に車を置いてここからハイキングを楽しむ人もたくさんいました。
天城大橋周辺の紅葉
橋の下の紅葉がきれいですが少し早いような気がするのは、気のせいか!?
この辺の見頃も11月中旬から下旬位です。
下には滑沢渓谷や道の駅天城越えの方に続くハイキングコースが造られています。
旧道から天城隧道までの紅葉
所々色はついていますが、全体的にはまだ早いかも?
それにしても、麓の湯ヶ島や修善寺はもっと色づいていたのだが・・・
これが天城隧道です。
肝心の写真はピンボケしており、何とか見れたのはこの2枚です(汗)
隧道の前に沢に降りる階段がありました。
この辺は落葉も進んでいるようですが、広葉樹の青い葉っぱもまだまだありました。
ここの紅葉は良く分かりません??
天城隧道の詳細が記されている石碑と案内看板。
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入口にはトイレ、隧道横には遊歩道の入口があります。
ここから八丁池や仁科峠、天城峠などに行けるみたいです。
「江藤延男」追慕之碑
「江藤延男」という人は「天城を守る会」の初代会長だった人です。
功績が認められ、過去に環境省の地域環境保全功労で大臣賞を受賞しているそうです。
「八丁池」へは車で行けない
隧道の途中に「八丁池」へ行く道があります。ここも紅葉の名所です。
駐車場があり、ここから歩いて4,6kmです。
「八丁池」に続くこの道は「下り御幸歩道」という遊歩道らしいい?!このゲートをくぐって行きます。
因みに、「上り御幸歩道」という遊歩道もあるようです。
紅葉マンがいた(笑)